テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進

だいたい日刊・ラテ欄ニュース 2月16日〜29日


2月29日(日曜) 「前」

18:00(テレビ朝日系)

「隠れ家ごはん」

隠れ家ごはん 秋元康
ひばり秘話

友達の家で頂く味噌汁は具が多い。
と思っていたら、単にウチが質素過ぎるだけだということに気付いた29の春。

「隠れ家ごはん」は、ゲストの思い出の味を、本人のレシピを参考に再現して食べて頂くという番組。
前にやっていた番組が「ワタシだって寝てないんだよ!問題」(覚えてるかな?○○乳業)で敢え無く打ち切りになった「料理バンザイ」だっただけに、どうしても比較してしまう。
実際に見ると分かるが、「他人の思い出の料理=作ってみたい料理」という図式が成り立たないのが苦しい。

今回のゲストは、忘れた頃にテレビに出てくる「人間界の超能力学園Z」こと秋元康さん。
未だに80年代のニオイがプンプン漂う。
秋元さんは羨ましいくらい前向きな方。
以前、ラジオに出演した時のこと。
秋元さんといえば、「おニャン子クラブ」を始めとして数々のアイドルをプロデュース。
ところが、中には泣かず飛ばずだった人も多数「いらっしゃる」
本当ならプロデューサーはヘコむところだが、秋元さんは違う。

「アイドルが150位だったとしても、『オレがやったから150位までいったんだ』と思うので、ハズレとは思ってない」とのこと。

あ、ムカついても座布団を投げないで下さい。座布団を投げないで下さい。
「川の流れのように」とか「おニャン子クラブ」とかが当たったからなんとでも言える。
そこが羨ましいというか悔しいというか。

※デーブスペクターさんは「おニャン子クラブ」がうまく言えず、「おシャン子クラブ」と呼ぶ。


今日の「心配」

何もない田んぼの真ん中にコンビニができると、つぶれるんじゃないかと不安になる。




2月28日(土曜) 「興味」

25:45(フジテレビ)

「ダリアンガールズ」

どこかで見たような番組なのに「全く新しい番組!」とかいって煽られると切なくなる。

無理しなくても素直に「パクリました」と言えばいいのに。
そんな煽りを作ってる「カテイ」で「魔法」は生まれない。
おっと、余計なヒントを言ってしまった。

「ダリアンガールズ」をご存知だろうか?
漢字交じりに書くと「大連ガールズ」
某芸能事務所が結成した「十五人」の「女子」からなるグループ。
あれあれ?このキーワード、どっかで聞いたコトがあるぞ・・。
簡単に言えば「女子十二楽坊」の○クリ。

「女子十二楽坊」が「クラシック」なのに対し コチラは「プロレス」と「歌」
詳しく知りたい人は周りのプロレスファンに聞いてみよう。
多分、良い答えは返ってこないと思うけど。

「ダリアンガールズ」はそんな「女子十五プロレス音楽坊」を紹介する番組。
ポイントは、毎回試合会場でチラチラ映されるガラガラの客席(パイプイスも寂しそう)とメンバーのあるのかないのか分からないやる気。

今日はメンバーのうち2人(日本語は喋れない)が登場。
進行役の浜口順子さんと心理テストをするという企画なのだが、メンバーの二人が見事なぐらい「やる気ゼロ」。
「恋愛の心理テスト?全然キョーミないです」
との「まさかの一言」(しかも無表情)に浜口順子はオロオロ。
恐ろしいほど不毛な空気が漂う中、浜口さんは「まあ、興味をもってくださいよ」と言ってムリヤリ参加させることに。
しかし、なにしろなんにも興味のない二人。
会話が盛り上がるワケもなく 逃げるような勢いでコーナー終了。

すっかりKOされた浜口さんは「この企画、持ってきたのが失敗でしたね」という、まっとうな一言を残して終わっていた。

※「やらされてる感」がプンプン漂う。



今日の「とある限られた人へのメッセージ」

「クモハ」の説明をされたところで困る。




2月27日(金曜) 「方向性」

8:00(テレビ東京系)

「ぐっどもーにんぐゲッツ」

古本屋で「ボキャブラ天国」時代に発売されたお笑いタレント本を見ると、10年たった今、誰が消えてるか確かめる。

某マネージャー曰く、売れる、売れないは収録後に分かるという。
「収録が終わった後に いつまでも楽屋に残って他の芸人(タレント)とだべっているような若手は長続きしない傾向がある」とのこと。
長年の経験から悟ったことだとか。
何かの参考に。

