テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進

だいたい日刊・ラテ欄ニュース 1月16日〜31日


1月16日(金曜) 「視線」

0:30(NHK教育)

「にほんごでくらそう」

どんなに英語の出来が悪かったヤツでも、
「A long long time ago・・・」(むかしむかし)
だけは、覚えてる。
特に「ago」の部分。
「アゴー」と、アゴを突き出しながら・・・。

逆に外国人からすれば「日本語(特に漢字)ほど覚えにくいものはない」という。
「にほんごでくらそう」 (NHK教育 0:30)
日本に滞在する外国人向けの日本語学習番組。
進行役は 小林克也さん。アシスタントは 英語ペラペラの板倉香さん(美人)。
中国やアメリカなどの外国人が日本語を学習。
注目は 小林克也さんの似合ってるのか似合ってないのか分からない和服でも
板倉香さんの、腹に力を入れてなさそうなヨタヨタした喋り方でもない。

外国人の「目線」だ。
「目の行き場」だ。
番組では学習したことを復習するために 小林克也さんと簡単な日本語会話を行う。
基本的に 小林さん&外国人が向かいあって会話。
しかし、明らかに外国人の視線は小林克也さんの方ではなく、
斜め前の「カンペ」の方向。
それも「読んでる」
まぁ、小林さんにとって 生え際をまじまじと見つめられるよりはいいんだろうけど。

必死でカンペを読んだところで 本番が終わったら丸忘れしちゃうんだろうな。
「亭主改造」に出てきて大変身した亭主が 翌日には元に戻っているような感じで。

今日の「親切心」

りんごに「りんご」って書いたシールが貼ってあったよ。
親切だね。


1月17日(土曜) 「壁」

17:00(日本テレビ)

「テレビおじゃマンボウ」

マンボウ 私は見た!
長瀬の鼻歌VS深田のマル秘
▽菊川玲のスゴい裏話
木村佳乃ほか

ボウリングで成績が悪いと「レーンが傾いているからだ」と言い出すヤツが出てくる。
そのうち「ボールが悪い」「シューズが滑る」「ピンの並びがヘン」「面白くない」
・・・「帰ろう」と言い出す始末。
来なけりゃいいのに。

「テレビおじゃマンボウ」 (日本テレビ 17:00〜)
司会は 永遠の「プロボーラーを目指す男」中山秀征さんと「生まれた時から主婦」の麻木久仁子さん。
毎週、日本テレビの番組を面白おかしく紹介する番組。(生放送)
この「面白おかしく」っていうところがクセモノ。

問題は、たくさん喋るわりには印象に残らない「中山さんの司会ぶり」でも、
短い言葉でさえ 前のめりでカンペを確認する麻木さんの「カンペのチョロ見」でもない。

司会と客席との間に壁を感じるのだ。
番組が始まって10年以上たっているから その分司会も 年をとっている。
一方、客の中心は女子高生。
10年前は良かったかもしれない。
が、両者の間の年齢差が広がれば広がるほど壁は厚くなっていく。

中山さん、ボケる。
(し〜〜〜ん)
中山さん、ボケる!
(し〜〜〜〜〜〜ん)
中山さん、ボケる!!
(し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん)

こうなれば頼みの綱はゲストのみ。
しかし、仕事とはいえ土曜の夕方の生放送に出演してるってことは
「ヒマなのか?」
と思ったりしないわけでもないが。※

中山さんは大人しく「プロボーラー」に移行したほうがいいんじゃないか?大人しく。

※見てるこっちはもっとヒマ。


今日の「別に書かなくてもいいんですけど」

TSUTAYAの店員。
レンタルする時に必ず
「こちらの商品で よろしかったでしょうか?」
と、ご丁寧に同意を求めてくる。
まだ 買うものを間違えるほど、頭はボケてないんですけど。


1月18日(日曜) 「けなげ」

22:00(ラジオ:ニッポン放送)

