ネブトクワガタAegus laevicollis
 ネブトクワガタは最大でも3cmほどのクワガタです。ずいぶん小さなクワガタですが、アゴが円を描くように丸く、内歯が美しい形です。島根県の「しまねレッドデータブック」に「情報不足 Data Dificient」の区分に挙げられています。
コナラの根元で捕まえたメス(2004年) クヌギの幹にいたオス(2004年) 初めて産まれた幼虫(2004年)
3令幼虫に成長した幼虫 繭玉(まゆだま) 息子の指にとまったブリード成虫です。均整がとれています。
 愛媛県愛南町で、コナラの根元にいたネブトクワガタのメス1匹を採集しました。アゴの形と触角でクワガタであることは分かりましたが、何のクワガタか分かりませんでした。そのクワガタが産卵して、次世代のクワガタを見た時、初めてネブトクワガタだと分かりました。
 
オス2匹はクヌギの幹で見つけました。ずいぶん小さなクワガタでした。
 ネブトクワガタの幼虫は、カナブンと同じように、繭玉(まゆだま)を作って、その中でサナギになります。マツの朽ち木からも見つかる、と本に書かれています。
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