「ぐっどーもーにんぐゲッツ」は文字通り ダンディ坂野さん出演の番組。
どういう番組か?
いや、「どういう番組か?」と聞かれても 全く答えようのない、何を目指しているのか分からない番組。
基本は、ダンディさんと田上よしえさんが幼稚園に行って 園児と遊ぶというもの。
ホントに遊ぶだけの企画。
別に「おかあさんといっしょ」みたいにダンディさんが童謡を歌ったり、「ポンキッキーズ21」(←「21」って・・)みたいに「あれ?まだやってたの?」的なものでもない。
ホントに遊ぶだけの企画。

ある週では紙飛行機を製作。
みんなで折って飛ばそうというもの。
ところが、ここで問題が起きてしまう。

紙飛行機の出来具合だ。
特に名人を呼んできて折り方を教えてもらうワケではないため、本当に手作り。
するとどうなるか?
みんな揃って「飛ばない」。
見かねたダンディさん。
「みんなの紙飛行機は飛んだかな?」というダンディさんの苦しいまとめ方が寂しく響き渡る。

ちなみに、ダンディさんはいつもどおりにテンパっているため、困ったら「ゲッツ!」をやって切り抜ける。
ただ、今や「ゲッツ」に対しても子供が無反応なのが気になるが・・・。

※この番組、コンセプトがなさ過ぎる。


※(追加ニュース)昨日の「ジャスト」にて。
「若村麻由美さん結婚」のVTRのあとで映像がスタジオに切り替わった瞬間、きよ彦が思いっきりアクビをしていた。



今日の「とある限られた人へのメッセージ」

11万画素でもいいじゃない。




2月26日(木曜) 「ムリヤリ」

15:55(日本テレビ)

「汐留スタイル!」

汐留スタイル!ディズ
ニー勢揃い豪華記念日
お部屋改装

ディズニーファンの人に「年間パスポートを持っていて 去年は何回ディズニーランドに行った」と言われたところで「ふ〜〜ん」としか返しようがない。

「汐留スタイル!」は「冬なのに、さまぁ〜ず」ならぬ「汐留なのに麹町」な番組。
一言で言えば、「王様のブランチ」と「はなまるカフェ」と「ジャスト」と「あしたまにあ〜な」を足して4で割ったような番組。
「おや?これ、どこかで見たことあるぞ」という内容のコーナーが続々と登場する。
でもオトナだから言わない。
「お部屋改装」を「お部屋改造(byジャスト)」にしてないところが唯一の救い。

疲れる。
この番組は見ていてホントに疲れる。
誰が見てんだ?
私はガマンして見たが。
理由は明白。

スタッフが笑いすぎ。

司会が言ったことに対して、別に笑うところでも何ともないのに いちいち笑う。
しかも「のどチンコ」を放り投げるような勢いで「ゲラゲラ」笑う。

別の番組でさんまさんは「おかしくもないところで スタッフが無理してでも笑っているのを見るのが一番ムカつく」とこぼしていた。
スタッフによる「ウソ笑い」が多ければ多いほど 視聴者は冷める。(編集で笑いを足している番組を含めて)

昔に放送された某お笑い番組でのこと。
お客さんを前に 漫才のネタを披露する番組で悲劇は起こった。
某漫才師がネタを披露。
しかしこれがウケなかった。
そこでスタッフは編集で笑いの音を足した。
ところが・・・
スタッフはものすごく重大なミスに気付いていなかった。

セットの舞台の後ろには大きな鏡が設置してあって客の反応が映るようになっていた。
カンの良い方はお分かりだろう。
客は全く笑っていないのに 笑い声だけが「ゲラゲラ」起こっているという奇妙な映像になってしまったのだ。
まさしく怪奇現象。
まさかのミステリー。

※「汐留スタイル!」にはレポーターとして「ブラン娘」ならぬ「オトメちゃんず」が登場。
実際は平均年齢が高くて「乙女」とは言えない人がゾロゾロ出てくるのにはビックリ。



今日の「別に書かなくてもいいんですけど」

運動会に呼ばれた来賓は 特に何もすることなく退屈にしているので、呼ばないほうがいいと思う。





2月25日(水曜) 「攻守」

13:30(フジテレビ系:東海テレビ製作)

