スジクワガタDorcus striatipennis
 スジクワガタはコクワガタに似た形をしていますが、アゴの形が少し違います。小さな成虫のオスはコクワガタとの区別が難しいです。メスには前ばねに、はっきりとしたすじがあり、区別は簡単です。コクワガタよりも気温の低い環境を好むため標高の高いところで見つかります。学名の"striati"は「線」、"pennis"は「羽」、という意味です。
小さなクワガタです。 内歯に2つの突起があります。 コナラのウロにかくれています。
コクワガタかスジクワガタか区別が難しいです。 短いアゴと内歯の段でスジクワガタと判別しました。 コナラの樹液につがいがいました。
初めてのスジクワガタの幼虫(2011年) 初めてブリードしたスジクワガタ(2012年)
 大きめのスジクワガタには、2つに分かれた内歯ですぐにスジクワガタだと分かります。小型のスジクワガタは小型のコクワガタと区別が難しいです。小型のスジクワガタはアゴが短く、頭とほぼ同じ長さです。小型のコクワガタは頭より長いアゴを持っています。内歯の位置は小型のスジクワガタは真ん中より前方にあり、コクワガタは真ん中より頭の方にあります。小型のスジクワガタの前羽にはスジがあります.
 涼しい場所を好み、島根県の山中で初めて見つけました。2011年に初めて幼虫まで育て、2012年に成虫まで育てることができました。

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