テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進

ラテ欄ニュース・反響ベスト5

100本(1月1日〜4月10日)の「ラテ欄ニュース」の中から好評だったものを厳選しました。
その後の「動き」に関する「追記」つきです。


@ 1月13日(火曜) 「シナリオ」


19:00(日本テレビ系)
「踊る!踊る!踊る!さんま御殿スペシャル」

さんちゃん濃すぎる・・・
芸能人親子大会で波乱
息子名義で借金の山&
美男に走っておぼれる
カバちゃんの爆笑母!
▽宍戸錠&開の親子が
ダブル暴走▽お母さん
と呼ばせて!ロザンナ
愛娘にさんまがマジで
プロポーズ▽土田の嫁
VS宮迫の嫁


見ていてお気づきの方も多いとは思うが、
バラエティ番組に出演する「イエローキャブ」「オスカー」の人には共通点がある。

「イエローキャブ・オスカー・・・バラエティ出演の法則」
・まず、スポーツ新聞で「さんまさんのファンなんです〜」を連呼。
・すると、「さんま御殿」に声が掛かる。
・「さんまさんって、合コンばっかりやってるんでしょ!」みたいな「決め付け」を言って、注目させる。
・当然、さんまさんは、笑いで返そうとする。(その分、カットされない)
・「私、こんなにさんまさんのコトが好きなのに〜」的なアピールをする。
・その後、「さんまのまんま」「明石家電視台(MBS)」にもお声が。
・ドラマ出演。
・ドラマ共演者と付き合う
・スポーツ新聞で「さんま がっかり」と書かれる。
・さんまさんは「さんま御殿」で、「アイツ、前はあんなに『オレのファンや って言ってたのに〜』みたいな話に。
・そうこうしているうちに、新人が現われて、『さんまさんファン』アピール。
という、流れ。(例)Y.R  M.C  など
別に悪いとは思わないが、いいとも言わない。

ただ、「さんまさんのファンなんです〜(目をキラキラ)」と言っていたM.Cが、
「はねるのトびら」では「塚地さんのファンなんです〜(目をキラキラ)」と公言。
ちゃぶ台があったら、ひっくり返してた。


さらに翌週 1月20日(火曜)


19:58(日本テレビ系)
「踊る!さんま御殿」

踊る!さんま御殿
2004さる年スペシャル
芸能記者必見スクープ
野口五郎48歳&三井ゆ
り36歳&妊娠5ヶ月!
全員さる年

「そうは問屋がおろさんぞ」という言葉がある。
ある程度、相手のパターンが読めるようになると「今度は引っかからないぞ」という、防御反応がはたらく。

今日のさんまさんは闘っていた。問屋をおろさなかった。
「さんま御殿」に根本はるみさん(イエローキャブ所属・バスト103cm)が登場。

「予想通り」根本はるみさんは、番組冒頭から
「さんまさんファンなんです〜(目をキラキラ)」をアピール。
(1月13日分参照)「イエローキャブ・バラエティ進出の法則」を"実践"していた。
それだけならよかったのだろう。
問題はこの後。
「邦正さんは奥さんからプロポースされ、大恋愛の末、結婚した」という話になった時のこと。
根本さんはすかさず、
「そんなワケないですよね!」
と、突っ込みを入れていた。
既にオープニングから邦正さんに、「子供が可愛くなさそう」などと 食ってかかっていた根本さん。

そもそも、邦正さんも根本さんにそこまで言われる筋合いはない。
そういう事を言うのはむしろ、さんまさんの役割である。
さんまさんは、そんな根本さんが負の意味でフツフツと気になっていたのだろう。
ついにコトは起こった。
(根本さん)「(邦正さんが大恋愛だなんて)そんなワケないですよね!」
(さんまさん)「なんでそんなに(邦正に)強くあたるの!!」
・・・・このあと、根本さんが大人しくなったのは言うまでもない。

「山田まりや→小池栄子→根本はるみ」・・・なんなんだ、この流れは?