「牡丹と薔薇」

テレビ番組で視聴者プレゼントのあて先を紹介する時に、「『車が欲しい〜〜〜〜の係』まで送ってくださ〜〜い」と真顔で言われると腰が抜ける。

以前はこんな「聞いた後で胸焼けのするフレーズ」を堂々と言いのける番組が何食わぬ顔で存在していたが、最近はめっきり少なくなった。
めでたしめでたし。

「牡丹と薔薇」は「どろんどろん」で「ねちょねちょ」で「すっちゃかめっちゃか」界の最上級メロドラマ。
もう、「憎悪」とか「嫉妬」とか「骨肉の争い」とか、知らなくてもいいような言葉が好きな人にとっては前のめり。

ゴールデンにも進出した「真珠夫人」以来の大ヒット。
それもそのはず。
脚本が「真珠夫人」と同じ中島丈博さん。
制作発表の段階から「『真珠夫人』のドロドロ物語とはまた違った、味の違う姉妹間のドロドロをやりたい」と、意気揚々。

で、注目は主人公の薔薇(ヒール役)から「これでもかこれでもか」と容赦なく発せられる「負の香り」が漂うセリフ。
イメージ的にはこんなセリフ。

気に入らない男の出現に「この ブタ野郎!」「この イノシシ男!」
やられ役の牡丹にケガをさせた後で牡丹の頬をつねりながら「バラのトゲが刺したのよ。フフフ・・」
その他「可愛げのない子供ね。人がいい思いをさせてあげようと思ってるのに・・」
「まァ〜、なんてキタナい人間なのかしら・・」
「私のストッキング、脱がせなさいよ!」
などなど。

一方的に罵声を浴びせられるという点で、オトナの「ハウス子供名作劇場」といったところか。

全部で60回放送。
まだ半分も終わってない段階だが、この後も「人が人生のうちに受けるひどい仕打ちが総登場」するとのこと。
既にレイプシーン、殺人未遂シーンなどがわんさかわんさか登場している。

脚本家はSに違いない。
だとしたら、見終わった後に妙な好感を抱いてる人はMということになる。
放送が終わる1時57分頃、近所の奥さんの反応や いかに。

※番組では劇中歌のCDをプレゼント。
あて先に「牡丹と薔薇係」と書かないといけないことになっていた。
さあ、奥さん、辞書ですよ辞書。



今日の「別に書かなくてもいいんですけど」

「散歩」のことを いちいち「ウォーキング」と言っている人を見ると、やり場のない「もどかしさ」を感じる。





2月24日(火曜) 「鼻」

25:15(NHK総合)

「わたしはあきらめない」

全校朝礼の時に生徒が騒がしいと、「まだ先生の話を聞いていない人が 3人います」と言ってくる先生がいた。

今でもいるのだろうか?
今の子供にそんなコトを言ったら「そんな子供だましはやめてくれ」と言われそうだ。

「私はあきらめない」を見ていると、司会(というか、ほとんど進行してないんだけど)の長嶋一茂さんの奇妙な存在に気付く。
この番組は、色々と苦労をしてきた有名人に、体験談を切々と語ってもらう番組。
ハッキリ言って スゴイ番組。
何がスゴイか?
一応 長嶋さんは司会なのだが、30分の番組とは思えないほど「何もしない」のだ。
相槌も打たないし、表情ひとつ変えない。
たまに、「寝てるんじゃないか」と思う時があるほど。

普通、トーク番組といえば、「Gきげんよう」のK堺さんのように 空回りしながらもなんとかして盛り上げようとするのだが、長嶋さんにはその余計なサービス精神がない。
ただ、唯一の救いは、もう一人の司会の安倍みちこさんが「ほぉ〜〜〜」「そうなんですか・・」と小声ながら(それでも小声ね)トーク番組らしい相槌を入れている点。

ではなぜ長嶋さんなのか?
ゲストのラインナップを見れば分かる。
山本完斎さん、ピーコさん、和田アキ子さん、柴田理恵さん、宮川花子さん・・などなど。
そう、合いの手を入れなくても 元々自分から喋る人を選んでいるのだ。
喋る司会者&喋るゲストは火に油を注ぐようなもの。
逆に司会者が喋るのにゲストが喋らないと 司会者先行になってしまって、ゲストが出ている意味がなくなる。
・・・だから長嶋さんは喋らなくてもいいのだ。
なるほど。

もっとも、たまに映った時に長嶋さんが鼻を思いっきり触っている時があるのはどうかと思うが。

※この番組のゲストの号泣率は高い。
自分で喋っているうちに、泣いてしまうゲスト多数。
それでも長嶋さんは鼻を触ってる。
それでいいのだ。
司会に空回りされるよりは。



