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クワガタ日記 2011-2013

 クワガタの飼育を始めて12年が経過しました。2001年夏からずっと家にクワガタがいます。コクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、アカアシクワガタ、スジクワガタを飼育しています。クワガタを探すため山に行くことが少なくなり、夜に灯りの下でクワガタを見つけています。

2011年3月9日 ノコギリクワガタが成虫になりました。

 部屋の温度が少し温かくなったので、クワガタの幼虫の飼育瓶をあけました。今日はノコギリクワガタのオスとメスを2匹ずつ取り出しました。しばらく飼育瓶をあけなかったので、ヒラタクワガタもノコギリクワガタも死んでしまったものが多く、とても残念でした。寒いので動きはまだ悪いです。2つの飼育ケースに移しました。

瓶を掘りました。 立派に育っています。 メスも元気です。

3月21日 ノコギリクワガタの飼育瓶を開けました。

 残りのノコギリクワガタの飼育瓶を開けました。専用の大きなスプーンで飼育瓶のマットを少しずつ掘り進んでゆきます。瓶の底には蛹室(ようしつ)で羽化した成虫がじっとしていました。まだ体が赤く、目も白っぽい色をしています。
 これでノコギリクワガタはオス6匹、メス4匹となりました。幼虫も1匹いましたので、マットを交換して再び飼育瓶に入れました。4つの飼育ケースにつがいをセットしました。まだ室温が低いので動きが悪いです。

飼育瓶です。 大きなスプーンを使います。
瓶の底にメスがいました。 まだ体が赤いです。 中歯型のクワガタです。

7月23日 ふるさとのクヌギ林に行きました。

 夏休みをとって岡山に帰省しました。夕方、クヌギ林がある裏山に行きました。草が生い茂って歩きにくくなっていて、斜面で足を取られて逆さまに転びました。クヌギの大木が2本根元から倒れていました。1本はヒラタクワガタを捕まえたクヌギでした。
 細いクヌギのウロに小さなコクワガタが2匹いました。

倒れたクヌギの大木 コクワガタのいたクヌギ ウロを探してみました。 小さなコクワガタです。

8月3日 職場の車庫でミヤマクワガタのメスを見つけました。

 夜、仕事の帰りに車庫の隅で小さなミヤマクワガタのメスを見つけました。ホームセンターで買った園芸用の腐葉土をマットにして飼育を始めました。腐葉土の袋には「園芸用以外に使用しないこと」と書かれていたので、クワガタが死んでしまわないかと心配しましたが、10日後も元気にしています。
 その後、外灯の下でノコギリクワガタのメスを2匹見つけたので、ブリードして成虫になったオスと一緒の飼育ケースに入れました。

学名の通り、足にオレンジ色の斑があります。 腐葉土に入れて飼育を始めました。

11月13日 初めてアカアシクワガタの成虫とスジクワガタの幼虫が誕生しました。

 昨年、幼虫となったアカアシクワガタが成虫になりました。6匹の成虫を確認しました。新しく幼虫も育っています。2007年夏にアカアシクワガタに出合い、4年目に初めてのブリードに成功しました。
 スジクワガタの飼育ケースのマットを交換しました。成虫は死んでしまいましたが、幼虫が誕生しました。初めてスジクワガタの幼虫に出合いました。

アカアシクワガタ♂(ブリード) アカアシクワガタ♀(ブリード) 6匹のアカアシクワガタ アカアシクワガタの幼虫 スジクワガタの幼虫

2012年1月14日 ノコギリクワガタとヒラタクワガタのブリードが続いています。

 ノコギリクワガタとヒラタクワガタのマットを交換しましした。継代飼育しているノコギリクワガタには4匹の幼虫が誕生しました。成虫はメスが1匹だけ生存していました。ヒラタクワガタは幼虫と成虫を確認しました。愛媛県で採取したヒラタクワガタは、継代飼育で6年経過しました。

ノコギリクワガタの幼虫 ヒラタクワガタの幼虫 越冬中のヒラタクワガタ♂ 越冬中のヒラタワガタ♀

3月 引っ越ししました。

 2012年3月に引っ越ししました。コバエが出るので屋外で飼育することにしました。ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、アカアシクワガタを飼育しています。飼育ケースは家の北西で直射日光が当たらず、温度が上がりにくい場所を選びました。暑さに強いヒラタクワガタを上の段に、暑さに弱いアカアシクワガタ、スジクワガタを下の段に置きました。

ノコギリクワガタの幼虫

6月24日 外灯の下でヒラタクワガタのメスを見つけました。

 朝、駅に向かって歩いていたら、舗装された道にコクワガタのオスがひっくり返り、たくさんのアリにたかられていました。自然の摂理かもしれませんが、かわいそうなので、つかまえて草むらに逃がしてやりました。生きのびたかどうかは分かりません。暖かくなったのでクワガタに出合う機会が多くなっています。
 夜、駅から歩いて帰宅する途中、外灯の下にクワガタのメスがいることに気づきました。コクワガタよりも胸がつやつやしていたので、ヒラタクワガタのメスだと分かり、捕まえて帰りました。翌朝、早速、飼育ケースに産卵木とマット入れて飼育を開始しました。
 島根では、2009年夏に職場の近くのキャンプ場でコナラの幹のすきまに一度だけヒラタクワガタを見つけました。それからしばらくヒラタクワガタに出合うことはありませんでした。愛媛ではヒラタクワガタを見かけることが多く、島根は少し違っていました。
 愛媛産のヒラタクワガタは継代飼育で7年が経過しました。これから島根産のヒラタクワガタも育てたいと思います。産地による形の違いが分かればおもしろいと思っています。