「田中麗奈・ハートをあげるっ」

「まさかこんなモノが流行るわけないよな〜」
と言われたものほど大ヒットすることがある。
例えば、10年前に流行した「虫入りキャンディー」
若気の至り。

(ラジオ)「田中麗奈・ハートをあげるっ」(ニッポン放送 日曜22:00)
日曜の夜にじっくり聴きたい「丁寧に作られた番組」
田中麗奈さんといえば、「モルツ」をはじめ「ドコモ九州」など数々のCMに出演。
いや、私にとってはCMのイメージよりも「けなげな人」というイメージ。
今日の放送では携帯の話に。
「携帯で写真を撮って友達に送った」という内容のことを話していた。
たとえドコモを使っていようが、auを使っていようが
「写メールするね」
というのが一般的。

が、田中麗奈さんは違っていた。
(田中さん)「(一通りの話があってから・・)
       で、携帯で撮った写真を友達に送ったんですよ。アイ ショットで」
けなげだ。
え?「なぜ『けなげ』なのかって?」
12行前を見て欲しい。
田中麗奈さんは「ドコモ九州」のCMに出演。
そう、「写メール」と言わず、ちゃんと
「アイ ショット」
と言っている。
けなげだ。
おそらく この日、写真を撮った後に「アイ ショット送るね」と言った人は
日本中を探しても ドコモの社員か田中麗奈さんくらいなものであろう。

別の週の放送では、ビールの話の最中に、
「で、この前も友達と『モルツ』を飲んでたんですけど・・」と(さりげなく)発言。
・・けなげだ。

瞳孔が開いた。


今日の「気をつけましょう」

「ルパンV世」(エンディング)の歌。
♪ワルサー P38〜〜
の「38」の部分はメロディーと合っていないので気をつけましょう。

1月19日(月曜) 「釘」

2:30(テレビ東京)

「GAME JOCKY」

教室で自分の机だけガタガタしてると不安になる。
ダンボールの切れ端かなにかを敷いてしまえば解決するのだが、
プライドがジャマして、「そんな机を使わされている自分自体」がイヤになる。

テレビ東京「ゲームJocky」(月曜深夜2:30)は、
関係者と一緒に淡々とゲームを紹介していく番組。
司会は、林家たい平さんと(新生パイレーツ)の宇恵さやかさん。

「ん?」
何か気になる。
ゲームのことではない。
新生パイレーツはいつまで「新生」なのかということでもない。
2人の前にある丸い机だ。
机がヘンなのだ。
机には花が置いてあるのだが、その花がやたらと揺れるのだ。
地震か?
そんなばかな。 もう、番組内容そっちのけで原因を考える。

解明。
単に机の建てつけが悪いのだ。
ちょっとヒジをついただけでも、机がグワングワン揺れる。
ぬるい。
いや、そこが好き。

瞳孔が開いた。


今日の「まねしてみよう」

「NEWS JAPAN」(フジテレビ23:30)の キャスターのまね。
「こんばんは。滝川クリステルです」
(指導)「『クリステル』を『クルィステル』です」と巻き舌にすると似るよ。
ピンポイントものまね。


1月20日(火曜) 「役割」

19:58(日本テレビ系)

「踊る!さんま御殿」

踊る!さんま御殿
2004さる年スペシャル
芸能記者必見スクープ
野口五郎48歳&三井ゆ
り36歳&妊娠5ヶ月!
全員さる年

「そうは問屋がおろさんぞ」
という言葉がある。
ある程度、相手のパターンが読めるようになると
「今度は引っかからないぞ」
という、防御反応がはたらく。

今日のさんまさんは闘っていた。問屋をおろさなかった。
「さんま御殿」に根本はるみさん(イエローキャブ所属・バスト103cm)が登場。

「予想通り」根本はるみさんは、番組冒頭から
「さんまさんファンなんです〜(目をキラキラ)」をアピール。
(1月13日分参照)「イエローキャブ・バラエティ進出の法則」を"実践"していた。
それだけならよかったのだろう。
問題はこの後。
「邦正さんは奥さんからプロポースされ、大恋愛の末、結婚した」という話になった時のこと。
根本さんはすかさず、
「そんなワケないですよね!」
と、突っ込みを入れていた。
既にオープニングから邦正さんに、「子供が可愛くなさそう」などと 食ってかかっていた根本さん。