今日の「やさしさ」

「NHK歌謡コンサート」のエンディングで小林幸子さんが紅白の「衣装」で登場。
それを見た森進一さんが「気をつけて」と衣装に向かって言っていた。
この一言は「深い」。




2月23日(月曜) 「春」

4:00(フジテレビ)

「めざにゅー」

駅の喫煙コーナーで一人でタバコを吸っている女性は大抵、難しそうな顔をしている。
本来なら至福の時間のハズなのに。

「めざにゅー」はフジテレビのみの放送。
注目は、番組全体に漂う「おっとり」感。
メインの杉崎美香さん(実は元信越放送のアナウンサーだったんですってよ、奥さん。上京してまだ半年)がおっとりしているだけでなく、お天気の戸部洋子さんも石本沙織さんもおっとり。
オープニングの挨拶も「今 お目覚めの方も、これからお休みになる方も『めざにゅー』のお時間がやってきました」と、朝なんだか夜なんだか分からないような生活をしている者にとっては嬉しい一言。

おっとりしているのはキャスターばかりではない。
番組全体が良くも悪くもおっとりしている。
まず、「今日のわんこのリピート放送」
半年前くらいの放送のものを再放送。
「あれあれ?予算削減?感」が漂うが、相手は犬なので見ていて許せる。

次に、CMに行く前のカット。
「めざにゅー」は、街にいた一般の方に「めざにゅー」と言ってもらった映像のあとにCMにいく構成。
問題はその映像。
なぜかいつもビックリするくらい映像が悪いのだ。
またまた「あれあれ?予算削減?感」が漂う。
家庭にあるようなカメラで撮っているから仕方ないにしても、日によってはバリバリの逆光で、せっかくの顔も真っ黒という日が少なくない。

「いや〜〜、おっとり、いや、うっかりしてました」という感じなのかもしれない。
まあ、以前この枠で放送していた「マッキー(牧原アナウンサー)の 朝からマジック」を見せられるよりはマシだが。

そんなことを思っていると とんでもないことが起こった。
起こしてしまったのは お天気の戸部さん。
「どんな時に春を感じるか」という、アリアリな話題の時のこと。
真顔で一言。

「ワタシは、ネコの鳴き声が大きくなった時に 『春だな〜』って思います」

聞いたか 相棒。
ビックリしてお台場が陥没するんじゃないかと思うような、意味深過ぎる発言。
福井謙二アナウンサーの咳払いが日本じゅうにこだまする勢いのチカラをもっていた。

特に意味はないんだろうけど・・・・ないことを祈る。

※ウラで日本テレビ系では「ニュース朝イチ430」を放送しているが、明らかにキャスターの年齢層が上。
ただし、「めざにゅー」に比べてメインキャスターがなんとなく夜っぽいフェロモンを放出している。



今日の「別に書かなくてもいいんですけど」

以前、ニュースで最後の牛丼を食べていた人が映っていたが、今頃 後悔してるんじゃないだろうか




2月22日(日曜) 「監督」

17:30(ラジオ:ニッポン放送)

「タモリの週刊ダイナマイク」

タモリ 私も乗って
ます!鉄道王タモリ
の東横線の謎大特集

自分が降りた駅で自分以外に誰も降りないと、不安になる。

山口線に「本俣賀(ほんまたが)」という駅があるが、その駅の一日の平均乗降客数は6人だそうだ。
鹿児島に飛んでくるツルの数よりも少ない。

今日の「タモリの週刊ダイナマイク」は、東横線特集。
東横線(東京‐横浜)といえば、タモリさんがこっそり乗っている路線として有名。(「タモリさんファンの間では」という前置詞があることが前提)
タモリさんはいつも運転席のすぐ後ろからひっそりと運転台の様子を観察。
運転席の真後ろといえば、マニア(NHKふうに言い換えれば「鉄道愛好家」)がリュックの重さも忘れて瞳孔を全開にさせるゾーン。
鉄道愛好家からすれば、自分の隣りにタモリさんがいたとしても、自然に愛好家同士として話が盛り上がりそう。

「『学芸大学(駅)』は、昔は『碑文谷(ひもんや)』」といってたんだよ。
あそこには池があって、碑文谷公園には貸しボートがあるんだよ」
・・・早くも通向けのタモリさんワールド全開。
「で、隣りに『マッターホルン』という店があって、そこのモンブランが・・うんまいんだよ〜」
時間も仕事も忘れて心地良さそうに語るタモリさんの口調を 文章ではうまくお伝えできないのが残念。

