近頃考えている事

最近のプロ球団の動き、経済界も巻き込んでスポーツ問題なのか経済問題なのか、本当に興味津々ですね。
カープも新しい球場をということで官民上げてボルテージが上がってきましたが、今のカープは黒字経営なんですよ。もし新しい球場が出来て負担が増えて、身売りということに
ならないように慎重に事を進めて欲しいですね。場所についても色々な候補地が上がっているようですが、今の場所も負けてヤケザケ飲みに行くのに流川が近くていいと思うんですがね。
それに良く見ると結構都市の中の球場として馴染んでいますよ。

NPO建築リニューアル支援協会ですが光触媒のシンポジュームの2回目も無事終了しました。建築学会材料部会との共催でしたが、中々の盛況でした。
理事長の近大存永先生にも地方でこれだけの専門的なシンポが開くのはたいしたものですねと喜んでいただきました。
パネルディスカションの前の基調講演を2回も無料で引き受けてくださり有難う御座いました。
シンポの内容は建築リニューアル支援協会のホームページで御覧下さい。


H16/11/09

建築リニューアル協会もやっとNPOになりました。協会の方からメルマガを2週間にいっぺん出してます。先日宮島の管弦祭のホームページの検索をしていたら私の自己紹介で使っているスケッチが出てきました。メルマガで私のスケッチを使っているので不思議ではないのですが、何となく嬉しかったです。第一回目の行事として建築学会と共催で光触媒のパネルディスカッションをします。出来れば一度リニューアル協会のホームページも覗いて見てください。
スケッチは私たちの協会の理事会を開いている袋町にある広島市ボランティア支援センターの辺りです。

向こうに見える青いビルは広島市が建物の建築を許可する時ベージュ系統の色にして欲しいと指導したのですが設計者(日建設計)は青で押しとうし新聞でも記事になりましたが、今は結構周りに馴染んでいますかね、、、

H16/08/25


どの人にも自分の好きな街角があると思います。最近は色々な都市整備が進みほんとに町のあちこちが綺麗になってきました。
私の好きな場所は銀山町辺りから八丁堀を見た景色です。
この位置は八丁堀に向かってゆっくり下っていき、絶妙なカーブで立町に繋がっていきます。この大きな鉢の底の街角に動いていく、その感覚が好きなんです。
小学生の頃は天満屋の手前今の三越のあるところに中国新聞のビルがあり、何でもそろっていた広島唯一の福屋があり文化の象徴のように子供の頃から感じていました。
それともう一箇所中広から沼田を結ぶ高速4号線のトンネルを抜けて中広に出る大田川の橋の上から見たパーと拡がる広島の町並み、
人は4百円だ高いといいますが、この景色だけで400円の値打ちがあるような気になることがあります。
この両方の景色は切り取られた町の美しさでなく、こちらが動きながら見ていくときの美しさに感動するのだと思います。

でももう少し高速料金安くなりませんかね。


H16/05/19

紙屋町の交差点を久しぶりに通ったのですが、電車の停留所が変って何となく町の雰囲気が変りました。
昇降客には雨の日とかは便利になったとは思いますが、通りから見ると交差点に大きな衝立が出来て町の賑やかさが消えたようですね。
スケッチを見ても何となく味気ない気がしませんか。

それとやっと仲間で進めていた建築リニューアル協会のNPOが立ち上がりました。
少し硬いホームページですが一度よって見てください。リンクの項にアドレスがあります。

話しは変って岩国は錦帯橋が架け変って渡り初めを始め色々な行事が行われました。私はライトアップしか見ておりませんが、中々大規模な仕掛けでした。
良い悪いは色々な感じ方が有ると思いますが、非常にイベント的でした。
少し落ち着いたら夜桜見ながら一杯というのもいいかなと思っております




H16/04/07


平和公園の本通り側に大田川のクルーズ用の乗り場があります。
2隻の船が並んでいますが小さい方の船は公園を中心としたクルーズ用で大きな方は宮島へ行く船だそうです。
広島市の地図を川と陸地とで見ると市街地はかなりの割合で川の面積があります。大田川は一級河川なので国土省の管轄で色々な制約があるのですがこの3年間大阪市と広島市が特別に
河川敷の制約を緩めオープンカフェやフリーマーケット、オープンギャラリーのために開放する様です。
何となく川の周りがおしゃれになりそうですね。











