平成30年度福山特別支援学校卒業証書授与式 | |
3月12日(可)、卒業証書授与式が、厳粛に挙行されました。小学部4名、中学部10名は、其々の課程を修了して、本校の一つ上の学部で学ぶことになります。高等部10名は本日を最後に巣立っていくことになります。(文責 学校評議員 多田三千男) | |
式辞 校長 我妻 享 (要旨) | |
小山が丘の木々が芽吹き始め、すっかり春めいたこの佳き日に、ご来賓・保護者の方々のご臨席をいただき、卒業証書授与式が厳粛に挙行できますことは誠に有難く、心よりお礼申しあげます。卒業生のみなさん、おめでとう。先程、授与した卒業証書一枚一枚には、みなさんが日々懸命に学んだ学習の重みが詰まっています。運動会などでは、其々の学部の最上級生として役割を立派に果たしてくれました。そして、その姿に感動し、涙し、私自身勇気をいただきました。皆さんと出会ったこと、一緒に過ごした日々は私の宝物です。感謝しております。 小学部・中学部の卒業生のみなさんは、4月からは、これまで本校で身につけたことを生かして、更に沢山のことを学んでください。高等部を卒業するみなさんは、社会へ旅立ちます。本校で学んだ日々を思い出しながら、これからの人生を歩んで欲しいと切に願っています。 保護者の皆様には、これまでお子様に深い愛情を注がれ、日々大切に育ててこられ、数々のご苦労を乗り越えて卒業を迎えられたお子様の姿に、感慨ひとしおであろうと存じます。心より祝意と敬意を表する次第です。これまでPTA活動や学校の教育活動に全面的にご理解ご支援をいただきましたことに対して、改めて厚くお礼申しあげます。 ♪ いきいきと あおあおと いつもいのちが 光っている 友よ みんなみんな 輪になって いのちのちから のばそうよ (校歌の一節) 皆さん、かけがえのない命を大切にしてください。卒業する児童生徒のみなさんの進み行く先に、幸多かれと祈り、式辞といたします。 |
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卒業生代表 答辞 立山夕芽(要旨) | |
春の季節を迎えようとしています。3年前、大きな不安をもって本校に入学した時のことを鮮明に思い出します。仲間との緊張が日々解けて、徐々に楽しくなってきました。運動会、宿泊研修、修学旅行などの体験は、大事な宝物です。これらの経験で、新しいことに挑戦する勇気をもらい、自信をもって行動できるようになりました。これも、周りの人たちのお蔭です。友だちや先生、家族の支えがあったからです。学校で学んだことや感謝の気持ちを忘れず、失敗を恐れず頑張ります。在校生の皆さん、学校を盛り上げてください。本校の一層の発展を祈っています。 |
広島県立福山特別支援学校創立50周年記念式典 | |
平成29年11月26日(日)本校体育館において、広島県議会議長宇田伸様をはじめ6名の県議会議員、学校評議員、社会福祉法人関係者、福山地区県立学校長、県内特別支援学校長、地元小・中学校長など80名のご来賓と児童・生徒・教職員が参列して、厳粛かつ盛大に開催されました。 | |
学校の沿革 | |
昭和42年 福山市津之郷町広島県若草園福山分園内に広島県養護学校福山分校として開校 昭和43年 広島県福山養護学校として独立、その後、広島県立福山養護学校と名称変更 平成19年 広島県立福山特別支援学校と名称変更 現在、小学部 中学部 高等部 を設置 |
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式典終了後、ソプラノ独唱 土井範江さん ピアノ 福川澄江さんによる、創立50周年記念演奏会が開催されました。 | |
曲 目 | |
オペラ椿姫より「乾杯の歌」「校歌」 秋のうたより 「里の秋」「もみじ」「赤とんぼ」 | |
「Smile Again」 (みんなと一緒に) 「いのちの歌」「Stand Alone」 マイフェアレデイより「踊り明かそう」 |
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「Smile Again](中山真理作詞・作曲)では、児童・生徒と一緒に合唱されたり、「いのちの歌」では手話を一部に交えて皆と歌われたりして、大変楽しく和やかな演奏会でした。50周年とはいえ、学校は、活力に満ちて発展し続けている若さが感じられました。今後の益々の発展を念じております。(文責・多田) |