腰が痛い。


今日の「困ったよ」

「タンス預金」をしようと思ったら、タンスがなかったよ。
あきらめないよ。

追記

その後、根本はるみ以来これといった人が出てこない「イエローキャブ」を横目にホリプロが大躍進。
「さんま御殿」ではさんまさんに容赦なくツッコミを入れるユンソナ、ユンソナと仲が悪いという平山あやさん、さらにお笑いからはクワバタオハラがじわじわ進出。
若手の女性の席がどんどん埋まっていっている。



A 3月19日(金曜)「柴俊夫VSレディース」


16:00(テレビ東京系)

「レディス4」

レディス4 ヨネスケ
VS松尾貴史

ヨネスケさんのカラダの成分は「突撃隣の晩ごはん」と「巨人」でできている。

もはや本業である「落語」の入る余地なし。
もはや、この2つの要素だけで食っている。

「レディス4」はツッコミどころ満載のトーク番組。
司会は柴俊夫さん。
ラジオ(コサキン)で自称「柴さんフリーク」の関根勤さん曰く
「レディース」なのに、「枯れたレディース」がわんさか出てくる番組。
関根さんが顔だけで笑ってる画面が容易に想像できる。

この番組は「三越」の一社提供。
ポイントは「テレビショッピング」の存在。
まず、この番組では商品を売りつけておきながら「テレビショッピング」というカタカナは使わない。
「商品情報」と呼ぶ。
あくまでも買わせるのがメインなのではなく、「こんな商品がありますよ。え?欲しくなった?それなら買うコトができますのでこちらの電話にかけてみてください」的なスタンス。

しかも、ダンナが見てたら慌ててチャンネルを変えてしまうくらい、ひとつひとつの商品がいちいち高い。
今日の商品は
「プラチナ ダイヤ入りアクアマリン リング」
気になるお値段は95000円。(限定数200)

お手ごろ価格の「アクアマリン入りペンダント」は48000円
どこが「お手ごろ」なのかサッパリ分からんが、さらに分からないのが
「限定数は200です」という「お知らせ」
「こんなものを買う人が200人もいるのか」という謎を残しつつ受付番号の紹介へ。

「0120−18−4141」
「0120・18のヨイヨイ」
最後に「枯れたレディース」の女性が少し照れながら「ヨイヨイ」を言うのがしきたり。
95000円もしておきながら ちっとも良くない。


追記

その後、なんの心配もなく4月以降も続行中。 改編を気にする必要のないスタッフにとっては実に「ヨイヨイ」な番組。



B 1月10日(土曜)「運」


?:??(NHK教育)
「NHK教育テレビ 某単発番組」

朝の占いのラッキーアイテムが「茶釜」だったりすると、
「一体どうすればいいんだ」と嘆く。

年初めに クジが当たったりすると
「あ〜ぁ。これで今年の運は全部使っちゃった」
・・・「運」って、そんなちっぽけなものなのか?

今回は内容が内容なので番組名はヒミツ。
小学生と一緒に あんなことをやったりこんなことをやったりする番組。
問題は、番組の最後の最後に起こった。
特に これといったケガをすることもなく実に「NHK的」に迎えたエンディング。
しかし、僕はエンド5秒前にアナウンサーが言った一言を聞き逃さなかった。

「それではみなさん、運がよければ 春にお会いしましょう!!」

・・・「運がよければ!?」
そのあまりにも予想外の「付けたし」に、隣りにいたアシスタントも一瞬
「ギョッ!」
とするほどだった。

「運がよければ」

この意味は、あまりにも深い。
レギュラー番組ではないから、「次」があるかどうか分からない。
最終回で司会者が発する
「またこのメンバーで番組をやりましょう」
というノリに近い。
(そのメンバーだったから失敗したんだろうが)

さぁ、このアナウンサーの運がどれほどいいか 知らんが、
運がよかったら見れるんだろうな。
その頃には忘れてるんだろうけど。

追記

その後、この番組が復活することはなかった。
運が悪かったとしか言いようがない。
同情。



C 3月2日(火曜)「みうらじゅん対NHK」


13:05(NHK総合)

「スタジオパークからこんにちは」

スタジオパーク
みうらじゅん アイデ
ア満載

よく「目が綺麗ですね」と言われている人がいるが、逆に目が濁っている人がいたらコワい。

NHK「スタジオパーク」に「みうらじゅん」さんが登場。
さぁ、注目はみうらじゅんさんとNHKアナウンサー(サパサパ進行「上田さん」&リアクションがデカい「小田切さん」)との対決。
ファン以外には理解しにくい「みうらじゅんワールド」をどこまでNHKアナウンサーが細かく砕いて「天下のNHK視聴者(平均年齢80)」のチャンネルを「徹子の部屋」に変えさせないかという真剣勝負。