H16/03/03

NPOの会議は広島市中区の袋町小学校のそばにある市の交流センターで開くのですが袋町の電車の停留所前に旧日本銀行広島支店があり其の前に植えてあるもみじがまだ葉を沢山つけていてドライフラワー状態になっています。昨年の秋が暖冬だったために所々でそんなもみじを見ます。宮島のもみじ谷のもみじはどうなんでしょうか?
ちなみにもみじ谷のもみじはイロハもみじですが自然に生えたのでなく谷の入り口にある老舗旅館岩惣の主人が植えたものだそうです。
またこの建物は原爆を受けた被爆建物ですが入り口の説明文を見てびっくりしたのが原爆の落ちた2日後の8月8日には各銀行の業務をこの建物の中で開始していたのだそうです。
この建物の前面にある木で出来た構築物は中でやっている作品の一つでその内撤去されるオブジェのような物と思っていましたが、よく見るとスロープなのですね。
予算がなかったのか知れませんが油圧式のリフトにしてガラスのシェルターで上手くデザインしたらもう少し町並みに馴染んだかも知れないと思うし使われる方も便利だったのではと思うのですがーーー


H16/02/09

岩国市といえば錦帯橋ですが2年前から架け替えが始まりスケッチの2橋の向こう側に最後の2橋が出来て架け替えが終わります。架け替え工事は観光客と川の水の少ない時に架け替えるということで
冬の間に架け替え工事を進めているのだそうですが今年も順調に進んでいるようです。木の橋というのは数では少ないですがデザインとか人の心に訴えかけるものを持っているのですかねー
ずいぶん前に話題になったマディソングンの橋も木の橋(火事で焼けてしまったようですが)ですし、セーヌにかかるパリの芸術橋も床が木でできています。
解体した錦帯橋の木の切れ端を広島の東急ハンズで売っていましたがこれで上手く売りさばければ廃棄物処理も非常に上手く行くことになります。
いずれにしてもこの春に五つの橋がすべて架け替えられますので桜の花を入れてホームページに載せたいと思っています。


H16/01/17


たまには岩国のスケッチも描いてくださいといわれ、まず西岩国駅から。駅前はほとんど変りませんが駅の裏は昔帝国ヒューム管の工場があったのですが今は住宅街に変っています。
駅舎は今は無人駅で駅の中はつまりませんが、外観は昔のままです。西岩国駅の看板の上に宇野千代のふるさとという看板が取ってつけたようにありますがせっかくなら駅舎の中に宇野千代に関連の絵地図や適当な資料を展示したほうがうんといい気がしますが。
駅にはタクシーも待ってますが、丁度クルリンという100円バスが待っていました。コースはどのように走るのか知りませんが西岩国の道は狭いので丁度いいスケールと思います。
この西岩国駅は岩徳線ですが私が小さい頃山陽本線が災害か事故かで何日か山陽本線を走る特急電車が走ったことをかすかに覚えています。
このちっちゃい駅でもいろいろの思い出が詰まっているのですから可部線の廃止とかローカル線の廃止の話を聞くとそれぞれの駅とか沿線で育った思い出までなくなるようでつらいですね。
老人ボランティアなどを使いながら何とか維持できないのでしょうかね。何もかもが効率だけで競争させられ残して欲しい思い出まで切り捨てられるようで、さびしい限りです。