そもそも、邦正さんも根本さんにそこまで言われる筋合いはない。
そういう事を言うのはむしろ、さんまさんの役割である。
さんまさんは、そんな根本さんが負の意味でフツフツと気になっていたのだろう。
ついにコトは起こった。
(根本さん)「(邦正さんが大恋愛だなんて)そんなワケないですよね!」
(さんまさん)「なんでそんなに(邦正に)強くあたるの!!」
・・・・このあと、根本さんが大人しくなったのは言うまでもない。

「山田まりや→小池栄子→根本はるみ」・・・なんなんだ、この流れは?

腰が痛い。


今日の「困ったよ」

「タンス預金」をしようと思ったら、タンスがなかったよ。
あきらめないよ。


1月21日(水曜) 「すりかえ」

13:00(ラジオ:文化放送)

「吉田照美のやる気MANMAN」

吉田照美のやるマン
「タッチ、巨人の星
北斗の拳・有名漫画
の裏にもダメ出しが
」氷川きよし他

おばちゃんは固まりたがる。
「おばちゃん連中」と言うことはあっても、「おじちゃん連中」という表現はしない。
おばちゃんのカタマリは タチが悪い。
しかも、揃いも揃って花柄のスカートを履いてたりする。
花が可愛そう。

おばちゃんのスター、氷川きよしさんはエラい。
文化放送「やる気MANMAN」のゲストとして氷川さん登場。
もちろん、局の入口には、「おばちゃんのカタマリ」が わんさかわんさか大集合。
ところが「大スター」氷川さんは違う。
「おばちゃんを見ても『お姉さん』にすり替える技術」
を持ち合わせているのだ。

(小俣さん)「今日は、文化放送の前は、ファンのおばちゃま達で一杯で・・」
(氷川さん)「いや、『老若男女』ですね」

・・・5分後、曲がかかった後で・・
(照美さん)「曲がかかってた間、ファンのおばちゃんが外で踊ってましたね〜」
(氷川さん)「いや、『老若男女』ですね」
・・「老若男女」がスルリと出てくる氷川さん。

勝てない。


今日の「よかった」

もしも「ジュゲム」の名前が短かったら、有名にならなかったと思う。
枠を外れることって大事だ。
長くてよかったね。


1月22日(木曜) 「紙」

2:42(テレビ朝日)

「探偵!ナイトスクープ」

探偵!ナイトスクープ
▽我が青春のスペア
▽小豆島の風景よ!永遠に
▽幻のインスタントラーメン
(関西では11月に放送)

2時間ドラマで、スーパーで買い物をした奥さんの買い物袋からは必ず
フランスパンが出ている。
こうすれば、「買い物帰りですよ」と一目で分かる。
逆に、「その他に注意」の道路標識があると「何に注意したらいいんだ!?」と
不安になる。
「わかりやすい」って 大事。

今日 取り上げるのは「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送 金曜23:17・関東では 木曜深夜)
注目は、西田敏行さんの(台本通りの)ギャグでも、
西田敏行さんがエンディングで「だらだら」としゃべって時間がなくなるため、
岡部まりさんが「探偵手帳」の告知ができずに困惑している表情でもない。

松村さんが見ている資料の紙。
VTR担当の探偵は、台の前で内容をフォロー。
松村さんは、いつも、1枚の資料を台の上に置いている。
ところが、松村さんが見ている紙がクシャクシャなのだ。
・・・何かあったのか?
たまに、人に貸した資料を返してもらった時に
血痕らしきものがついて返ってきたりすると
「何かあったのか?」
と思うことがあるが、まさにそんな感じ。
聞こうに聞けない。
不安だ。

好奇心が 前のめり。


今日の「そりゃそうだ」

不意に
「ワタシ、潔癖症なんだ〜」と言われると、
「フーーーン・・・」
としか反応のしようがない。


1月23日(金曜) 「道場破り」

20:00(ラジオ:TBSラジオ他)

