コクワガタDorcus rectus rectus
コクワガタは身近な林に多く見かけるクワガタです。学名の"rectus"は「まっすぐな、直線の」という意味です。アゴがまっすぐだからでしょうか。他のクワガタに比べて寒さに強く、夏休みが終わり、涼しくなった頃にも見つけられます。とても育てやすいクワガタです。
コナラの幹に小さなオスを見つけました。 幹の間にオスがいました。その向こうにはメスもいました。 クヌギの樹液に集まるオスとメスです。 初めてのブリード(飼育)個体です。(2002年) 灯りに飛んできたコクワガタです。アゴが若々しいです。 羽化直後で茶色をしています。 小さな個体はアゴが小さく内歯も目立ちません。 前ばねの中央に光るスジがあります。 クヌギの朽ち木を崩すと幼虫がいました。
成虫は黒い色が多く、前ばね(かたいはね)が合わさる部分が光っています。メスを見分けるときに役立ちます。大きな内歯(ないし・うちば)が、アゴの付け根と先端の中央より遠くにあります。(ヒラタクワガタの内歯は中央より近くにあります。)
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