いよいよ番組開始。
闘いのゴングが鳴るとノッケから「ゆるキャラショー」の話題に。
全国各地の観光協会などに存在する「ゆるキャラ」が登場。
こういうモノを集めているという、みうらさんの力説に対して
「ほぉ〜〜〜〜〜」「なぜそこまで?」
とリアクションするのが精一杯。
さらに 学校では弘法大師のマネをしていたという みうらさんに対して
「そんなことしてモテたんですか?」という、まともな一般視聴者がフツウに抱いたであろう質問をしていた。

その後「今年は道祖神が流行る!」という一言で2人のアナウンサーは撃沈。
よほど悩んだのか「う〜〜ん」と唸りながら腕を組むというNHKにあるまじき行為に出ていた。

ちなみに、山形の話が出た時に「NHK的に言うと『スイカップ』ですね」と言っていたみうらさんに アナウンサー2人は ただただ苦笑いするのみ。
みうらさん・・・強すぎる。

※冒頭で「つぶらな瞳がチャーミングですね」と言われたみうらさんは、予想もしないジャブに照れていた。

※この日の「徹子の部屋」のゲストは 週刊誌を相手に「恋愛ネタの安売り王」こと辺見えみりさん。もちろん内容では みうらさんの勝ち。


今日の「未来予測」

「大器晩成」と言われ続けて50年。

追記

翌日、みうらじゅんさんが出演している「やる気MANMAN」でこの「ニュース」の話題に。 みうらさんはケロっとしていた。
みうらさん・・無敵。



D 3月9日(火曜) 「積」


21:00(TBS系)

「波瀾の人生スペシャル 女優森光子83歳」

波瀾の人生スペシャル
女優森光子83歳「いま
命絶えても幸せです」
東山紀之との本当の事
若さの秘密

ジャニーズ事務所の人が近藤真彦さんのことを「マッチさん」とか「よっちゃんさん」とか言っているのを見ると、違和感を感じる。

今日取り上げるのは「森光子さんスペシャル」
ただ、あまり大きな声では言えないんだが・・・・

フタを開けてみれば「森光子さんのスペシャル」というよりは「ジャニーズ事務所は森光子さんを応援している 爽やかな事務所ですよ・・ということをアピールするための番組」だったような・・・。
いかんいかん。お口チャック。
見た人ならお分かりでしょ?そうでしょ?
これ以上は言わないよ。

森光子さんは下積み26年。
子供の頃から舞台に立っていたものの、「個性がない」だの「グラマーでもない」だの言われるままの毎日。
脇役に徹し続け、「放浪記」で主役の座を頂いた時には既に41歳。
ドラマ「時間ですよ」の出演時には50歳!
これがいかにスゴイか?
当時はまだ白黒テレビの時代。
共演していた希木樹林さんはまだ27歳、堺正章さんに至っては24歳。
ダブルスコア。
ここまでの文章で驚かなかったアナタは不感症だ。

で、森光子さんは下積み時代にこんな川柳を詠んだそうだ。
「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」

・・ロックだ。
ロック魂を感じる。
バンドがレコード会社を移籍させられた時のような魂。
ソニンがレコード会社を解雇させられて、インディーズから発売になることが決まった時に深夜のラジオで吠えていたような魂。
森光子さんのロック魂。
大正9年生まれ。
拍手。

※森光子さんは黒柳さんを「オリーブ」
 黒柳さんは森さんを「ハニー」と呼ぶそうだ。
 拍手。

追記

その後、この火曜9時の枠に「黄金筋肉」が移動。
個人的な話だが、辛い時には森さんの「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」という言葉が浮かんでくる。



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内容

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芸能人の発言・大全集
芸能人の苦労・大全集

高田純次 発言集
リリー・フランキー発言集
みうらじゅん 発言集
NHK後藤アナウンサー名場面集
日刊!思わず人を「ハッ!」とさせる一言大全集
彼女に言われてみたい一言
いつか何かに使える「おまけ」

職業病になってんなあ、僕
綺麗な花には言葉を添えて
その時!あそこが動いた

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