二、湯之谷まで
加茂川の灯篭から西へ進みました。
ちょうど神戸小学校の裏を通り、国道と交わる旧道。
加茂川の土手辺りから順に町名が、
東光、東原、新出、東組・・・と、偶然なのか「東」のついた地名が気になりました。
道は、旧道の面影が多少残っているようで、古い商店や床屋などもあり、ただの住宅街でないことを
印象付けられたのですが、
国道を横切ると風景は一変します。
梅雨を探す
国道を南に越えると人家の並ぶ道筋は消え、田畑が目に付きます。
空は曇り空。
梅雨ももう目の前ということもあり(梅雨入り前に取材) 風景の中から「梅雨」を探そうと辺りを見渡してみた。
あぜの草を刈るのは、田植えの準備。これ もこの季節の情景なのでしょう。 |
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農家は、畑を水田にしていきます。
たまねぎの収穫、ジャガイモの収穫、麦畑を焼いて、水田にしていく忙しい季節。
梅雨の準備をしているお百姓の様子と、梅雨前の曇り空が妙にいい具合に一つの風景を作り
出していました。
このすぐ近くに湯之谷温泉があります。
人が言うには、昔はずっと離れたところからも硫黄の匂いがしていたと言うことです。
さらに西へ旧道を進みます。