2002年に讃歌したゴスのコンサート・イベントレポです

日時 場所 コンサート・イベント名 レポート
3月29日(金) 広島郵便貯金ホール 坂ツアー2002GT 記念すべき初生ゴスライブ讃歌日。とはいえ俺チケット持ってなかったんだよね。というのも、このコンサートの電話予約日が休日出勤と重なってね(これだから勤め人は辛いス)。まだこの頃は言うほどハマってもなかったし、生「永遠に」聞けたらいいなーっていう程度。その割には仕事の合間、会社から電話かけてたんだけど見事撃沈。それでもさほど落ち込むこともなかったな。だってその時には予想すらしてなかったもの。ここまでゴスにハマろうとは。で、突如狂ったかのようにハマった3月突入。コンサート日が近づくにつれ眠れない日々が。だって自分チケットないから行けんじゃん。くやしいじゃん。こんな事ならもっと早くFC入っとけばよかったと後悔の日々。そして当日、広島は大雨。さっきーの心のよう。俺だって泣きたいわい。仕事も手につかん。今頃リハやってんだろうな・・などうだうだ考えながら夕方。いつのまにか豪雨。本来なら諦めてとっとと家に帰るところでしたが、せめてコンサートトラックだけでも見たい!少しでも近くにいたい!もしかしたらかすかに歌声聴けるかも等など思いつつ会場へGO!これ郵貯だったから行けたのよ。家に帰る途中にあったから。厚生年金だったら諦めてたね。グリーンアリーナなら会社から歩いて5分だから次回はそこでやってくれ。それはさておき、会場に着いたものの会場入りするたくさんのFANを見てすごーく惨めな気分に。トラック見れただけで満足すればよいのに諦めきれず、近寄ってきたダフ屋に声かける。15000円提示。持ってたけど払ったらグッズ買えんしなー。泣く泣く断る。断ったもののかなり後悔。グッズ諦めてやっぱ売ってもらおうかしら、いやそんなのゴスは望んでないぞ!ゴスが儲かるならともかく・・・けどなー・・。豪雨の中で立ち尽くす俺。そんな俺に「チケット探してるの?」見知らぬ美人のお姉さんがいきなり声かけてきた。3〜4人にいきなり囲まれた。ヤバイ、新手のダフ屋か?いえいえ、そうではなく、一人来れなくなったとかでチケットが余ったらしい。「二階後ろで悪いけどよかったら・・・」全然OKすよ!しかも定価!マジかよ!不覚にも泣いたね。慰めてもらったさ(笑)お礼状書きます!って言ったものの住所書いてあるところチケットの半券で取られてしまい、結局どこの誰だったか未だわからず。ただ同い年だったって事しか。この場を借りてお礼いいます。あの時の美人なお姉さんありがとう!!パンフとストラップ、ステッカー、キーホルダー買って会場にGO!(指輪は後日購入)やはり後ろという事もあってそんなにはっきりとは見えなかったけど、こんな時背が高いって得やね。障害物もなく思ってたよりよく見えた。ヤングのほくろもバッチリ!それよりも本命のカオルさん見ろよ。自分サイドにカオルさんがよく来てくれたのでラッキー!生「永遠に」聴けただけでもういいす。おなかいっぱいっすよ。「告白」の別バージョンはさっきー的にはイマイチだったな。元の方がよいす。まさか「熱帯夜」まで聴けるとは(吐血)ついでに「パスワード」も歌って欲しかったな。まだこの頃はアルバムそんなに持ってなかったので初めて聴く曲も多かった。残念。次回讃歌する時には全曲わかるよう勉強しときます。トークコーナー、さだまさし並みに長かったな(行った事ないが)他県のコンサートはわからないけど広島では全員トークしたよ。北さんもかなりテンション高かった。正直言ってあんなにおしゃべりな方とは思わなかった。路面電車の話とかミスドの話とか面白かったし、何より!あんなに動き回る人は思わなかったさ。「うたばん」でおなかこわしたお姿見て以来病弱な方だと思ってたので。