「Mix WEST」

10年前、山口市内に「スナック・オレたちひょうきん族」という看板を見つけて
腰が砕けそうになった。
今もあるんだろうか?
ないことを祈る。

今日 取り上げるのは「Mix WEST(ミックス ウエスト)」 (MBS発 全国ネット 20:00〜)
パーソナリティーは大阪吉本興業所属の女性ピン芸人、友近さん。
「ともちか」と読む。
「NHK新人演芸コンクール グランプリ受賞」
一言で表せば「スナックのママ的な密室芸」
街に はびこる、「なんとなく鼻につく女」を熱演。

で、ポイントは「瀬川瑛子さんと繰り広げる ニワトリのものまね」
以前、「さんま御殿」に出演した友近さん。
自己紹介がてら得意の「ニワトリのものまね」を披露。
普通の人なら「コケッコッコー」と言って終わるところを、
「グワー グワッグワッグワッ!グワーーーー グワッグワッグワッ!」
と、松たか子なら逆立ちしてもやりそうにない迫力で熱演。

が、その時だ。
「ワタシもデきますスよォ〜」という一言が。
声の主は あの「頼んでもないのにミニスカ」の瀬川瑛子さん。
すかさず、
「クエ〜〜ッ、クエッ クエッ クエッ!クエ〜〜〜〜!」
と、松たか子なら死んでもやりそうにない迫力で熱演。

この 降って沸いたような道場破りについて友近さんは・・
「あれは、瀬川さんがものまねをやってくれなかったら、私のものまねはカットされてたかも」
と振り返る。
まさか助け舟が瀬川さんになるとは・・。
しかもゴールデンの番組で「ニワトリのまね」って・・・。

※昨年末には、ラジオのゲストに やしきたかじんさんが出演。
 友近さんは たかじんさんの前で熱唱することに。(友近さんは元クラブのシンガー)
 あの 滅多に人を褒めないたかじんさんが褒めていた。すごい・・。


今日の「アメリカ風 煮ても焼いても食えないジョーク」

「アンパンチ」の変わりに「モンキー・パンチ」を出してみたらどうだろう?
裏方だけど。


1月24日(土曜) 「意地」

15:05(NHK総合)

「大相撲 初場所」

大相撲初場所
「14日目」きょう優
勝なるか朝青龍

相撲取りの顔の見分けがつかない。
相撲取りが街を歩いているのを見るが、みんな同じ顔に見える。
たまに渋谷を歩いている相撲取りを見て「写メール」を撮っている女子高生がいるが
どんな力士なのか分かっているのだろうか?

相撲の世界は過保護に見える。
何かあるとすぐ、
「風紀が乱れてる」だの「稽古に出て来い」など
「ワンカップ」が似合いそうな「おじちゃま」が わんさかわんさかシャシャリ出てくる。

勝利力士インタビューでも、あまりベラベラ喋ると
「余計なことを喋るな」
と怒られるそうだ。
狭い世界。
相撲業界全体が「鳥かご」のように見えてしまう。

そんな中、琴光喜は違った。
琴光喜‐黒海の取組。
この日、琴光喜に土がつくと、自動的に朝青龍の優勝が決まる。
勝ったのは琴光喜。
勝利力士インタビューでの一言が勇ましかった。
「自分が負けると(朝青龍の)優勝が決まってしまう。
それでは盛り下がるので、なんとしてでも負けたくなかった」

・・・・なんてテレビを分かってらっしゃる!!
それに「なんとしてでも負けたくなかった」という、プロレスばりの「ファイト宣言」。
相撲にも もっと本音が欲しい。
野村監督が「巨人には負けたくない」と「宣言」するかのごとく。
「アイツは汗くさいから倒してやる」とか。

※朝青龍の顔は典型的な「元ヤン顔」だと思う。
  あ、「ヤング」のほう。あっちじゃなくて。


今日の「とある限られた人へのメッセージ」

校歌の3番は、いらないと思う。



1月25日(日曜) 「納得」

0:15(NHK総合)

