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クワガタ日記 2009

 2009年は、夏にノコギリクワガタとアカアシクワガタがたくさんいるヤナギを見つけました。夏の後半は、山に出かけることが少なくなり、飼育しているクワガタの管理が中心でした。また、ミヤマクワガタが産卵し、幼虫が育っています。初めてのミヤマクワガタのブリードに挑戦しています。

2月1日 カブトムシの幼虫のマットを交換しました。

 2006年5月に帰省したとき、集めた落ち葉が腐葉土になっていました。その中を掘り返してカブトムシの幼虫を見つけました。
 その子孫を続けて飼育しています。昨年マットに移した幼虫は元気に育っていました。飼育箱の中は幼虫のフンがたくさんあり、おなかをすかせていたのだと思いました。奈良オオクワセンターからインターネットの通信販売で購入したカブト用のマットに入れました。飼育箱は「Qボックス」というのを使っています。
 梅雨の頃には立派な成虫になっていると思います。今年は蛹室(ようしつ)をこわさないように、成虫になるまで掘り返さずに、がまんして待とうと思います。

カブトの3例幼虫が7匹いました。 2つのQボックスに分けました

3月4日 幼虫のマットを交換しました。

 幼虫のマットを交換しました。ノコギリクワガタのメスが1匹、成虫になっていました。去年、成虫になった越冬中のオスがいる飼育箱に入れました。ノコギリクワガタの3令幼虫が2匹と、ヒラタクワガタ3令幼虫が5匹になりました。ノコギリクワガタの幼虫はヒラタクワガタの幼虫よりも細い体で、頭が赤っぽく見えました。ヒラタクワガタの幼虫の頭はコクワガタと同じように黄色っぽい色でした。
 越冬したコクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタの成虫には、冬眠から覚めたときのために、マットを加湿して新しいゼリーを置きました。

ノコギリクワガタ♀ ノコギリクワガタ3令幼虫 ヒラタクワガタの3令幼虫
越冬したコクワガタ♂ 越冬したノコギリクワガタ♂ 越冬したヒラタクワガタ♂

4月29日 幼虫のマットを交換しました。

 少しずつ暖かくなり、時々ゼリーを交換しいます。ヒラタクワガタは少しゼリーを食べていました。コバエが多いマットを交換しました。

コクワガタ♂ コクワガタ♀ ヒラタクワガタ♂

5月10日 フジを探しに山に登りました。

 息子の理科の授業で、フジの花の観察をすることになり、フジの花を持ってくるという課題が出ました。裏山のフジの花は終わっていたので、近くの山に探しに出かけました。山頂付近に白いフジの花の房を見つけて大変喜びました。
 この季節のフジには、フジ(藤)とヤマフジ(山藤)があり、フジは左巻き(反時計回り)に巻き付き(上から見ると時計回り)、ヤマフジは右巻きに巻き付くので、区別ができるそうです。フジも奥が深いと思いました。

白い花のフジです。

5月22日 今シーズン初めてのクワガタです。

 夜、家に帰ると玄関にクワガタがいました。土の中から出てきたように、土が付いていました。背中の中央が光っており、色、大きさ、頭・胸・腹のバランスから、コクワガタのメスと判断しました。早速、飼育ケースに入れて、冷蔵庫にあったリンゴを一緒に入れました。

息子の指にとまらせたコクワガタ♀

6月7日 愛媛県産のコクワガタを継代飼育しています。

 愛媛から島根に来て4年目の夏を迎えます。愛媛県愛南町で捕まえたコクワガタが子孫を残しています。マットを交換すると成虫のつがいと幼虫がいました。マットがかなり悪い状態でしたので心配しましたが、まだ続けられそうです。愛媛県産のヒラタクワガタとともに育てています。

コクワガタ♂と3令幼虫

6月14日 近くのキャンプ場でクワガタに出会いました。

 今シーズン初めて、近くのキャンプ場へ行きました。クマよけの鈴を鳴らしながら歩きました。樹液の甘いにおいに、アリやスズメバチが集まっていました。大きなコナラの木がたくさんあり、樹液が良く出ています。立ち枯れの木や倒木があり、クワガタの幼虫が育ちそうな良い環境です。いかにもクワガタに出会えそうな森です。ウロをのぞくと、クワガタがいました。

クマよけの鈴を鳴らします。 樹液から泡が出ています。 スズメバチもいます。 幼虫の餌の朽ち木でしょうか。
大きなコナラです。 立ち枯れています。 コナラのウロにクワガタがいました。

6月27日 近くのキャンプ場でたくさんのクワガタに出会いました。

 午後2時頃に近くのキャンプ場へ行きました。今日は今年一番の高い気温で、たくさんのクワガタに出会いました。ミヤマクワガタのオス、ヒラタクワガタのオス、ノコギリクワガタのオス、コクワガタのオス、スジクワガタのつがいがいました。どのクワガタも樹液の出ているところに集まっていました。

ミヤマクワガタ♂ ヒラタクワガタ♂ 小さいノコギリクワガタ♂ コクワガタ♂ スジクワガタ♂・♀

6月28日 息子と一緒にキャンプ場へ行きました。

 夕方、小学生の息子と一緒に、いつものキャンプ場へ行きました。コナラの根元にノコギリクワガタのオスがいました。捕まえて、家に持って帰りました。去年、誕生したノコギリクワガタのメスと同じケースに入れました。次の世代の誕生が楽しみです。
 樹液にメスのクワガタがいました。息子は「足に斑点がある。捕まえよう。」と言っていましたが、私はコクワガタのメスだと思って、写真を撮って帰りました。改めて写真を見ると、前足の付け根にオレンジ色の斑点があり、体も茶色で、ノコギリクワガタかミヤマクワガタのメスだと思います。息子の方が一枚上手でした。

ノコギリクワガタ♂ ノコギリクワガタ?、ミヤマクワガタ?