H16/01/08

11月22日建築リニューアル支援協会の初めての見学会として呉市郷原町の授産施設たまご会の見学会を行った。
写真は其の時の様子ですが近大の存永教授の施設計画のコンセプトの説明を受け酸化チタンの匂いの吸収力を不思議に思いました。私個人的には酸化チタンを混ぜたタイルに高度障害を持った子供達の絵を焼き付けてあるのですが子供達の素直に感じた心のままに懸命に描いてある絵に涙が出るほどの感銘を受けました。又館内のあちこちに子供達の絵をダンボールを下地ににサランラップで丁寧に巻いて作られた壁掛けは質素ではあるけどとても清潔感のある感じを受け職員の方々のご苦労に感じ入りました。
タイル絵の一部を別ページに設けましたので御覧になって下さい。
先日建築事務所協会の見学会で三次の県立運動公園のプールに行ったのですが、やはり10年位前に高エネルギー利用の先端技術を東京で見学したことがあり、こんなもの使えるのかなーと思ったのですが100m掘った井戸38本を利用し井戸水の温度がいつも15度程度なのでその熱を利用してヒートポンプで熱交換する技術を開発して使っており、ゆっくりではあるが着実に技術は変っていると感じました。
ただ光触媒を使った酸化チタンの消臭とかホルムアルデヒドの分解や、井戸水を使った熱交換のシステムはハイパワーではないのでゆっくりとした時間が必要となる。
バンバン化石燃料を使いCO2やゴミをどんどん出す時代でなくなった今技術の方は着実にスローライフの方向に変っているが、生活を中心にした人の心は中々軽装備にならず、むしろ変っていく時代への不安に対する防衛として色々なものを引きずりしっかりと物を貯め込み、お金を貯め込み(これは私には最近縁がないですが)自分も含めていやになる事があります。
私も専門学校の授業の時お金とか物の向こうに本物の幸せはなかった、本当は心の中にあると思うんだがどうしても他人と比較したり必要以上の一人勝ちをしようとして其の代償として本当はすごく大事なものを捨ててしまっている、本当はみんな自分で気が付いているけど自分を変えるということは難しいですねと言う話をすることがあるのですがこれが生徒には結構受けます。
みんな幸せは考え方の中にあると分かっているのですが、何となくいつもの生活のリズムという惰性に流れて生活のシステムを大きく変える事が出来ませんねー。
私も又同級生も段段老人という域に入って行き変る事の煩わしさから保守的になりがちで、しかも世の中不景気、閉塞感もありじーとしていたい気もあります。
でも私も私の周りの人間関係も含めていつも心の豊かさを求めてゆっくりでも良いから変っていく気概だけは持ち続けたいと思います。

H15/12/10


今私たちが立ち上げの準備をしているNPO建築リニューアル支援協会の始めての見学会を11月22日に開催できるよう準備しております。詳細はリンクページにあるホームページ建築リニューアル支援協会をクリックしてください。
今回は近畿大学工学部建築学科教授在永先生に依る福祉に対して建築は何が出来るかという講演を御願いしております。
又メーカーによる光触媒による防臭抗菌の塗り壁材の説明も有ります。
私どものNPOはシックハウスの問題にも積極的に取り組んでいますが耐震問題にも注目しております。
スケッチは広島城ですが4年前の安芸灘地震の時に天守閣にある鯱が落っこちたのをご存知ですか。建物の上に飛び出す例えば煙突とかこの鯱のような物は地震の時普通より大きな水平力を受けます。十分な設計や工事をする必要があります。
広島城もいま紅葉が綺麗です。



H15/11/18


11月2日3日と奥津和野、六日市、日原に紅葉を見に行った。特に六日市では役場から北に入ったところに鹿足河内峡谷という素晴らしい峡谷があるのですが、地元の人もあまりご存じないようです。
でも私たちが入った時広島のサイクリンググループが着ておりましたから知っている人は知っているんですねー。
紅葉の写真を撮るということで写真家の人と同行したのですが、紅葉の写真は天気が良すぎるとうまく撮れず、曇り空のほうが上手く撮れるそうです。ただデジカメは中々上手く撮れないようです。
やはりフィルムで露出を少しずつ変えながら撮りその中から紅葉の発色の良いのを選ぶそうです。
奥津和野は堀家というもみじの綺麗な大庄やがありますが津和野と奥津和野の間に鷲宮八幡宮と言うお宮があり、4月の桜の花が咲くとき流鏑馬が行われます。
流鏑馬の馬場が残っているのも日本ではここだけです。珍しい遺構ですから津和野へ行かれることがあれば、一寸足を延ばしてみてください。十分見る価値はあります。
スケッチは鷹の橋の交差点です。右に見えるのが市役所で木々の紅葉が始まっています。