ところで、電車のビデオを見たことがあるだろうか?
「電車でGO」のゲームのない実写版といった感じで、車窓の風景が延々と映し出される。
タモリさんとってには電車のビデオに関して納得いかないことだらけ。

タモリさんからの要望としては・・
・お願いだから、ずっと車窓だけを映してて欲しい。(お願い度50)
          ↓
・途中で運転手のどアップの映像とかはいらない。(お願い度70)
          ↓
・途中で、乗降客の乗り降りの様子を映した映像もいらない。(お願い度80)
          ↓
・・・で、お願いだからオレに撮影させてくれ。(お願い度100)

ぜひ タモリさんにビデオ撮影の監督をさせてあげてください。
好奇心が前のめり。

※タモリさんが大好きな「電車の話」「船の話」「地図の話」が聴けるのは「週刊ダイナマイク」だけ!!



今日の「気分はおじいちゃん」

「計算機」を「電卓」というと、急にトシをとった気分になるよ。
やってみよう。




2月21日(土曜) 「貫禄」

0:15(NHK総合)

「バラエティー 生活笑百科」

 生活笑百科
マギー四郎

格闘技や相撲を見る時は 客席に芸能人が座っていないか 探す。

ちなみに六本木の「ドン・キホーテ」には「芸能人VIPルーム」があって、芸能人はその部屋に行くと座って「注文」するだけで店員が商品を持ってきてくれるそうな。
ナインティナインの岡村さん曰く「なんか違う」
「プロ野球カード」を集めている人がプレゼントに「プロ野球チップス」を箱ごともらっても嬉しくないのに似ている。

「バラエティー 生活笑百科」は「法律番組」の元祖の元祖。
以前、日本テレビの「行列のできる法律相談所」がフジテレビの「THE ジャッジ」にマネされたされないなどと騒いでいた時に、その「ご様子」を上からダマって見守っていた番組。
さすがにNHKだけあって口を挟まなかった。
この前までは。

昨年の秋にNHKで放送された「テレビ50年」の記念番組でのこと。
その日は「連想ゲーム」や「クイズ面白ゼミナール」(わからない人はお父さんに聞いてみよう)など、NHKが生んだ名バラエティー番組を紹介。
で、問題は「生活笑百科」の紹介になった時に起こった。
「現在 複数放送されている法律番組の元祖・バラエティー生活笑百科・・・」

聞いたか 相棒。
「元祖」
この、たった漢字2文字がNHKの「気持ち」を全て表している。
「パクった、パクられた」なんちゃらかんちゃらよりもはるかに大きい破壊力。

何が起ころうと「元祖」は今日もドッシリと構えて放送をしているのであった。
まさに貫禄。
ステキ。

※この番組も客席の高齢率が高い番組。(「笑点」よりも高め)
ADさんに煽られて全身の力を込めて必死で拍手をしている様子が伺える。

※フィリップを持つアシスタントの方はいつも満身の力で必死に笑顔を作っている点がツボ。



今日の「てっぺん」

会議のシメに「みんな、イイこと言ったよ」と言うと自分がエラくなった気分を味わえるよ。
やってみよう。




2月20日(金曜) 「オトナ」

24:15(テレビ朝日:地域によって放送日が異なる)

「タモリ倶楽部」

タモリ倶楽部 夜の擬
音擬態辞典

人がやった手柄でも「オレがやりました」というような顔をしている人を見ると ヤキを入れたくなる。

そういう状態を「オレがオレが詐欺」というらしい。
でも「ちゃんと、見ている人は見ているもの」なのだ。
ホントかどうかは知らんが。

今日の「タモリ倶楽部」は、いろんなエッチな動作に擬音語をつけてしまおうという企画。
良い子のみんなならラテ欄に「夜の」という一語がついているのを見ただけで、「今週はエッチ系だな。ムフッ」と推測するはず。
昔、ラジオで伊集院さんが話していた「夜の」「オトナの」「団地妻」の法則というものがある。
カンのいい人ならお分かりだろう。
ごくフツーの単語でも「夜の」「オトナの」「団地妻」をつけただけで あ〜ら不思議、あっという間にエッチそうな単語の出来上がり。

