現在、新幹線の高架沿いにあり、国道2号線 JR福山駅や福山東インターにも程近い位置に境内が備わっています。

 薬師寺の始まりは、天正年間にさかのぼります。もともと王子山は毛利元康公の居城でした。当時海岸沿いであり、海中から引き揚げられた薬師如来像を御祀りしたのが創建であると伝えられています。
 のち、福山城を築いた水野勝成公の帰依を受け、大伽藍を備える大寺院となりました。しかし、不幸にも、明治年間に火災に逢い、伽藍は焼失し、灰燼に帰してしまいました。現在の本堂は、明治後期に再建されたものです。

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薬師寺 瑠璃光殿
王子山薬師寺 略縁起

薬師寺寺紋
「丸に抱沢瀉」