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「暖めたお酒」は体も心も癒してくれます。また、自身の好みの温度で楽しめるところや、酒の種類、あるいはその日の気分や体調、肴によっても変えられますよね・・。
飲むとすぐに体が温まrり酒のまわりが早く、比較的少量でほろ酔い気分になれます。また燗酒は料理に合いやすく、むしろ酒の肴を必要とすると言えます。従って食べながら飲むため、健康面でもからだに良いと言われています。 |
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■燗酒に向くお酒とは? |
特にはないでしょう、何しろ自由なので大吟醸、あるいは生酒さえも燗つけていいのです。あえていえば、山廃純米古酒が好みで、少し老ねかけた精白度のあまり高くない純米酒とかいいですよ。
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■燗のつけかたは ? |
これには少しだけこだわりがあります。たっぷりのお湯にとっくりをつけて燗をします。寒い冬には湯気が上がるくらいの温度にすれば心までも暖かになるでしょう。
ストーブにかけたやかんがシュルシュルーって音を出している状態も特におすすめです。
夜の森の中での焚き火、飽きることなく見続けていたこと、ありませんか・・。焚き火は自然のテレビジョンとあるアウトドアーライターが語っていましたが、体も心も暖かく何よりも癒されるものです。
湯煎の湯気の向こうにも何か暖かいものを感じて、優しい人になっている、そこがまたいいのです。
さて、やや大きめの「ぐい呑み」一杯くらいの量をつけて楽しみましょう。
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■美味しい燗酒 岡山発
▲御前酒 「昔造り・・山廃純米酒」
▲富志美盛 「漆黒の闇・・純米大古酒」
▲かもみどり 「ふかまり・・竹林純米酒」
▲正義桜 「鯨正宗・・純米酒」
▲きびの吟風 「鬼山の謎・・特別本醸造酒」
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■美味しい燗酒 全国発
▲出羽桜 「枯山水」
▲大七 「生もと純米」
▲神亀 「ひこ孫」
▲末廣 「山廃純米」
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■燗酒を楽しむ・・それは独り酒がいい ? |
独り楽しむ酒はいいものです。孤独を怖がってはいけません。自分を見つめる時間が、こんな時代には特に必要だと思うのです・・いかがでしょう。
書物のページをめくり、好きな音楽を聴きながら、ちびりちびり杯を傾ける、それはとても贅沢で至福のひと時、そうは思いませんか、瞳を閉じて創造してごらん、いままで気づかなかった本当の自分に出会えるはず。
燗酒はそんなお酒なのです。
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■燗酒と酒菜 |
『鬼山の謎』 特別本醸造酒 板野酒造 2005-12
酒菜・・・■小芋の揚げ物
『御前酒』 昔造り・・山廃純米酒 辻本店 2006-1
酒菜・・・■鴨ロースト
『白い瀬』 特別本醸造酒 成羽大関酒造2006-1 【中国五県燗酒鑑評会で見事、金賞受賞しました】
酒菜・・・■明太子と椎茸の和え物
『末廣』 山廃純米 末廣酒造酒 2006-2
酒菜・・・■こふぐの唐揚げ
『備前蒼海』 純米酒 十八盛酒造 2006-2
酒菜・・・■粕汁
『竹林 ふかまり』 純米酒 丸本酒造 2006-3
酒菜・・・ふろふき大根の蕗味噌
『超辛』 本醸造酒 成羽大関酒造 2006-4
酒菜・・・いいだこの煮付け
『鬼山の謎』 特別本醸造酒 板野酒造 2006-10-2 ひと夏を過ぎ一段とまるみを増しています。
酒菜・・・なすのステーキ
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