例えば・・
「運動会」→「夜の運動会」「オトナの運動会」「団地妻運動会」
「騎馬戦」→「夜の騎馬戦」「オトナの騎馬戦」「団地妻騎馬戦」
「肉まん」→「夜の肉まん」「オトナの肉まん」「団地妻肉まん」
「哀川翔」→「夜の哀川翔」「オトナの哀川翔」「団地妻哀川翔」
冗談はこのへんにして。

話は戻るが、今週のゲストは ガダルカナルタカさん(進行役)、山田五郎さん(ウンチク役)、室井佑月さん(顔と発言のギャップで視聴者をビックリさせる役)

で、注目はタカさんの「タモリさんにとって最高の聞き役に徹する」立ち振る舞いぶり。
タカさんは基本的にタモリさんの冗談にツッコミをいれない。
笑って一度冗談を飲み込む。
さらに自分も上に乗っかって冗談を言うのだが、タモリさんよりも前に出てウケようとはしない。
タモリさんは自分の冗談がウケたあとで、うまい具合にタカさんの「アシスト」が入ったことに満足。
気持ちよくタカさんと一緒にオトナの冗談の言い合いを楽しんでいる。

ただ、この状態を続けていくとタモリさんが暴走し過ぎるという恐れが発生。
予想通り番組の後半でタモリさんは
「『挿入』っていうのは、本でいうと『エピローグ』なんだよ」
「自慰行為を擬態語で表すと『ギッ、ギッ』だね」
と、意味があるのかないのか分からない言葉を連発。

さすがのタカさんも笑っていられなくなったのか最後には
「(タモさんは)雲の上の存在とはいえ、バカだろ!」
という、タモリさんにとっては心地のよすぎるツッコミで無事に終了。
タカさんお疲れ様でした。

※「空耳アワー」ではマイケルジャクソンのネタが登場。
ある曲が「タマだ タマキンだ お黙り」に聞こえるというもの。
タイムリー過ぎる。



今日の「別に書かなくてもいいんですけど」

「イチヂク浣腸」は イチヂクに対して失礼だと思う。



2月19日(木曜) 「苦労」

19:00(テレビ朝日系)

「いきなり!黄金伝説」

いきなり!黄金伝説。
「1ヶ月1万円生活!!
芸能人超節約バトル」
仰天ガス代節約!土鍋
保温調理法▽激安アジ
60匹120円

料理番組で高そうな牛肉を使っておきながら、「牛肉がない場合は、豚肉でもいいですよ」と言われると「早く言えよ」と思う。

ちなみに凍らせた豆腐を切って油で揚げると牛肉みたいになるという。
・・せつない。

今期の「1万円節約バトル」は白石マル美VS久保恵子。
「え?誰?」
コラ!良い子は思ってても言わないの!

注目は、この企画特有の「頑張りすぎる挑戦者を見終わった後に漂うせつなさ加減」
それは、過去に食う物で苦労した人であればあるほど漂う。

例えば、VTRを見ている久本雅美さんと榊原郁恵さんとのリアクションの違いにも現われてくる。
白石さんが道端に生えていた食べられる草を料理する場面でのこと。
「若い頃は苦労しました派代表」久本さんは唾を呑んで見守っているのに対して、 「若い頃から夏のお嬢さんでした派代表」郁恵さんはだた一言「ヤッダ〜〜〜〜〜!!!」
後ろに座っている若手芸人はというと、ただ見守るばかり。
だって明日はわが身だもん。

しかし、それ以上に久本さんを前のめりさせた場面があった。
道端でクレソンを見つけたときのこと。
クレソンは実際に料理に使うし、買えばお金もいるのでそれはよしとしよう。
問題はその直後のナレーションで判明。
「白石は、クレソンと その近くに生えていたクレソンに似た植物をゲット・・」
ん?
「似た植物?」
「似た」と言ってるからにはクレソンではないのだ。
おいおい、本当に料理に使っても大丈夫なのか?
いくら北島三郎さんにソックリだからといってディナーショーに「西島三郎」が出てきたら袋叩きにされるのと一緒だぞ。(吉本興業所属)
その謎の植物は料理には使われなかったのは言うまでもない。
見ててヘンな汗をかいた。

※池に泳いでいたメダカを見つけた白石マル美は「メダカって食べられるっけ?」と発言。
もちろん捕まえなかったが、もし捕まえて料理してたらテレ朝の視聴者センターの受話器が抗議の電話で一斉に飛びあがってたに違いない。



今日の「推理」

「クイズ ミリオネア」で、早いうちからライフラインを全部使い切った人を見ると「こりゃ、先がもたないな」と推測してしまう。



2月18日(水曜) 「あたふた」

0:00(フジテレビ系)