「のど自慢」

のど自慢 
島倉千代子 氷川きよし
〜奈良桜井

アントニオ猪木さんを見て
「あ、春一番のものまねをする人だ」
という子供たちの声が聞こえてきそうな今日この頃。
本来、結びつかないものが結びついたりすると 意外な驚きが生じることがある。

「のど自慢」 (NHK 午後0時15分〜)
ゲストは 島倉千代子さん・氷川きよしさん。
司会は「ギャッハッハ」という笑い方がステキな宮川アナウンサー。
宮川さんは非常に人が良さそうなのだが、ある男性の歌の前のフリで
「続いては、コチラの男性です。奥さんは予選で落ちました」
と、世界一余計な一言を言っていた。
宮川さんはマメな方。
放送前には、出場者ひとりひとりに声をかけて、「取材」をするという。
いや、逆に「取材」がなかったら、この一言は出てこずに済んだかもしれない。

いやいやいやいや、問題はそこじゃない。
番組はゲストの歌のコーナーに。
氷川さんの「きよしのドドンパ節」で盛り上がったあと島倉さんの番に。
・・・暗い。
歌詞の内容が暗いのだ。
「明日は何があるのでしょう 一つ笑って一つ泣く」
「きよしのズンドコ節」じゃなくて「千代子の どん底節」といった感じ。
さっきまで氷川さんのうちわを振っていたおばちゃんが 一斉にバッグに中に
しまいこんでしまうほどの暗い歌。

タイトル「海かがみ」
作詞:島倉千代子・山崎ハコ
作曲:山崎ハコ

ん?「山崎ハコ」!?
山崎ハコさんといえば、「呪い」という曲でおなじみ。
レベルとしては、山崎ハコの詩=山下達郎の顔。
なるほど。

エンディングでは再び氷川さん登場。
おばちゃんが あわててうちわを取り出したのは言うまでもない。


今日の「別に書かなくてもいいんですけど」

(替え歌)斉藤由貴「卒業」のサビのメロディー
ああ、卒業式で泣かないと〜 冷たい人と言われそう〜
                  ↓
ああ、「亭主改造計画」で変身した亭主とご対面した時に奥さんが泣かないと〜
冷たい人と言われそう〜



1月26日(月曜) 「天命」

1:58(フジテレビ)

「孝太郎が行く」

某事務所の人に聞いた話。
グラビアアイドルのオーディションでは、
「誰が見ても文句ナシの人」をグランプリに、
「今のままでは無理だけど、磨けば光りそうな人」を特別賞に選ぶそうだ。
・・で、確率的に見て「大化けする」のはほとんどが後者のほうだという。
わざわざ「特別賞」が設けてある理由はそこにある。
人間は「成長する人間に魅力を感じる」というが、皮肉といえば皮肉かも。

「孝太郎が行く」(フジテレビ 月曜深夜放送)
小泉孝太郎さんがゲストと街に出て、色々な話を聴く番組。
「なんで小泉さん?」
「なんでこんな時間に?」
「テレビに出たくても出られない若手だっていっぱいいるのに」
・・ちょっと考えただけでも、色々な「オトナの思惑」がプンプン漂ってくる。

ゲストは北島三郎さん。
高校卒業後、歌手を目指して上京。
今の地位を築き上げるまでの苦労話が語られる。
黙って聴く小泉さん。
カンのいい方はお分かりだろう。
北島さんは小泉さんに、
「自分の地位は 自分で築け」
ということをチクチクチクチク言おうとしているのだ。
「ストレート」にではない。
あくまでも自分の苦労話を元に「遠まわしに」・・

「あなたのお父さんは・・・」
番組冒頭での北島さんの一言。
「お父さんが お父さんだから色々あるんだろうけど・・」
この一言が「遠まわしに」言う理由を全て解説している。

「オレは歌うことを天命だと思っている」
「天命をしょってここまで来た」
・・・淡々と語る北島さん。
北島さんのファンならここで 首が折れるくらいの勢いで
「そうそう」「うんうん」「サブちゃんステキ」
と頷くであろう。

が、
小泉さんは違った。
エンディングでの一言。
「天命。大きく 深すぎて 今の僕には理解できません」

特別賞はお預け。


※番組では北島さん行きつけの理容院も登場。
 お店の人が北島さんと同じ髪型をしていた。


今日の「とある限られた人へのメッセージ」

「フランダースの犬」の家は、犬を飼わなかったら食費が浮いたのではないか?