H15/11/5

移ろい行く美しい自然と暮らしながらその自然に向かって大きく開いた開放な空間が日本住宅の大きな魅力でしたが人工的に室内気候を作り出し快適な暮らしを目指すということで戦後の住宅特に建具がスチールやアルミで気密な空間になり冷暖房の空調効率を上げるためしっかり断熱材を入れた高断熱高気密の住宅となった。
しかし梅雨のように高温多湿の状態が続き換気が十分でないと部屋の中にカビがわいたりダニが発生したりする。
赤子の柔肌でなく少ししなびてるかも知れぬ友人をもダニで悩ました今年の夏の初めの長梅雨はほんとにお互い大変でございましたなー。
とくに日本の住宅は内断熱がほとんどの工法ですので壁面内部で結露する場合がありそのため結露によるカビの発生がによるホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物だけでない生物的な空気汚染も発生したりします。
最近日本の民家が注目され壊される民家を移築して現代住宅に作り直す事も珍しくなくなりましたがその意匠性と共に開放的な機能と共に自然の材料を使った人に優しい建物との見方があるのだと思います。
いずれにしても室内の換気を十分に行う必要があるのですがただ換気扇などで機械的な換気をするのでなく室内と外部の熱交換をしながらの換気を行うようにしないと快適な室内環境を維持できない。
又建築の外断熱への移行というのも建築界としては真剣に考える必要があるのかも知れないですね。


平和大通りの交差点から市役所の方を見たスケッチです。21階建ての事務所ビルだそうです。

H15/10/23

建築に関する記事が少ないのではないですかという指摘がありましてちょっと増やしてみましたが個人のホームページとしてはかたいですかねー

前回に続いてシックハウスについて
7月1日より建築基準法が変わったのですがホルムアルデヒドの発散速度によって材料を4つにランクずけをしF☆☆☆☆を最高のランク付けにし内装材で使う場合は制限を設けていない。
次がF☆☆☆で第3種ホルムアルデヒド発散建築材料としJASのFc0及びJISのE0に当たり使用面積の制限がでてくる。残りの2ランクの内Fc2,E2の規格にあたる物は使用が禁止されることになった。
それと同時に原則として全ての居室に機械換気設備の設置を義務づけている。但し常時開放の規定面積を満足する開放部を持つか、合板などを用いない内装で真壁造の居室なら換気設備は不要である。
いずれにしても作り手にとってはかなりキツイ法律ではあるが、毎年花粉症で悩まされている私にとっても安らぎの空間と思った家が揮発性化学物質のアレルギーに四六時中悩まされる人の気持ちが少しは分かるような気がする。

まだシックハウスはホルムアルデヒドだけでなく塗料とか接着剤、木材の防腐剤に含まれる揮発性有機化合物はゆくゆくは規制されるでしょうが、まだ自由というより野放しの状態です。
今回の基準法の改正はかなりきついと思われるかもしれないが建築に携わるものにとっては出来るだけ有害にならない材料や工法の使用に気を使う必要がある。
私のまだ若い頃床材でアスタイルというほとんどのビルで使われたプラスチック系のタイルがあったが歩行によって磨り減ったアスベストが飛ぶという事でアメリカでは使用禁止になっていたが日本ではどんどん使っていた。結局徐々に使われなくなって塩ビ系のPタイルに変った。その後もアスベストの耐火被覆が肺がんを引き起こすということで問題になったが業界自体はそのことを知ってもいたけど、材料の性能や価格に変る他のものが無くどんどん使われてしまった。それが後になって被覆をはがすのに大変な養生と費用が掛かってしまうのです。
建築の欠陥事故を調査したりする時技術者が勉強不足の為知らないで起こす欠陥と知ってはいたけど大きな問題と思わずに判断してしまう判断ミスの欠陥とがあります。
私も専門学校で時々話をするのですが建築基準法に限らず法律はこれに違反したら事故とか色々な被害とか出る最低の決め事なので出来れば法規の趣旨を酌んでより厳しく事に取り組む必要があると思います。


