今回はのっぽくんの飼い主であるユメちゃんが久しぶりに登場。家が本屋なだけあって物語を考えるのが好きな彼女ですが、物語を収めたノートをサダ吉くん(まいどくんの飼い主)に読まれてしまった上に内容を茶化されたため、怒って「もう、お話なんて作らない!」と言い出してしまうことに……。お話の続きが楽しみだったのっぽくん(+他のハムちゃんずのみんな)はがっかり。しかもその上、サダ吉くんがノートを無くしてしまったから更に事態は悪化。普段は温厚なのっぽくんもさすがに堪忍袋の緒が切れたようで、まいどくんとケンカ状態に陥ってしまう……。
しかし、サダ吉くんもこのままでは漢が廃る、と考えたのか、無くしたノートを必死に探している様子。しかし心当たりのある場所は全て探し尽くしたのに、なかなか見つからない。次の日、落ち込んだまま通学路を歩いていると……ゴミをあさっているカラスを見て彼は思い出したのであった。実は彼、帰る途中にずっこけてランドセルの中身をぶちまけていたのだ!! 何とドジな……(苦笑)。そしてその時、ユメちゃんのノートをカラスに持っていかれてしまったかもしれないと読んだサダ吉くんは、そのままカラスの巣がある公園へ直行。ハムちゃんずもそれを見つけてカラスの巣へと向かうのだが……サダ吉くん、カラスの巣とは逆方向へ行っちゃったんですね……。あらら。仕方が無いので自分たちだけで探すことにしたハムちゃんず。案の定、ユメちゃんのノートはカラスの巣の中に。こんなもの巣の中に入れて、カラスは何をしたかったのだろうか(苦笑)。……とにかく、探し物を見つけたハム太郎達は一刻も早くサダ吉くんのところへ向かいたいところなのだが……住居を荒らされたカラス達が怒ったため、作戦は難航。困ったハム太郎達は、ノートを広げてムササビ飛行術(笑)で脱出!! そのままサダ吉くんのところへ直行したのだが……驚いただろうにねぇ……。とにかく、これでユメちゃんのノートが戻って一件落着。サダ吉くんとユメちゃんもちゃんと仲直りをしたのでありました。ただしロコちゃん&カナちゃんを仲介人にして(苦笑)。
その後、ユメちゃんの書いたお話を元に、ハムちゃんずを主人公にした紙芝居が作られることになったのだが……そのお話の中に野良ハムスターのタイショーくんとねてるくんが入っていたのは何故なのだ? タイショーくん達が小宇宙で伝えたのか?(爆)
暖かくなると変な人が増えるといいますが(苦笑)、今回のハム太郎でも一風変わった人が出てきました。ウキハムくんとたいほくんです。
ちび丸ちゃんが風船で遊んでいた時、タイショーくん達が「貸してくれ」と迫ったばっかりにちび丸ちゃんの風船が木にひっかかってしまいました。タイショーくん達が風船を取ろうにも、木の上はあまりにも危険な場所……。そんな時、サルなのかハムスターなのかよく分からない謎の生き物(笑)が現れて、ちび丸ちゃんの風船を華麗に取り戻したのでした。謎の生き物とすっかり仲良くなったちび丸ちゃんだったのだが、突如として謎の笛の音がけたたましく鳴り響くと、謎の生き物は一目散に逃げ出してしまった! 笛の音の主はたいほくんというお巡りさんスタイルのハムスターで、先程の怪生物(爆)はウキハムくんというれっきとしたハムスターなのだそうだ。たいほくん曰く、日が沈むまでにウキハムくんを捕まえないと大変なことになるとの事。と言うわけでハム太郎たちも一緒にウキハムくんを探すことに。
……しかし、このたいほくんというハムスター、ものすごくドジでマヌケなんですわ……。上手く気配を殺してウキハムくんに近づこうとしても、バナナの皮を踏んでずっこける始末……。一体何世紀前のギャグだ!(笑) しかもウキハムくんはサルのすばしっこさとずる賢さをかね揃えているから余計に捕まえにくい。突如ハムちゃんずの近くに現れたウキハムくんを捕まえようにも、バナナの皮攻撃に邪魔されて近づくことすらままならない。しかもどさくさにまぎれて、ちび丸ちゃんがウキハムくんと一緒に逃避行を始めてしまった!!
ハムちゃんずは途中で何度もウキハムくん達を見失いかけるものの、ちび丸ちゃんの風船を目印に懸命に追いかけます。しかし敵もさる者、まいどくんが飼われているコンビニで風船を配っているのを見つけると、その中に飛び込んで操作の目をかく乱したのだ! 風船だらけで相手を完全に見失ってしまったハムちゃんず。しかし、サダ吉くんの九官鳥が変な鳴き声をしていたため、ハム太郎達はとっさの判断で店の中へ。案の定、ウキハムくん達は店の中にいて(何という洞察力なのだハム太郎!)、再び追いかけっこ開始。ウキハムくんのスピードに対抗するため、たいほくんはパトライトを出したのだが……ド○え○んの秘密道具ではないため、かぶっても全然スピードは上昇しません(苦笑)。それでも気合いで追いかけるハム太郎達。そして遂にウキハムくんを追い詰めたハムちゃんず。クレーンの上に逃げたウキハムくんに詰め寄るたいほくんであったが……あっさり逃げられてしまいました。高いところは相手の土俵ですからねえ……(汗)。しかもその上、たいほくんが腰をぬかしてしまって大ピンチ!!