「笑っていいとも!」

笑っていいとも 新企
画歴史的偉人絵▽丹波
哲郎の真実

両親が書く字が汚いと切なくなる。

逆にバリバリの毛筆体で書かれても「達筆すぎて読めません」という、苦しまみれの反応をすることになる。
正月になるとデカい筆を持って半紙に字を書く先生が出てくるが、普段は何をやっているのだろうか?
好奇心が芽生えた。

「笑っていいとも」に、いつみても歩き方がGメン75の丹波哲郎さんが登場。
丹波さんとデヴィ夫人と西川きよしさんには ある共通点がある。
何か?

バラエティ番組で家でのロケが頻繁に行われるタレントBIG3なのだ。
西川きよしさんは、正月になると必ず一家揃って登場。
視聴者にとってはヘレンさんの着物姿が似合うとか、家がデカい(204坪ですってよ、奥さん)とかということよりも、めっきりテレビで見なくなった「俳優の」息子さんの消息と成長を確かめる時間。

その他、デヴィ夫人もよくロケをさせてお宝を紹介していたし、丹波さんも何かとロケに利用される。
別の番組で哀川翔さんは家の取材に来たスタッフに「絶対に家の壁とか所在が分かるものを映すなよ」と、右手こぶしをうならせながら念を押していたが、えらい違いだ。

いやいやいやいや、問題はそこではない。
悲劇は歴史の教科書に出ていたエライ人の肖像画を見て、誰だったかを当てる新コーナーで起こった。
1問目の答えは「源頼朝」
「こんなの簡単じゃん!」という視聴者の大合唱が聞こえてきそうな勢い。
1問目ということでサービス問題・・・・のハズだった。
タモリさんをはじめとする出演者も「簡単すぎるからトットと済まして次の問題にいこう」という空気。

しかし、意外な人物が問屋を卸してくれなかった。
問屋を卸さなかったのはフジテレビの男性アナウンサー。
「源頼朝」が漢字で書けなかったらしく、「みなもとのよりとも」と平仮名で書いてしまったのだ。

困ったのは他のメンバー。
「ん?ひらがな?」
よりによって相手がアナウンサーだけにイジリずらい。
タモリさんが「フジテレビの専務が黙ってないぞ」と釘をさすのが精一杯。
その後、タモリさんは自分の小ネタを入れつつ、なんとかお茶を濁そうと必死だった。
それにしても平仮名だなんて・・・。

自分のことを「カズ」って言ってる場合じゃない。

(名誉のこともあるので本人の名前は伏せさせていただきました)



今日の「とある限られた人へのメッセージ」

「両A面」って言われてもねぇ〜。



2月17日(火曜) 「挨拶」

15:30(ラジオ:ニッポン放送)

「ニュース わかんない」

垣花正ニュースわか
んない 萩本欽一が
語るコント55号&垣
花の秘密▽森永卓郎

たいして興味のない話でも
「その話、深いね〜〜」
と言っておけば、とりあえず聴いているフリをすることはできる。
全然 深くなくても。

今日は「ためになる話」です。
いや、たまにはいい話も書かかないと、バチが当たりそうな気がして怖いのだ。
私も一応「ヒト」の端くれ。火も使えるし、おだてられると木に登るタイプだし、作家の岩井志麻子さんは見てるだけで怖いし、涙も流すんで。

「ニュースわかんない」に欽ちゃんが登場。
まずは問題。
ふつう、番組に出演する際には本番前に各楽屋に挨拶に行くのがしきたりのようになっています。
ところが、「スター誕生」から誕生した歌手(引退済)で、番組出演時に欽ちゃんに挨拶に来なかった人がいます。誰でしょう?

正解は、山口百恵さん。
山口百恵さんはなぜ挨拶に来なかったか?
「挨拶をする必要がないと思った。そもそも、芸能界にいないと思ったから」だそうだ。
つまり、「どうせ落ちる」と思って受けたとのこと。

ちなみに、挨拶に来なかった歌手はもう一組。
その名は「ピンクレディー」
欽ちゃん曰く、「この世で初めての人(前例のない人)がブッチぎって売れていく」とのこと。
他の挑戦者は必死だったのに対して山口百恵さんは「そこまで売れたいとは思ってなかった」という事実に当時の欽ちゃんは驚く。