今回のスケッチは横川駅前です。広電の電停が駅構内に移動してJRとの乗り継ぎが便利になりました。現在横川駅も鉄骨3階建の工事が始まりました。


H15/10/14

先日建築リニューアル支援協会に問い合わせのあったシックハウスについて回答を担当したのでそのことについて少し専門的になって面白い話にはなりませんが書いてみます。
シックハウスの症状はホルムアルデヒドだけでなく揮発性有機化合物であるトルエンとかベンゼンなどさまざまな室内化学物質が空気を汚染する事に依ってを引き起こされます。
代表的な汚染物質の沸点を見るとホルムアルデヒドは-21度で高揮発性有機化合物のカテゴリーにキシレンは140度ベンゼンは80度と揮発性有機化合物に含まれ今年の7月から施行された建築基準法の改正でホルムアルデヒドと並んでシロアリ駆除剤の有機燐酸系農薬でクロルピリホスは300度で準揮発性有機化合物に分類されます。
建築基準法では建材のホルムアルデヒドの発散速度に依って4ランクに分けランクによって使用する面積を制限し且つ常時換気することによって空気中の濃度を上げないよう規制を加えました。
しかし塗料とか接着剤については今回は見送られましたがいずれは規制されるものと思います。
私も住宅の性能評価の検査に立ち会う時、昔は新築の匂いがしておりましたが今揮発性有機化合物に気を使った建物はほとんど匂いません。もし貴方のお家が新築の匂いがきついならそれは問題があるということです。
じゃーもし匂う場合どうするかというとVOC(揮発性有機化合物)は塗料とか接着剤から放出されるのでベイクアウトという方法が有効な手段と思います。但しホルムアルデヒド等の沸点の低い物質は拡散型で化学物質が放散されるのでVOCのような蒸散型の放散ではない為あまり効果は期待出来ません。
ベイクアウトは個人でも出来ますので火災にならないよう又ガス中毒に気をつけながら部屋をストーブ等で温度を上げ室温が40度位にしてその後換気をするという事を数回繰り返し様子を見てください。
あまり温度を上げ過ぎると空気の乾燥によって木部の狂いやひび割れ等が出てきますので注意しながら行って下さい。
また大工さんは良かれと思って施工中に釘などと併用してしっかり接着剤を使用している場合は内部から化学物質が出る拡散型の放散に近くなるので濃度が下がるまでに時間が掛かると思われます。
かなりしっかりした工務店でも誤った経験や情報の不足により思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
建築にあたってはしっかりした専門家に相談に乗ってもらうことは絶対に必要なことです。

なおガーベラやゴムの木はベンゼンやホルムアルデヒドを吸収するそうですし、バナナの葉や観音竹もホルムアルデヒドを吸収するようです。二酸化炭素は植物が吸収するというのは生物の時間に習いましたが、新築祝いにゴムの木の鉢を送るというのも中々理に適ったものなんですねー。

なおスケッチは広島駅前の水道用の橋を描いてます。


H15/10/10

今日CADで平面図変更をしました。家相に拠る変更だそうですが、家相も全てが全て悪いわけでは有りません。家相にも一種の生活の知恵の様なものもありますから!
私たちの建築リニューアル協会もそういう事に関して少しは説得しないといけないのですかね!どうも感情を余り表に出さず男は黙ってサッポロビール----キリンビールでもアサビールでも あたしゃ みんな美味しく頂いてますが----時には本気で説得しようと思うのですが、お客さんが大工さんと相談して其の案を契約上図面化してとだけの依頼で大工さんタダタダお客さんの言う通りにしてと仰るだけ----
非常に空しいー!!