1月27日(火曜) 「裏」

23:00(TVKテレビ)

「どうでしょう リターンズ」

グラビアアイドルが写真集の告知をする時、
「今回は、ガンバっちゃいました」
と言うが、何を「頑張った」というんだ?
普通の社会人が企画書を出す時
「部長、今回は頑張っちゃいました」
と言った日には ゴミ箱に埋められると思う。
それほど、自分の苦労は人に伝わらない。

「どうでしょう リターンズ」 (HTB発全国20局ネット)
北海道テレビ制作の番組。(本編は2003年に終了)
北海道以外の地域の方で この番組のファンだという方は「通」だと思う。
内容は、サイコロを振って、出た目の指示に従って日本を縦断したり、
クジをひいて、書かれてある指示通りに行動するといった「電波少年」的な番組。
しかし、キー局が作る「それ」とは違い、スレていない必死さが漂っていて痛快。

ポイントは、
「ものすごく大変なのに、画面を通すと大変そうに見えない」出演者&スタッフ(計4人)
いや、むしろ大変すぎて「峠を越えた開き直り」といったほうがいいだろう。

「サイコロの旅」では「はかた号」に乗車。
「はかた号」と聞いただけで、一部のマニアの方はおそらく
「ヒェ〜〜〜〜ッ!?」という悲鳴を上げるだろう。
知らない方のために説明すると・・
「はかた号」とは、東京‐博多(福岡)を走行する「高速バス」
移動距離 1145キロ
乗車時間 14時間25分
新宿を21時に出発。
それから夜が来て、深夜が来て、ド深夜が来て、早朝が来て、朝が来て・・・・
福岡に到着するのは、11時(すぎ)!!
まさに「キング オブ 高速バス」

出演者の鈴井さんは あまりの過酷さに車内で
「ケツの肉がボロボロとれる」夢を見たという。
しかし、もっと辛いのは
「これだけ大変なロケをしているのに、車内の様子が録画できないため
視聴者に苦労が伝わらないこと」だそうだ。
お笑い芸人がワニに食べられそうになるロケで せっかく「いい映像」が撮れたのに、
(ワニ)「パクッ・・(流血)」
(スタッフ)「あ〜ぁ(ため息)」
・・・一瞬で放送が吹っ飛ぶのに似ている。(よりによってワニと比べることもないが)

ちなみに「はかた号」は、おしぼり・飲み物サービス付きで 片道15000円。
おしぼりが14時間の「ガマン大会」で何の役に立つのか知らないが、
19:00には東京行きのバスが出るので「頑張れば」日帰りも可能。
(ただし滞在8時間・バス移動 往復28時間という条件つき)
「日帰り・・・」
・・・頑張ればね。
  そう、グラビアアイドル並に『ガンバっちゃえば』ね。


今日の「アメリカ風 煮ても焼いても食えないジョーク」

アラビア語で寄せ書きをしたら、ますます読めなくなったよ。


1月28日(水曜) 「イス」

23:50(TBS系)

「新すぃ日本語」

「絶対、自分しか知らないだろうな〜」と思っているグラビアアイドルがいたとする。
人に話した時、「あ、オレも知ってる!」と言われた時は実に気持ちいい。
砂漠の中でコンタクトレンズを見つけた気分。
そばに「養老の瀧」があったら入りたいくらい、飲みに行きたくなる。

