bBのヘッドライトってレンズカットが入ってて少し古臭い感じがしませんか?
 前に雑誌で「車のキャラクターを考えて、あえてレンズカットを入れた」みたいな設計者の記事が載ってたんですけど、
レンズカットが最新感を大きくスポイルしてしまっていると思います。2灯式であることも少し不満な点でした。
 なので、今回のブツである市光の4灯ヘッドライトが発売された時は、キター!って感じでしたよ。しかし価格が少々高めだったので購入をためらっていました。その間、巷に出回っているプロジェクタータイプの4灯も付けてみましたが予想以上に暗かったのですぐに取り外しました(ばらして内部をブラックアウトしたのが原因だと思いますが・・・)
 今回、安く販売している所を発見したのと、お金の都合がついたのでようやく購入です。
 これが今回のブツ、市光ヴェリアスのカスタマイジングヘッドランプbB用です。 注文して待つ事、数週間やっと届きました。
 箱の中身です。ヘッドライト本体、ハーネス類、説明書等が入っています。
 ちなみに今回購入したのは、HID仕様ではなくハロゲン仕様です。(HID仕様は高すぎですよ・・)HID仕様にはさらにバラストやイグナイターが付属します。 
 ヘッドライト本体です。
 これは助手席側ですが、左からLow、Hi&ポジション、ウィンカーになります(なぜ、内側がLowなんでしょうか、市光さん?)
 ちなみにハウジングは、塗装を前提とした素地の乳白色でABS樹脂製です。
 ヘッドライト本体の裏側です。
 バルブ形式はLowがHB4、HiがHB3です。
 これは付属品のリレーハーネスです。
 リレーを介する事により、Hi点灯時に4灯同時点灯出来る様になっています。電源も直接バッテリーから供給できる様になっています。
 


 まずはハウジングを塗装していきます。
 ハウジングはライト本体に上下4ヶ所でネジ止めされているだけなので簡単に脱着できます。
 
 塗装前の下地作りとして表面全体にサンドペーパーを掛けます。
 サンドペーパーはモデラー御用達の<田宮模型>の400番を使いました。高品質で柔らかいので簡単にヤスリがけできます。最寄りの模型店で入手できますので、塗装もDIYでという方は是非使ってみて下さい。

 下地が十分にできたら脱脂します。私はシリコンオフではなく台所用洗剤を使っています。本当に洗った瞬間キュキュッとなったのが実感できますよ(単にシリコンオフ買い忘れただけですけどね・・)
 
 続いてサーフェイサーを吹きます。使用するのはソフト99のプラサフ(プライマーサーフェイサー)です。塗料が周囲に飛散しない様に、ダンボールで簡易ブースを作ってみました。
 
 最初に奥まった所や角を中心に、全体がうっすら染まる程度に吹きます。その後、全体にまんべんなく3〜4回吹き付けました。
  
 サーフェイサーが十分乾燥したのを確認してから、表面の荒れを整えます。 今回はあまり荒れてなかったので、サンドペーパーではなく3M社製のスポンジペーパーを使いました。これも田宮模型のサンドペーパー同様、高品質で使いやすいですよ。
 
 この後、下地作りの時と同様に脱脂します。脱脂は工程ごとにする様にしています。後々の塗装の剥離が一番怖いですからね〜
 本塗装を行います。昔からユーロといえばライトはブラックアウトという勝手なイメージがあるので黒に塗ります。
 黒と言ってもソリッドからマイカ、パール、グレー系、ガンメタ系様々ありますが今回はホンダ純正色の「フリントブラックM」を選んでみました。えっ、選んだ理由?それはネーミングに惹かれたからです(爆)この色、通常時はソリッドの黒ですが、光りを当てるとキラキラと綺麗です。少々メタリック成分が入っているようです。
 サーフェイサーの時と同様の塗装手順で数回に分けて塗っていきます。画像は塗装後、まあまあの出来だと思います。
 塗装面の保護のためクリアーを吹きます。
 本来クリアーを吹く前には綺麗な塗装面を得るためにサンドペーパーやコンパウンドで表面を平滑にしておく必要がありますが、今回は特に表面処理を行っていません。また艶もほとんど気にせず全体に厚めにクリアーを掛けました。なぜかというとこの後につや消しクリアーを吹くからです。つや消しクリアーの塗装面はデコボコなのであまり神経質にならずにすみます。
 画像はクリアー吹き後です。画像では分かりませんが至近距離から吹きすぎたので所々にダレができています(涙)
 クリアー乾燥後につや消しクリアーを吹きます。上の画像と見比べると艶がまったくなくなっているのが分かると思います。
 塗料はモデラー御用達のGSIクレオス(旧グンゼ産業)の「UVカットつや消しクリアー」です。最寄りの模型店で手に入りますよ。
 プラモデル用のスプレーだけあって粒子が細かく、ノズル形状、圧力ともにものすごく吹きやすいです。
 ただし、つや消しクリアーは厚塗り厳禁です。厚塗りしすぎると泡を吹いたり、白くかぶってしまいます。私も厚塗りしすぎて所々白くなってしまい修正しましたが直りませんでした(涙)

 この後、ライト本体にハウジングを取り付けて塗装は終了です。 
 やっとライト本体の取付けです。
 まずは純正ライトの取り外しから。bBのヘッドライトはフロントバンパーを外さないと外れません。
 フロントバンパーの外し方は、フロントグリルを外して、赤丸の部分のネジ、ボルト、スナップピンを外します(フロントフェンダー前は反対側も外して下さい)全て外したらヘッドライト両脇に掛かっているフックは外し、バンパー全体を前に引っ張る。以上です。
 
 ヘッドライトは赤丸部分の4ヶ所にネジ止めされています。ボディに傷を付けないように気をつけつつ外します。
 バルブのコネクターも忘れずに外しておいて下さい。
 純正のヘッドライトを取り外したら、付属のリレーハーネスを接続します。
 点灯確認をして(問題なしでした)ヴェリアスのヘッドライトを取り外した逆の手順で取付けますよ。
 フィッティングがいまいちでライトとバンパーに大きな隙間ができてしまいました(要修正ですね)
 フロントグリルを取り付けて完成です。
 いい感じですよ!!



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