H15/10/01

このページでは出来れば今仲間で立ち上げているNPOの建築リニューアルに関連のある記事を中心に書きたいと思っています。
リニューアルでは11月の下旬に社会福祉法人たまご会知的障害施設の見学会を計画しております。近大工学部建築科教授在永先生が酸化チタンの研究をされています。酸化チタンは光触媒である紫外線が照射されると、光電効果によって電子がはじき出され、電子とホールとが作られる。この電子とホールが光触媒の表面で空気中の酸素や水分と結びついて酸化還元反応を行い、活性な酸素種(O−,O−2,OH)が出来この活性酸素の酸化力が有機化合物や細菌などを酸化分解する。これが酸化チタンがホルムアルデヒドを分解するメカニズムなのだそうでが匂いも分解します。
ですから老人施設などで匂いに対する方法として酸化チタンを漆喰などに練りこんで塗ると蛍光灯などの光が当たるだけで消臭効果が永久に続くのです。もしこれが炭等の場合は小さい気泡に入って吸着するので洗ってやらないと永久ということは無いのです。詳しくは建築リニューアルのホームページに書き込みが出ますので見て頂ければと思います。
建築リニューアルのページに少し柔らかもを入れるということでこのページのスケッチを使うことになりましたので少し広島の町のスケッチを入れていきたいと思います。
あまり記事と関係ない絵が載ることが有るかもしれませんが、ただ壁に架かった絵ぐらいの感じで見てください。

H15/9/26

この写真(ページが重くなりますので写真は削除---10/10)は我が家の庭に咲いている、茶花にもなる紫式部という紫色の実のなる低木ですがそれにヘクソカズラが絡みついたものです。ヘクソカズラも紫式部の実より少し大きめの実を付けますが、名前ほどひどい匂いはしません。この実ももう少ししたら赤みがかった可愛い感じの色に熟します。又向うに見えるぶどう色の実は毎年秋にはヒヨドリの食べにくるヤマゴボウの実です。人間には毒草ですがヒヨドリには美味しいご馳走なんだと思います。
紫式部の実は何も匂いもしませんが、香道の世界では源氏香という有名な香組みがあります。源氏物語のそれぞれの章にならって組香の出を墨で記録紙に書くのですが、5回炊かれた香の内5つ皆違えば5本の縦棒最初と3番目に炊かれた香が同じで後の残りがみんな違えば1番目と3番目の縦棒の上を結び残りは縦だけという、着物の柄などになる模様が出来ます。5組5個の25個を用意して5個しか炊かないのですから、香を用意する香元は大変でしょうが、私の大好きな組香の一つです。

H15/9/22


9月18日に建築リニューアルの会合がありホームページを作ったことを話し、まだ持ってない人も開設したらその人のHPを見ておられる方からのリンクで建築リニューアルへのHPの来訪者が増えると思うので作りましょうと話をしました。私たち還暦の前後から上の世代の人にとってはマニュアルを見ても余り馴染みの無い語彙が次から次えと出て、数ページ読んだら、前に説明のあった語彙忘れて後戻りして読んだりして、中々前に進まず其の内にもう嫌になってしまう。
学生の頃にトルストイの戦争と平和を読んだ時、小説の中に出てくる人物が馴染みのないロシア名の名前ばかりで、何々家の誰という家と名前の系図を見ながら読んだ事をマニュアルを読む時などに、思い出す事があります。小説の場合は馴染みの無い名前でも読み進む内に其の名前の上にどんどん情報が重なっていき終わりの頃には、其の馴染みの無かった名前だけでその人の言葉から行動までが心の中に素直に入ってきて感動しました。しかしマニュアルは出てくる言葉とその意味を書いたメモを持って読んでみても、読み終えた時、感動することは無いでしょうね!大学の時の英語の教本でアメリカの作家サリンジャーを読みましたが、文学的センスが無かったのでしょうねー、さっぱりわからんだった。後から同じものを日本語訳の本で読んでも内容がよう分からん。日本の作家の小林秀夫の文章と同じで分からん事はどうやっても分からんのですねー。
でもマニュアルのわからんは、きっと書いてる奴の表現力が悪いのだと思います。
少なくともホームページ作成のソフトは余り複雑でないので分かり難かったらそれは本の作者の表現力が悪い。
でもホームページの一番の問題は、特に商品紹介でも技術紹介でもないページに何を書くかで、自分の胸にある事を全部あからさまに書いてしまうと、いろんな処で摩擦を起こしそうだし、押さえて書くと面白味も真意も伝わりにくく一番難しいところだと思います。そこで第三者にモニターしてもらいながら気配りしながら記事を書き進めようと思います。
他の人の意見は掲示板を使う方法もあるとは思いますが、掲示板は記入者が勝手に書いてしまい私の方でコントロール出来ないので設けませんが、メールを頂ければ読んでる人の意見を汲みながら、私の記事の中に織り込んでいきたいと思います。------出来ればやってみたいことの中で書いてますようにお互いのホームページをリンクさせながら緩い関係を保っていきたいと思っています。
先日私の教えている専門学校で10人位のクラスですがHPを持ってるかどうか聞きましたが、1人もいませんでした。就職先をHPで探すよりHPを持ちこちらからも自分の出来ることをメールで就職希望先の担当者に自分のHPのURLを送って売り込んでいく仕掛を作る方法もあるのではないかと、話をしましたが余り反応がありませんでした。今の若い人はiモードのメールは盛んに使っていますが、パソコンのメールは余りやってないようですね。

