<乙女座の神話>
豊穣の女神デメテルの姿を星座にしたもの。彼女にはベルセフォネという美しい娘がいたが、冥界の王ハデスがベルセフォネに一目惚れしたため、連れ去られてしまう。デメテルは嘆き悲しみ、大地は荒れ果て地上は死の世界となった。ゼウスはどうにかしてデメテルを慰めようと、冥界に使者を送った。ベルセフォネは既に冥界の女王が板についていたのだが、丁度地上に帰りたいという気持ちが芽生えており、彼女は無事母の元に戻る事が出来たのであった。
が、ハデスの策略により冥界のザクロを3粒食べてしまったベルセフォネは、3ヶ月の間否応無しに冥界に送り返される羽目になった。この3ヶ月の間、デメテルが悲しみのあまり引きこもってしまうため地上は冬になるという。……しかし、ベルセフォネにとっては、辛気臭いけど愛するハデス様の下にいられる冬の間と、華やかではあるが未だに子離れできないダメな母親とともに地上で暮らす春から秋の間と、果たしてどっちが幸せなのだろうか……(爆)。
「聖闘士星矢」において、冥王ハーデスが人間(パンドラの弟)の肉体を借りて降臨した日は、丁度乙女座の時期に当たる9月9日となっている(この日は同時に、瞬の誕生日でもある。道理でハーデスにとり憑かれたわけだ)。神話との関係に奇妙な一致を感じるのだが……はてさて。
<基本性格>
<黄金聖闘士:シャカ>
処女宮を守る聖闘士で、自他ともに認める「最も神に近い男」。一部では「神そのものになりきっている」とも言われているが……(笑)。
性格はものすごく尊大であり、一輝に浴びせた「大地に頭をこすりつけてこの私を拝め!」の一言はあまりにも有名(笑)。ただし二次創作パロディーのシャカの尊大な態度はやりすぎです(汗)。自分には弱者に対する慈悲の心が欠落している事を自覚しているとんでもない男。しかし、「このシャカ、女神のために戦う事はあっても、悪のために戦う事などありえない」と言っているから、そこまでひどい奴ではない……多分。人間の善悪を見極める才能の持ち主であるが、アーレス教皇(サガ)は二重人格であったためか最初はその悪を見抜けなかった。
<ハムちゃんず:タイショーくん&マフラーちゃん>
<SGガールズ:綾崎若菜>