実は欽ちゃん、「自分で売れたがっている人が嫌い」なのだ。
欽ちゃん劇団でも「売れたいと思ってるんだったら帰りなさい」と言ってのけるほど。
さらに欽ちゃんは続ける。
「自分でこうしよう」と思うのではなく、「こうなればいいな〜」と願い続けていると「いい人」に出会えて夢を実現させてくれる。
なぜなら「いい人」は、その人のことがスキで応援してあげたいと思うから。
「自分から売れたい」とばかり思っていると他人が応援する必要がなくなる。
つまり、自分が一生懸命やってきたことを分かってくれる人が一人いればいい。
・・・とのこと。

なるほど。
欽ちゃんでいうところの二郎さんというわけだ。(1月4日分の「ラテ欄ニュース」参照)
ちなみに、通りそうになかった「欽ドン!」の企画も、「おもしろいわね。早速やりましょう」と言って面白がってくれたフジテレビのプロデューサーあってのことだそうだ。
企画を出して、あっという間に番組が実現。

頑張って一人でも味方をつければいいわけね。
一人ねぇ〜〜〜。
・・・・一人。
一人か。
誰かいないかな〜〜。




いねェ−−−−−−− な。
屁でもこいて寝るか。


今日の「負けず嫌い」

今年オリンピックが開催されるアテネの工事が大幅に遅れていることに対してアテネ側は、「ウチは突貫工事が得意ですから」と言い張っていた。「大林組」の前で言ったらボコボコにされるぞ。



2月16日(月曜) 「冗談」

21:00(NHK教育)

「きょうの料理」

 きょうの料理 グッ
チ裕三ハッピーごはん

大して面白くもないボケをされて「今のつっこんでよ!」と言われた時ほど不毛なひとときはない。

「きょうの料理」今日の担当は、教育テレビの局内で石を投げたら当たるくらい出現率の高いグッチ裕三さん。
なにしろ、誰に向けて放送しているのか分からない「ハッチポッチステーション」は朝と夕方の2回放送していたし、現在も25:45という深夜に(明らかに大人に向けて)再放送をしている。
もし、「教育テレビ紅白歌合戦」なんぞをやった日には、歌のお兄さんやストレッチマンに混ざって派手に登場してくるのではないか? おもしろそ−−−−。
私は見ないが。

で、注目はグッチ裕三さんの「お相手」役を担当「させられている」柴田祐規子アナウンサー。
これがまた二人の息が見事なくらい合わない。
息が合わない原因の一つがグッチさんの 2分に一度のペースで発せられる「冗談」。
その「ビジーフォー時代、ものまね王座で淡谷センセにケチョンケチョンに言われながら磨かれた」冗談に対して どうやってリアクションをすればいいのか分からないのだ。

ちなみに柴田アナは上智大学を卒業後、晴れてNHKに入局。
ディレクターとして勤務後アナウンサーになったという、まさに「おNHK」一筋のお方。

今日の番組ではグッチさんが踊りながら登場。
しかし柴田アナはそんな演出をも吹き飛ばす勢いで「それでは材料です」と言うと、さっきの踊りを見なかったかのようにトットと番組を進行。
柴田アナが「あれ?今、もうちょっとイジっといたほうが良かったのかしら??」とオロオロしているうちにグッチさんの次の冗談が飛び出す。

グッチさんが野菜の炒め方をアドバイスする場面。
「ただ炒めるんじゃなくて、『おいしくな〜〜れ、おいしくな〜〜れ』って言いながら炒めると美味しくなるんだよ〜」 と言いのけるグッチさんに対して
「ハイ、分かりました」
グッチさん「・・・・・・。」
柴田アナが「ん?今の返しで良かったのかしら??」と目をパチクリしているうちにグッチさんは次の工程へ。
こんなことが25分続く。

唯一の救いは、悩む柴田アナに対してグッチさんにとっては料理が作れて、なおかつ一通りの冗談を言えればそれで満足しているということ。
一通りの冗談を言い終えたグッチさんは
「さぁ〜〜、気が済んだ」と蚊の鳴くような声でつぶやいていた。
見てるだけでお腹いっぱい。

※ただ、グッチさんは柴田アナのことを相当気に入っているらしく、別の放送回では「柴田さんは実に雰囲気がいいね〜〜」と言って、 ベタ褒め。またしても柴田アナをオロオロさせていた。



今日の「サブリミナル効果」

ライブバージョンのCDに 1箇所でも観客のデカいクシャミの音とかが入っていると、聴くたびに気になってしょうがない。





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