このピンチを救ったのは、何とウキハムくん。捕まるのを覚悟でたいほくんのピンチを救ったのだが、まだまだ危険な状況に変わりは無い。そこでハム太郎は、いつの間にかまいどくんが持っていた風船(×4)でウキハムくん達の所へ向かい、何とか救出。これにて一件落着……かと思いきや、意外な事実が明らかに。実はたいほくんとウキハムくんの追跡劇は、ただの鬼ごっこだったのだ!! たいほくんの衣装はただのコスプレ……。なんともまあ、はた迷惑な連中ですこと。一瞬、ニンハムくんの変装だと思ったぞ>たいほくん
アイドルハムスターのくるりんちゃん、巷では人気アイドルのはずなんだけど……登場回数が少ないせいか(苦笑)、リボンちゃんからなかなかメインヒロインの座を奪えないでいるみたいです。飼い主の方もこれまた出番が少ないために(笑)、愛しの木村君になかなか名前を覚えてもらえない(しかもことごとく無視される)様子だし……。メインヒロインの座をかけて共に戦うアイドルコンビ、その野望の結末やいかに!?
で、くるりんちゃんはハム太郎のハートを奪うために行動を開始。……しかし、既にご存知のように、ハム太郎の思考はものの見事に子供のまんま……。と言うわけで初回は天然ボケで軽くあしらわれてしまい、作戦失敗。……ハム太郎ってさあ、友達になるのは簡単だけど、恋人にするのはとてつもなく難しいタイプだよね……。しかしくるりんちゃんは諦めない。今度はプレゼント箱の中に隠れて地下ハウスに潜入し、そのままハム太郎を連れて教会で永遠の愛を誓おうとすることに(!!)。本人は「これでハム太郎のハートは私のもの」と言っていたが……。駆け落ちって、そういう目的で起こす行動ではないのでは……(苦笑)。しかしそんな警告もくるりんちゃんの耳には届きそうもなく、ハム太郎を連れてひたすら突撃。しかし途中でずっこけてしまい、轢かれそうになるピンチ! ハム太郎は身をていしてくるりんちゃんを救うものの、水溜りに突っ込んでしまい顔中泥だらけ……。それでも笑っているハム太郎の神経を理解できなかったくるりんちゃんであったが、彼の優しい人柄に心を揺れ動かされた模様。更に、ハム太郎が二人っきりで虹を見せてあげたものだから、くるりんちゃんの胸の高まりはますます激しくなり……。
つまり、くるりんちゃんはハム太郎に恋をしてしまった、と言うわけ。くるりんちゃんの中では、ハム太郎は白馬に乗った王子様……。しかし、リアル等身で顔が“普通の”ハム太郎というのはちょっと気持ち悪い(笑)。……で、くるりんちゃんはハム太郎にラブレターを送るのだが……ハム太郎を「王子様」と呼んでしまったがために、鈍感なハム太郎は「くるりんちゃんが新しいお遊びを思いついた」と勘違いし、玉砕。……しかし、ハム太郎たちの「王子様遊び」に呆れながらも、くるりんちゃんの野望は未だに潰えていなかった。果たして彼女は、真実の恋を得ることが出来るのか?
各地で桜開花の報が相次ぎ、桜の季節がやってまいりました。というわけで今回はお花見ネタです。
とっとこ山に古くから伝わる「伝説の桜」。その美しさもさることながら、この桜の花吹雪を浴びた者はどんな願いもかなえられるという。ハム太郎達はその「伝説の桜」を求めてとっとこ山に足を運ぶ事となるのだが……。長老がいつもの悪い癖(知りもしないのに知ったかぶり)を発揮してしまったため、調査は難航。ハム太郎達は長老の言葉を信じて山の奥へ突撃していったのだが……桜の花なんてどこにも無く、あるのはただ枯れ木ばかり。長老は花咲かじいさんの真似事をして懸命にごまかすものの、結局は失敗。ハムちゃんずの怒り大爆発!!
仕方が無いので、自分達の足のみで「伝説の桜」を探すハム太郎達。しかしそれらしい桜の木はやっぱり見つからない。……まあ、伝説になるぐらいだからそう簡単に見つかるはずは無いのですが(爆)。あきらめムード全開の長老に対し、ハムちゃんずのストレスは溜まる一方。そんな中、ハムちゃんずは偶然にもパンダくんの飼い主であるモモちゃんと出会うのであった。実は彼女も伝説の桜を探しており、昼寝から目覚めたばかりの寝ぼけた頭で「伝説の桜」を探している間に迷子になってしまったようだ。モモちゃんを無事に戻すために、自慢の嗅覚で人の気配を賢明に探すハム太郎達。
そして余計に道に迷ってしまった(爆苦笑)一行だったが、迷っているうちに彼らはそこで信じがたい光景を目にしたのであった! ハム太郎たちの目に飛び込んできた光景は、一本の見事な桜の木。その筆舌しがたい美しさを目の当たりにした一行は、これこそが「伝説の桜」だと確信したのであった。そしてモモちゃんが目を閉じて念じると、程なくしてモモちゃんの家族の姿が。実はモモちゃん、家族みんなでお花見に行きたかったのだが、都合が悪くて父ちゃんと二人っきりで行く羽目になっていたのであった。家族みんなでお花見がしたいというモモちゃんの願いは見事にかなえられ、ハムちゃんずのみんなは伝説を目の当たりにしたのであった……。しかし、ここでも長老が悪い癖(なんでも自分の手柄にしたがる)を発揮させてしまい、感動が……(汗)。