新しい発見。しかも一番人気だったような・・すごい声援だった。しかし!彼以上にさっきー株をあげたのがUZY!!!生「GET ME  ON」にくらくら。きっと生「LOVE MACHINE」見たらきっと腰くだけやろな。溶けちまうだろうな。生声本当に綺麗だったわ。すさみきったさっきーの心を洗い流すかのように澄み切ったお声でしたわ。北さんのあの低音も震えるくらい渋かったし。やっぱゴスは生で聴くべし。トークもサッカーの話、すぐ脱ぎたがるリーダーの話、VA好きなリーダーの話など盛りだくさん。みんなトークうまいよな。トーク番組作ってくれんかしら。あ、生カオルさんはちょっとイマイチだった。つーか長椅子の座り方がさっきー的にイケてなかったのよ。おっさんくさくて(お前の方が年上のくせに!)けどDA PAMPのISSAのモノマネはピカイチだった!疲れるといいつつ何回もやってくれてかなり嬉しかった。芸達者やな。歌は上手いし男前やし物まねできるし。リーダーもサービス?でサングラス取ってくれたし。ある意味貴重だ。可愛い瞳だった。残念だったのは、何回もコンサートに来て、曲順とか知ってる人がメンバーが紹介する前に大声で曲名言うの。目立ちたい、注目浴びたいってのはわかるが、メンバー怒ってたのわからんのか?かなり気分害してたぞ。あーいう事はやらんでほしい。けどバラードコーナーでは誰一人として拍手もせずシーンとして聴き入ってたのには感心。やっぱ生ゴス最高!一生ついていきまっせと誓った最高の一日でした。
8月24日(土) 坂町ベイサイドエリア野外特設会場 SOUNDMARINA 2002inSAKA〜Feel the Voice〜 毎年広島の8月の恒例の音楽イベントに何と今年はゴスが登場!来年まで会えないのねと思っていたのにまさか半年足らずで会えるなんて(号泣)しかも前回は二階席の一番後ろだったのに今回Aブロックよ!ブロックの中では一番前よ。まさか九時から並ぼうとは思っても見なかったが並んで正解だった。そのおかげで一番前GETできたもんね。とはいえ一番前でも端の方だったので見えづらいといえば見えづらいのだが、ありがたい事に俺背が高いんだよね。サンダル履いてたから170cmはあるかな?バッチリと見えましたがな。後ろの人ごめんな。でかいのが前にいて。隣にいたちっぴさんは機材が邪魔してちょっと見えづらかったようだが、俺は山崎まさよしFANのお隣さんの横に寄りまくったため余裕で見れた。ごめんな、自分だけしっかり見れて。トリを飾ったゴス達は日比谷野音時の白スーツで颯爽と登場。カオルさんとリーダーはボタン一つ留めてるだけなので意識しなくてもセクシーナイスバディがチラチラ見える。幸せ太りしてたらどうしよう・・「誓い」の時みたいだったらどうしよう・・凄い不安だったけどめちゃめちゃ引き締まっててめちゃめちゃ男前だった!それだけで九時から並んだ甲斐あったよ。こんな男前ならそりゃ惚れるわな。くー、罪な男!改めて永遠に愛を誓うのであった。結婚指輪どころか指輪の類はつけてなかったな。他のメンバーもだけど。カオルさんはちょっとエスニック風のペンダント、ヤングはトップのでかいペンダントつけてた。北さんは髪切っててとても似合ってた。UZYも短くなってたけどそれはそれでよし。顔小さいのにビックリ。リーダーはいつもとサングラスの形が違うような(ツルが細かった)ヤングはやっぱ染めてる方が似合うよ。ダンスの上手さにビックリ。キレのあるステップ・・・ただものじゃないぞ。けど一番印象が薄かった。MCにあまり参加してなかったからか?カオルさんはバレンタインライブ時のような髪型。あれよりちょっとボリュームアップ。パイナップルみたいな感じ?この髪型好きだったのでよかったなり。
