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クワガタ日記 2006

4月から島根県西部に住むことになりました。西中国山地では里山の向こうの奥山にツキノワグマが住んでいます。「クマに襲われた」と言う人と話をしました。クマに会った時に、「まだ、死にとうないがなあ」と思ったそうです。クマが住む森はすばらしいと思いますし、クマには会いたいですが、襲われたくないので、近くのJAでクマよけの鈴を買いました。山の手入れをする人が少なくなって、里山が荒れたため、クマは奥山からすぐ人里に降りるようになったようです。

桐(キリ)の花の季節が終わる6月上旬です。 とうとう冬が来ました。雪が降ると白黒写真のようです。

越冬したクワガタです。

今年は4種類のクワガタが幼虫と成虫で越冬しています。ネブトクワガタの寿命は3ヶ月ですが、飼育下でオス1匹が生存しています。

種類 幼虫 成虫♂ 成虫♀
コクワガタ 約100匹 多数 多数
ノコギリクワガタ 約15匹 2匹 0匹
ヒラタクワガタ 約15匹 3匹 3匹
ネブトクワガタ 約50匹 1匹 0匹
越冬中のネブトクワガタ

2月12日 ネブトクワガタとコクワガタの幼虫を新しい飼育箱に移しました。

愛南町のネブトクワガタを累代飼育中です。2004年に1匹を捕まえました。その孫の代が育っています。

2004年に捕まえたメス ネブトクワガタ 約50匹のネブトクワガタの幼虫が育ちました。

コクワガタも新しい飼育箱に移しました。

コクワガタ3令幼虫

5月4日 チビクワガタを発見しました。

実家の母がクヌギからチビクワガタを発見しました。クヌギは数年にわたり使用したシイタケ栽培用の榾木(ほたぎ)で、ぼろぼろになって捨てていたものでした。4本の木から約20匹見つかりました。飼育方法が分からないので、そのまま戻してやりました。チビクワガタとマメクワガタはよく似ていますが、生息地が異なることと(マメクワガタは九州南部、四国南部などに生息する)、背中の中央のスジがチビクワガタの方が長いので区別できます。

ぼろぼろになったクヌギからチビクワガタを発見しました。オスとメスは区別がつきません。(岡山県井原市)

6月11日 越冬したクワガタが活動を始めました。

愛南町で誕生したクワガタが越冬しました。ネブトクワガタは飼育環境で1年以上生存しました。

ヒラタクワガタ♂ ノコギリクワガタ ネブトクワガタ

7月7日 雌雄一体のヒラタクワガタが誕生しました。

愛媛県産のヒラタクワガタを飼育瓶から取り出しました。今日は18個のうち8つを出しました。そのうち1匹は、半分づつオスとメスのヒラタクワガタでした。「雌雄一体」と呼ぶようです。左のオスの体はつやがなく、右のメスの体は光っています。触覚や足の長さも違います。

ヒラタクワガタ

7月26日 家のまわりにコクワガタが飛んできました。

とし君がクーラーの室外機の近くでコクワガタのオスを見つけました。家の近くには公園と林があり、そこで育ったのだと思います。

コクワガタ♂

7月29日 25匹のネブトクワガタが成虫になりました。

2004年に愛媛県愛南町でネブトクワガタを捕まえました。その孫の世代が25匹成虫になりました。ネブトクワガタは意外と凶暴で、すぐにけんかを始めました。今年は飼育環境が悪く、オスの体長は20mmでした。

ネブトクワガタ♂

7月30日 高速道路のサービスエリアでノコギリクワガタを見つけました。

山陽自動車道の小谷サービスエリアでノコギリクワガタのメスを見つけました。電灯の下にテントがあり、その上にとまっていました。

ノコギリクワガタ♀

7月31日 山の外灯の下でミヤマクワガタを見つけました。

午後9時頃に、とも君といっしょに山の外灯へクワガタを探しに出かけました。小型のミヤマクワガタを見つけました。

ミヤマクワガタ♂

8月6日 65mmのヒラタクワガタが誕生しました。

愛媛県愛南町産ヒラタクワガタの2世が誕生しました。63−65mmのクワガタが3匹いました。我が家では、これまでの最大のクワガタです。とも君は内歯(ないし)で右人差し指をはさまれて血が出ました。ヒラタクワガタは恐ろしいクワガタです。外国産のヒラタクワガタはもっと恐ろしいかも・・・。

ヒラタクワガタ♂

8月27日 スーパーマーケットの玄関にミヤマクワガタのメスがいました。

夜の8時40分頃、近くのスーパーマーケットに買い物に行きました。玄関に昆虫がひっくり返っていました。手に取ってみると、ミヤマクワガタのメスでした。思いがけないところでクワガタに出会いました。