「新すぃ日本語」(TBS 水曜23:55・MBSは25時台)
さまぁ〜ず司会。
自分の周りで流行っている「新すぃ日本語」を紹介する番組。
ここで注目すべき点はただ一つ。
武田鉄矢さんのうんちくを聞きながら、次に言う「ボケコメント」を考える大竹さんの表情でも、
アシスタントの女子アナの「さとう玉緒」的な「何をやっても全国の女を敵に回すような振る舞い」でもない。
ゲストの人選だ。
「新すぃ日本語」のゲストのイスは3つ。
回によって多少違うが、3人の構成は次の通り。
・男性ゲスト
(カッコいいけど、ボケが入っているので同性から見てもハナにつかない人)
・女性ゲスト@
  (的を外さないコメントをする、バラエティをよく分かっているグラビアアイドル)
・女性ゲストA
  (自分の事しか話さない、空気を読めないグラビアアイドル)
さあ、番組を見ながら 誰がどの部類にあてはまるのか考えながら見てみよう。
ゲストが大槻千夏さん、あびる優さんとかだったら?(難易度 1:カンタン)
個人的に この番組のゲストの人選は「何かありそうで」好き。
胃がかゆい。


今日の「ほんとうにあった どうでもいい話」

近所の薬局は「マツモトキヨシ」みたいに客が集まってほしいという理由で
わざわざ蛍光灯の本数を増やして 店内を明るくした。
3ヵ月後・・・つぶれた。
何かが間違っている。



1月29日(木曜) 「強制」

14:00(TBS系)

「ジャスト」

ジャスト マヤが突撃
自由が丘おしゃれ雑貨
お買い物▽ゲレンデで
恋したい美男芸能人▽
大物芸人邸

どんなに厳格で真面目な父親であっても 一度でも「あやや」という言葉を発した時点で
それまで築き上げてきた地位やら名誉やらがガラガラという音を立てて崩れる。
「ニックネーム」は難しいもので、なんとなく恥ずかしいものとなると
浸透度はガクンと下がる。

「ジャスト」に元モデルの林マヤさんが出演している。
ここでクイズ。林マヤさんのニックネームは次のうちどれ?
@マヤ
Aリンちゃん
Bやっちゃん

・・・実は全部ハズレ。
正解は「マヤマヤ」
もう一度言おう。
「マヤマヤ」
え?「聞き逃した」って?もう一度言うけど
「マヤマヤ」だ。(アクセントは一番最初の「マ」)

およそ7年前、マヤマヤは某FMの深夜番組を担当していた。
そこでマヤマヤは電話に出たリスナーに強制的に「マヤマヤ」と言わせようとしていた。
リスナーと電話をつなぐクイズコーナーでのこと。
電話がつながるとマヤマヤが「もしもし」の変わりに「マヤマヤ!」と言うので
リスナーも「マヤマヤ!」と言わせようとしていたのだ。
ところが・・・
マヤマヤ「マヤマヤ!」
リスナー「・・・・・。あ、もしもし・・?」
マヤマヤ「マヤマヤ!」
リスナー「えっ?・・・・・・・・・もしもし??・・」
こんな不毛な空気で番組は進行し、気付いた時には最終回。
ノリの悪いリスナーもリスナーだが、なにも「マヤマヤ」って・・・。
パートナーが「きよ彦」でよかった。


今日の「いいひと」

ちょっと前に坂口憲二さんが「ジュエリー・ベスト・ドレッサー賞」を受賞。
インタビューで
「僕、金属アレルギーなんで、こういうのはあんまりつけないんですけど」と爆弾発言。
なんて正直なんだ。
すばらしい。



1月30日(金曜) 「お約束」


0:00(フジテレビ系)

「笑っていいとも!」

笑っていいとも 人気
の和菓子&結婚の条件
年齢当て

飲み会で疲れてきても休ませてくれない人がいる。
「あれ、どうしたの?盛り上がってる?」
・・・(うるさい!)
つくづく思うのだが、あの「盛り上がっていないと気がすまない」という
脅迫観念は何だろうか?
全く盛り上がってないのに
「さ、盛り上がってまいりました」
と言われるほど切ないことはない。