7月5日 成虫になったノコギリクワガタとヒラタクワガタです。

 飼育瓶から成虫になったクワガタを取り出しました。ノコギリクワガタはオスとメスが1匹ずつ成虫になりました。オスは62mmと大きく成長していました。ヒラタクワガタはオス2匹とメス1匹が成虫になりました。ヒラタクワガタのオスは55mmと大きめの成虫と40mmの成虫でした。
 他の飼育ケースを見てみると、羽化不全を起こし、前ばねがお腹の方で縮んでいる小型のヒラタクワガタのオス(35mm)がいました。本当にかわいそうな感じで、他のクワガタと別のケースに入れました。自然界では淘汰されるでしょうが、大切に飼育したいと思います。

ノコギリクワガタ♀ ヒラタクワガタ♀
ノコギリクワガタ♂(62mm) ヒラタクワガタ♂(55mm) 羽化不全を起こし、前ばねが伸びていないヒラタクワガタ♂(35mm)

7月11日 息子たちと灯火採集をしました。

 翌日が日曜日だったので、息子たちと山の谷にかかる橋の外灯など3か所に行きました。コクワガタのオスとメス、ノコギリクワガタのメス、ミヤマクワガタのメスを見つけました。ノコギリクワガタのメス2匹とミヤマクワガタのメス1匹を採集しました。ミヤマクワガタのブリードは成功したことがなく、今年もミヤマクワガタのブリードに挑戦したいと思います。

コクワガタ♀ コクワガタ♂ ノコギリクワガタ♀ ミヤマクワガタ♀

7月19日 川沿いのヤナギにアカアシクワガタとノコギリクワガタがいました。

 小雨が降っていましたが、去年、スジクワガタがいた川沿いのヤナギまで、下の息子といっしょに行きました。アカアシクワガタやノコギリクワガタがたくさんいました。アカアシクワガタもノコギリクワガタも大きなオスがいました。どちらもアゴがとても立派でした。アカアシクワガタのアゴは内歯(うちば・ないし)が3つあります。ノコギリクワガタのアゴは流線型をしていて内歯がたくさんあります。
 アカアシクワガタのオス3匹とメス2匹を捕まえました。雨傘を逆さまにして、木から落ちてくるのを受けて捕まえました。今年こそアカアシクワガタのブリードを成功させたいと思います。ノコギリクワガタのつがいも捕まえました。

アカアシクワガタのつがい アカアシクワガタ♂ アカアシクワガタのアゴ ノコギリクワガタ♂ ノコギリクワガタのアゴ

8月2日 川沿いのヤナギを見に行きました。

 中学生になった上の息子と一緒に川沿いのヤナギを見に行きました。ノコギリクワガタとアカアシクワガタがたくさんいました。驚いたノコギリクワガタはヤナギの枝から飛び、急いでデジカメのシャッターを押しました。ノコギリクワガタのつがいを捕まえて帰りました。

ノコギリクワガタ♂(65mm)
ノコギリクワガタ♀
ヤナギの枝から飛ぶノコギリクワガタ 交尾中のノコギリクワガタ

8月19日 ノコギリクワガタの卵を見つけました。

 採集したノコギリクワガタを飼育しているケースの底に卵を見つけました。このケースには今年、捕まえたオス1匹とメス2匹を飼っています。

ノコギリクワガタの卵

9月23日 ミヤマクワガタが卵を産みました。

 7月に灯火採集で捕まえたミヤマクワガタのメスを2匹飼育していました。マットを交換するときに、卵を5つ見つけました。ミヤマクワガタの卵は6年前に1度だけ見ました。これまで成虫まで育てたことはありません。
 ミヤマクワガタは高温では産卵しないと、他のウェブサイトで知りました。そこで、直射日光が当たらず、風通しの良い屋外にケースを置き、ケースの底を水で浸し、ぬれた手ぬぐいケースの上からかぶせていました。

卵を産んだミヤマクワガタ 5つの卵を確認しました。

9月25日 ノコギリクワガタが孵化しました。

 ノコギリクワガタの飼育ケースの底に幼虫を見つけました。順調に成長しています。

ノコギリクワガタの1令幼虫

10月18日 ノコギリクワガタの幼虫を飼育瓶に入れました。

 ノコギリクワガタの飼育ケースから幼虫を取り出しました。産卵木やマットに合計15匹の幼虫がいました。近くのスーパーで昆虫マットを買いました。洗って保管していた菌糸瓶に加水したマットを固くつめて、1匹ずつ幼虫を入れました。入りきらなかった幼虫は、成虫と一緒に飼育ケースに戻しました。

ノコギリクワガタのメス 産卵木にいる2令幼虫 15匹の幼虫がいました 近くのスーパーで買ったマット 洗って再利用した菌糸瓶

11月15日 ミヤマクワガタの幼虫を確認しました。

 ミヤマクワガタの卵3つを瓶に入れて、玄関の下駄箱の下に置いていました。今日初めて幼虫を確認しました。順調に2令幼虫に成長していました。

ミヤマクワガタの2令幼虫

12月16日 再びノコギリクワガタの幼虫を取り出しました。

 飼育ケースにいたノコギリクワガタの幼虫を再び取り出しました。メスは死んでしまっていましたが、12月だというのに、オスが木の陰にじっと隠れていました。ノコギリクワガタの幼虫は、先月、飼育瓶に入れた幼虫と合わせて33匹になりました。

3令幼虫
2令幼虫 飼育瓶を整理しました

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