H15/9/21

9月1日にdeodeoにホームページの開設の申し込みをしました。まだアドレスが決まるまで少し日にちがありますので追加記事を書き込んでみます。
これから記事を更新するときこの様に新しい記事をページの前に書き加えようと思います。
下記の中で島根大学の発掘の話を書きましたが2,3日前の新聞で住居跡の遺跡が発見され中国地方でも珍しい遺跡だそうです。昨年も発掘現場を見せてもらいましたが、遺跡の並んだ石をX軸とY軸の平面に深さのZ軸を記録してる様で、もしコンピューターで3Dで描いたらちっちゃな宇宙を見ているような気になって、面白そうだなーと思いました。
日本の遺跡は住居跡のような遺跡が出ても木造なので上部構造が残ってなく上は埴輪の絵等を基に想像しながら復元するしか有りません。私も以前エジプトのルクソールやトルコのヒッタイト文明の中心地ボアズギョイの遺跡等を見ましたが、世界の各大学が発掘した石を組み合わせながら上部構造を復元する作業は胸がときめくだろうと思います。
パリのルーブル美術館にあるサモトラケのミケの像もサモトラケの島から発掘された破片を繋ぎ合せてあのミケの像が出来あがってきたとき、作業した人は身震いするほど感動したと思います。何に価値を置くかはほんとに人それぞれですが、同じ様な価値を指向している人たちと緩やかな人間関係が築いて、スローライフを座右の銘にしながら歳を重ねたいものだと思っています。
ホームページを立ち上げたら結構きびしい意見を持ったメールが届いたりするそうですが以上の趣旨を酌んで頂ければと思います

この項は植物と離れて日頃考えたり感じたりしたことを書いてみようと思っています。

8月23日24日の二日間島根県匹見町で縄文焼き祭に参加しました。縄文時代は匹見のような山間部のほうが海岸部と比べ木の実もいのししや野うさぎ等のけものも、川には真っ黒になるほどのサクラマスやヤマメがとれ、住み易かったと思われ縄文時代の遺跡が多く出土します。
私たちが泊まった宿のすぐ下流で島根大学の考古学の生徒たち20人くらいがおじさんおばさんルックで発掘作業をしておりました。
縄文祭りは今年で4回目で毎年お盆の後に開催されます。祭りのメインは粘土で作ってきた作品を酒を飲みながら野焼で一晩かけて焼き上げることです。
もしあなたも興味がありましたら来年の夏参加なさいませんか。80過ぎの元気なおじいさんから40前の飛んでる人妻までいろいろな方が頑張っておられます。
私の作品ですがいつもがらくたばかり作ってもと思い今年は写真の様な縄文とは何も関係のないけどホウロク鍋を作り3ヶ月間しっかり乾かしたので、必ずうまく焼きあがると思い自信をもって早めに燃え盛っている炎のなかに入れたらまもなく、ボンという音を残してコッパミジン
実はこのホウロク鍋は今年の5月に収穫したビール麦を10月の終わりごろに発芽させその後この鍋で焙煎して麦汁を作りビールを仕込むつもりでした。
ビールのほうは予定通り作るつもりです。その記事はまた後日

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