今日、取り上げるのは「笑っていいとも!」
テレフォンショッキングのゲストは、5分に一度は
「どう?盛り上がってる?」
と言ってきそうな松岡修造さん。

食べることにはうるさく、(注:正式に言えば「食べることにも」)
「食いしん坊 万才!」のロケも「試合をしに行くつもりで」「命がけで」行くという松岡さん。
この日も「今日は、グランドスラムを狙うつもりで来た」というだけあって
進行も終始、松岡さんの「押せ押せムード」(押しすぎ)
「リラックスする時あるの?」というタモリさんの まっとうな質問に
「リラックスしてる時も一生懸命ですね」
と理解不能な答えを示す。

松岡さんは意識してテレビ用の「熱血キャラ」を作っているのか?
いや、違う。
本人は、「テレフォンショッキング」の「お約束」すら理解していなかった。
あくまで まっすぐな松岡さん。

「それではお友達をご紹介していただけますか?」
(え〜〜〜!?)※
という客の「出番」があったあと、いきなり真顔で
「なんだよ!(怒)」
と不機嫌になったのだ。
松岡さんは、その「え〜〜〜!?」の意味を分かっていなかった。
とまどう客。
みんな、24時間テレビで地球を救うヒマがあったら、松岡さんの奥さんと子供を
救ったほうがいい。

※この日は見ていた客も疲れたらしく、「え〜〜〜」の声もいつもより少なかった。


今日の「プロのお仕事」

今週の「タモリ倶楽部」は敢え無く閉店するラーメン店からの放送。
「この店にはよく通った」という某ラーメン王も出演。
ところが「あんかけカタやきそば」を見て
「これ、手打ち麺を揚げてるんですか!」と感心したかと思えばチャーハンを食べて
「これほどネギと合うのは初めてだ!」と感動。
あれ?よく行ってたんじゃないの?



1月31日(土曜) 「通」


19:30(NHK総合)

「鶴瓶の家族に乾杯」


土曜特集 「鶴瓶の家
族に乾杯」沖縄県与那
城町でぶっつけ本番の
旅▽中村勘九郎、カチ
ューシーに挑戦▽84歳
オバアの名言、10代の
母、沖縄の女性パワー
に鶴瓶脱帽

「あれ?私たちって、なんで仲良くなったんだっけ?」
あまりにも自然な現象を説明するのは難しい。
昨日、とある番組で はしのえみさんが
「私って、なんでテレビに出ているのか分からない」と
素直すぎる告白をしていた。
結局は「姫だから」という結論に至ったのだが、気付いたらテレビに出てたという人は多い。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、鶴瓶さんとゲストがぶっつけ本番の旅をする番組。
この日は沖縄の島へ。
鶴瓶さんは落語家、勘九郎さんは歌舞伎役者という具合に二人とも定位置が決まっている。
しかし謙虚なのは勘九郎さん。
人に会うたびに
「こんにちは。お邪魔します。歌舞伎の勘九郎と申します」と挨拶。
鶴瓶さんは鶴瓶さんで、あっという間に地元の人と溶け込むという「技」を見せていた。

が、一つ「ビックリ場面」があったのを見逃さなかった。
とある市場に着いた二人。
そこには おばちゃんの井戸端会議という、ごく普通の田舎のごく普通の光景が。
そのおばちゃんの、おばおばした群れに二人が何事もなく突入。
ビックリする人々。
「あ、あ〜〜!テレビに出てる人」
「あら!?勘九郎さん・・」
という、自然な驚嘆が。
と、その時、
「オバァ〜来て!鶴瓶さん、俳優の鶴瓶さんよ」

「鶴瓶さん=俳優」
「落語家の・・」というのならまだ分かるが「俳優」とは・・。 鶴瓶さんを見た時、とっさに「俳優」という言葉が出てくる人は
ある意味「通」の人に思える。
沖縄に鶴瓶さんの「通」がいらっしゃるとは・・。

※「鶴瓶さん」は「つるべぇ〜」ではなく「つるべ」が正解。


今日の「ほんとうにあった どうでもいい話」


友達が幼稚園の同窓会に呼ばれていた。
幼稚園って・・・。




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