これはＪＲ西日本の企画もので、確か第７弾まであったはず。それの最後、松山・道後温泉ミステリーツアーに参加しました。萩・津和野もしくは岡山・倉敷、あれ？宮島あたりでもあったっけ？と近場でもあったにもかかわらず相方がいないため、行きたいと思いつつ泣く泣く不参加（だって一人じゃ心細いじゃん）。最後の最後にして相方ＧＥＴ。予約締め切りまで一ヶ月ちょい。慌てて予約しに行くが、ちょうど夏休みシーズン。空きがない。やっと参加できるっつーのに（涙）諦めて帰りかけたまさにその時、運よくキャンセル発生。それでその日から一週間後、急遽行ける事に。これって運命かしら。
ツアー当日、新幹線の切符と引き換えにオリジナルミステリーブックを貰う。これは、これから起こる事件について（短編小説みたいなもの）、登場人物や松山市内で事件に関係のある場所の説明（ガイドブックみたいなもの）など色々書かれてあって、それ一冊で十分楽しめる。相方とは福山駅にて合流のため、その間本を読み込む。上手くいけば読んだだけで謎が解けるかもしれないと思ったからだ。登場人物は８人。大半金田一ゲストキャラのパクリ。髪型（左右反対にしただけとか）変えたり、顔のパーツ組み替えたものとかで、さとう先生描き下ろしのオリジナルキャラはいない。ちなみに使われたキャラはいつきー、狭山恭次、和久田春彦、港屋明日香、矢木沢亮、美浦エミリ、岩代美江など。挿絵は色んな事件の色んなカットの使いまわし。キャラにしてもカットにしてもあまりにチープすぎてかなり笑える。そのせいか謎はさっぱり解けず。
相方と合流後、バスに乗り換え松山駅へ。そしてそこで今度は警察の捜査資料、ヒントツールなど捜査に必要なアイテムをもらう。その中に松山市内の地図が。松山城や道後温泉本館など観光名所２０ヶ所以上のところに印が。その２０ヶ所以上のところのうち８箇所がツアーポイント（あとはダミー）で、そこに行けば事件のヒント（容疑者の証言とか）が書いてある看板があるらしい。その８ヶ所がどこなのかは、はじめにもらったミステリーブックに載っている（愛媛県に関する）３択問題と、捜査に必要なアイテムの中にあるものとを組み合わせて解く必要がある。そしてそのツアーポイント８ヶ所行ってヒントツールの問題を解くと捜査本部（それも市内のどこかの観光スポット）に行って事件に関する証拠や遺留品を見る事ができるのだ。時間に余裕があれば観光気分で２０ヶ所以上のところを見て回ればよいが、どこに行くにしても入場料金がかかるし、交通費もかかる（ツアー参加者特別割引制度もあるが大して割引されてない）。時間もかかる。ましてや８月下旬。めちゃめちゃ天気も良くて残暑も厳しい。できれば時間とお金と労力は節約したい。実は３〜４年くらい松山に住んでいたことがあるのだが、だいぶ昔のことなので当然の事ながら３択問題にてこずる。ちっ。覚えとけよ。
どこ歩いてもミステリーブック片手にきょろきょろしている怪しげ（自分が一番怪しげ）なコンビに出くわす。親子連れ、恋人同士、友達同士等等老若男女問わず色々いた。幅広いファン層なのねと嬉しがる俺。看板で写真撮る人も結構いた。もちろん自分も。
何とか無駄なく５ヶ所見つけ（それでも土地鑑がないため、探すのに苦労した）、疲れたので昼食を兼ねて休憩する事に。涼しいところでまったりしたせいか、それとも大好きなうどん食べて元気になったのか急に頭が冴え始め、捜査本部がどこにあるのか、他３ヶ所のツアーポイントがどこにあるのか全てわかったのだ。もしかして自分、天才？ＩＱ１８０？と自惚れてしまうくらい閃いたのだ。この閃きが他で活かせたら。ちっ。おかげで午後からは無駄に移動することもなく、時間もお金も浪費する事なく捜査本部へ。この左下のセキ美術館が捜査本部だったのだ。そこには遺留品やら何やら展示されていた。ヘッドホンではじめと美雪（アニメと同じ声優さんの声だった。感激）の会話
を聞いた後捜査終了。証拠も証言も全て揃った。ミステリーブックの最後の方に「松山駅の看板にもヒントが隠されているぞ。注意してみよう」と書いてあったのが妙にひっかかったので、ホテルに戻る前に松山駅に行ってみる。なるほど・・・そうか・・・そういうことだったのか！「謎はすべて解けた！」すっかりはじめちゃん気分。ホテルに戻った後、真犯人が誰で、証拠はこれだと一気に相方に語りまくる。これほどまでに頭が冴えたのは最初で最後だろう。もしかするとはじめちゃんが力を貸してくれたのかもしれん。ありがとうはじめちゃん。おかげさまで正解者全員に貰える「名探偵認定証」ＧＥＴ。あれだけ自信満々に語っておいてはずれてたらどうしようか、ちょっとビビってたりして（意外に小心者）ただ残念というか悔しいのは、このミステリーツアーでしか入手
できない限定プリクラが機械の故障でできなかったのだ。ちきしょー！壊れてるんなら直しとけボケー！（怒）マジ頭にきた。それと、あちこち貼られていたミステリーツアーのポスターはがすことができなかった。あんなにしっかり糊付けされているとは。はがす時大変じゃん。唯一もらったポストカードは宝物。このミステリーツアーシリーズに関連したものでは、岡山・倉敷と金沢・和倉ミステリーツアーの車両ポスター（当時入っていたよろずサークルの会長が車内にあったのをパクってきたらしい）と金沢・和倉ミステリーツアーの真犯人クイズ正解者の中から抽選で５００名に当たるペアウォッチの片方（オークションにてＧＥＴ）を持ってます。できれば各地方のミステリーブックが読みたい。どんなチープなキャラが登場しているのか見てみたい。
あと、これまたオークションにて探偵学園Ｑのミステリーツアー（金沢・和倉）グッズもＧＥＴ。ストラップや缶バッヂもついていて金田一の時より豪華。真犯人宛クイズも応募期間に間に合いそうだったので（つーか、これ買った人は何で応募しなかったのだろう。未使用のまま売りに出してるし。新幹線のチケと込みで２万近くするのに俺１０００円で落札したぞ）ミステリーブック（アケチーといつきーの偽者登場）と中にあった捜査資料やアイテムを組み合わせて考える。キンタとカズマコースは実際金沢に行かないとわからないのだが、ほか３人のコースは行かなくても何とかわかったのでそれで犯人を割り出す。後日マガジン誌上で解答編が載っていた。犯人も証拠も当たっていた。けど金田一と違って認定証制度はない。せっかく当たったのに。正解者に抽選で当たるフォトフレームかオリジナルクロック欲しかった。これも外れた。ちっ。まぁ１０００円で十分楽しめたからいいか。
またこーいうものがあれば（近場なら）参加してみたいす。ちなみに右下のアケチーの看板。これ見つけるのが一番大変だった。だってすげー階段登って（山の上の方にあった）めちゃめちゃ疲れた。あんな所に作んなよ！とつっこみいれたいくらい凄い上の方にあるんだもん。まさかこんなところでアケチーに出くわすとは。しかも自分の事僕って言ってやがる。けっ。といいつつ看板オンリーでしっかり撮っていたりして。
さっきーの若かりし頃の写真です（笑）今の方が若いような気が・・・。