外灯の下で見つけたヒラタクワガタ♀

7月7日 スジクワガタのブリードに成功しました。

 2010年7月に職場の近くのキャンプ場でスジクワガタのつがいを捕まえ、飼育していました。2011年に幼虫が誕生していることを確認しました。今日、飼育ケースから産卵木を取り出してみると、羽化したばかりの成虫を見つけました。
 2007年夏に初めてスジクワガタに出合い、飼育を続けていましたが、2世を誕生させることはできませんでした。今回、初めてスジクワガタのブリードに成功しました。
 スジクワガタはコクワガタと同じくらいの大きさで、アゴの内歯(うちば・ないし)に特徴があります。とても均整のとれた美しい姿に感動しました。まだ、茶色をしており、しだいに黒い色に変わってゆくと思います。

羽化したばかりのスジクワガタ♂ まだ茶色の体をしています。

7月21日 コンビニの灯りにノコギリクワガタが飛んできていました。

 夜、コンビニに用事があり、帰りにふと足もとを見るとクワガタのメスがいました。そのままだと死んでしまうかもしれないと思ったので、捕まえて帰りました。

ノコギリクワガタ♀

7月22日 岬の近くにミヤマクワガタのつがいがいました。

 中学1年生の息子とハヤブサを見に近くの岬に行きました。カシワの木の周りにカナブンがたくさん飛んでいたので、木に近づいてみるとミヤマクワガタのつがいが樹液を求めてカナブンと争っていました。オスが懸命にカナブンを追い払う間にも、メスはひたすら樹液を吸っていました。ミヤマクワガタは山奥にいると思っていたので、岬の近くで発見したことが意外でした。
 動画を撮影して、YouTubeに投稿しました。

8月19日 ブリードしたスジクワガタはオス2匹でした。

 2010年7月にスジクワガタのつがいを採取し、2011年に幼虫が誕生しました。飼育ケースのマットを交換すると、7月7日にいたオスのほかにもう1匹オスがいました。それぞれ体長は31mmと30mmで黒い色に変わっていました。

2匹のスジクワガタ♂ アゴの内歯(うちば・ないし)に特徴があります。

2013年4月7日 産卵木とマットを交換しました。

 夏に向け産卵木とマットを交換しました。ノコギリクワガタの成虫と幼虫が元気に育っていました。

ノコギリクワガタの幼虫 ノコギリクワガタ(中歯型)♂ 産卵木とマットを交換しました。

6月9日 ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、スジクワガタが元気です。

 夏に向け産卵木とマットを交換しました。ノコギリクワガタの成虫と幼虫が元気に育っています。

ヒラタクワガタ♂ ヒラタクワガタ♀ ノコギリクワガタ♂ スジクワガタ♂

7月20日 川沿いのヤナギにアカアシクワガタのつがいを見つけました。

 以前、クワガタがいた川沿いのヤナギの木に行ってみました。職場から15分ほど川をさかのぼり、民家も途絶えた場所で、標高700メートルほどのところにあります。ここまで来ると川というよりも沢という感じです。道路沿いのヤナギにはクワガタはいませんでした。数年前に植林のために二次林が切り倒され山肌が見えていました。環境が変わってしまったので、クワガタはいなくなったのだろうと思いました。
 川の向こう岸のヤナギをじっと探すと枝に黒い影が見えました。写真を撮って確認すると、赤い脚が見え、アカアシクワガタだと分かりました。アゴが美しい曲線を描いています。最終的に3ペアのつがいを見つけました。

ヤナギにクワガタを発見しました。 アカアシクワガタだと分かりました。

7月28日 愛媛県産ヒラタクワガタの幼虫が13匹になりました。

 愛媛県産のヒラタクワガタが継代飼育をして8年目になります。新たに13匹の幼虫を確認しました。ヒラタクワガタは暑い環境がよく合っているようです。

ヒラタクワガタの幼虫 3令幼虫 ヒラタクワガタ♂

11月30日 島根県産のヒラタクワガタのブリードに成功しました。

 去年6月24日に外灯の下でヒラタクワガタのメスを見つけ、メスだけを大切に飼育していました。秋には幼虫が誕生し、大きな飼育ケースや飼育瓶で幼虫を育てていました。
 今日、マットの交換を行ったところ、オス3匹、メス7匹のヒラタクワガタ成虫を確認しました。初めて島根県産のヒラタクワガタのブリードの成功しました。愛媛県産と島根県産とでは、形に大きな違いがないようです。

ヒラタクワガタ♂ 飼育瓶で育ったヒラタクワガタ♂ 寒いので動きが遅いですがみんな元気です。

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