ミヤマクワガタ♀ ミヤマクワガタの足には3本以上のトゲがあります

8月 息子が夏休みの自由研究にクワガタ・カブトを取り上げました。

息子が夏休みの自由研究にクワガタ・カブトを取り上げました。クワガタを威嚇(いかく)させたり、重い荷物(洗濯ばさみ)を運ばせたりしていました。できあがったレポートは、良くできていました。

威嚇(いかく)させています クワガタの力を測定しています カブトムシの力を測定しています

12月23日 ノコギリクワガタとコクワガタの飼育瓶を開けました。

昨年、幼虫になったノコギリクワガタとコクワガタの飼育瓶を開けました。ノコギリクワガタは成虫のオス2匹、メス1匹と3令幼虫が1匹いました。今年は菌糸瓶を使わず飼育しました。やはり、ノコギリクワガタは菌糸瓶の方が大きな個体になるようです。コクワガタはメスが1匹成虫になりました。家の前で捕まえたオスと一緒にしました。

メスが誕生しました 小歯型のノコギリクワガタ♂ ノコギリクワガタの3令幼虫

12月30日 今年の我が家のニュースに「クワガタ飼育箱からコバエ大発生」がノミネートされました。

今年は飼育箱からコバエが大発生して困りました。夏から秋にかけて飼育箱を開ける回数が少なかったことが良くなかったのだと思います。いろいろなコバエ対策を行いましたが、十分な効果は上がりませんでした。一番効果が高かったのは、屋外で飼育箱を開けてコバエを追い出すという方法でした。
年末に今年の我が家の10大ニュースを家族で決めました。「クワガタ飼育箱からコバエ大発生」がノミネートされましたが、幸いトップテンにはなりませんでした。

体長2mmのコバエ

番外編 カブトムシ

クワガタを探しているとカブトムシもよく見つかります。飼育方法もよく似ています。クワガタよりも発酵が進んだマットや腐葉土が幼虫の食べ物です。カブトムシは卵を産んでしばらくすると、ノコギリクワガタやミヤマクワガタと同じように、秋に死んでしまいます。

5月4日 カブトムシの幼虫を発見しました。

集めた落ち葉が腐葉土になりました。そこからカブトムシの幼虫を発見しました。50センチメートルほど掘り進めて、7匹の幼虫を見つけました。今年もカブトムシの幼虫を飼育します。

集めた落ち葉の山 カブトムシの幼虫を発見

6月16-18日 カブトムシがサナギになりました。

観察しやすいように、カブトムシを飼っているマットを削って、蛹室(サナギの部屋)の天井を開けました。2匹がサナギになっていました。残りの5匹は前蛹(サナギになる前の状態)でした。17日には3匹目がサナギになり、18日にすべての前蛹がサナギになりました。

7匹が蛹室を作りました サナギ♂ サナギ♀

7月2-5日 カブトムシが成虫になりました。

7月2日、最初にメスが羽化しました。前ばね(かたい羽)と後ろばね(うすい羽)があり、前ばねは少しずつ白、黄色、橙色、茶色に色が変わりました。後ろばねは、何度か背中に力を入れて、たたまれていきました。羽から水が出ていました。7匹のカブトムシが元気に成虫になりました。

羽化したメス 成虫♂ 1週間後には立派になった

7月29日 カブトムシの卵を見つけました。

3つの飼育箱にカブトムシのオス1匹とメス1-2匹を入れました。7月29日、飼育箱の中に卵を見つけました。幼虫が誕生するかどうか楽しみです。

羽化したメス

8月29日 カブトムシの幼虫が誕生しました。

カブトムシの飼育箱を見ると1令幼虫がいました。2年ぶりの幼虫誕生です。大事に育てたいです。

カブトムシの1令幼虫 親のカブトムシ♂

9月17日 カブトムシが2令幼虫になりました。

カブトムシの幼虫が2令幼虫になりました。卵をたくさん産んでいました。カブトムシの幼虫用のマットに移しました。

卵がたくさんありました 2令幼虫に成長しました

11月5日 カブトムシのマットを交換しました。

約50日ぶりにカブトムシのマットを交換しました。2令幼虫と3令幼虫に成長していました。古いマットに新しいカブト用のマット10リットルを入れて、飼育ケースを2つに分けました。幼虫から育てた7匹のカブトムシが成虫になり、17匹の幼虫が誕生しました。

17匹の幼虫が成長していました 2つの飼育ケースに分けました

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