 「2スペラーズではなく(コブクロのネタ)、3スペラーズでもなく(山崎まさよしのネタ、ステージ終了後にゴス兄Sに即謝ったそうだ)、4スペラーズでもなくゴスペラーズです!」というリーダーのMCで始まり、「get me on」「約束の季節」熱唱。メンバー紹介の後「永遠に」「残照」「U’ll Be Mine」としっとり系バラードで魅了。「永遠に」の際、拍手とか手を振り上げる事はしなくてよいので、ここぞとばかりに双眼鏡でゴス兄Sを今以上に見ようと構えたところ、北さんと目があう。「今僕達は一生懸命歌っているんだから、そんなもので見てないで歌を聴いてね」という北さんの心の声が伝わり、即双眼鏡を下に置く。あぁそうさ、幻聴さ、妄想が暴走さ。けどマジそんな目で見られたんだって。
 MCはリーダーとUZY担当。ヤングは珍しくあまりしゃべらなかったような・・・。22000人が手を上げている様子をUZYが「えのき茸養殖場」に例えて笑いをとる。その時カオルさんの髪型もえのき茸みたいだと密かに思った俺。他、今年のプロ野球で早稲田の後輩がドラフトにかかるという話(島根県浜田市の人らしい)から島根から来た人、ゴス見に来たのが初めてな人等等観客達に呼びかけるリーダー。該当するものがなかったので手を上げる事ができず。ちっ。そして、この夏のオフの過ごし方を紹介。見た目も私生活もかっこいい等等何故かヤングをヨイショするリーダー。ヤングはパリに行ってたらしいが、その時の話はなし。リーダーは尾道で映画「転校生」のパロ写真を撮ったらしい(神社の階段から落ち、その落ちた姿を撮ったらしい)UZYは讃岐うどん作りに香川に行き、うどん学校で修行。卒業証書をもらったそうだ。北さんとカオルさんは何故か語らず。メンバーも触れもせず。ちっ。カオルさんはイタリア(確か)へ新婚旅行に行ってたんだろ。ちっ。
 そのあと何言った後(忘れた)リーダー、22000人全員が全員ゴスメンバーの名前を知らない事を良い事に、「私が酒井です」と何故かUZYの名前を騙る。「あんた、さっき村上って言ってたでしょー」UZY即抗議。そんな二人の漫才?の後、「踊りたいかー!」観客を煽るリーダー(結構早くからサングラスとってた)それに応える観客。そして「シークレット」「ウルフ」「LOVE MACHINE」[FRENZY」とノリのよい曲で攻め立てる。「シークレット」の際、カオルさんが近くに来てくれて、観客の方に指を順々に向けてくれた。カオルさんの指プレイ(指ポーズ?)にうっとり。やったー!俺の方にも指向けてくれたよー!目もあったさ。いいの、それが妄想が暴走でもね。二人だけの世界だわ。口許に人差し指そっと触れさせる仕種にドキッ。それまでこの曲にはそれほど思い入れなかったけど、二人だけ(カオルさんと俺)の思い出曲として大切にしよう。「LOVE MACHINE」は生で聴きたかった曲bP。野外なので武道館時のような装着シーンや派手な演出はないにしろ(ビデオでチラッと見た程度なので詳しくはわからないが)、メンバーのパントマイム風ダンスや観客一体となって両手を横に振るところ、北さんの咆哮、そして何より自分の好きな曲上位なこの曲(一番は「告白」)をどうしても生で聴きたかったのだ。それ故大感激。一緒にラーララララーって両手ブンブン横に振ったさ。凄く気持ちよかった。北さんの咆哮は予想以上に凄かった。ズンズン響いた。ダンスも揃ってたし。カオルさん、大丈夫、ちゃんと踊れてたよ(親指立てる俺)「LOVE MACHINE」の映像が欲しいとさらに思ったくらいよかったよ。いつの間にかカオルさんとリーダーの上着のボタンが外され、惜しげもなくセクシーナイスバディでみんなを挑発&悩殺。ごちそうさまです。
 そんな楽しいひと時も終わりに近づき(持ち時間一時間しかないしね)、改めてメンバー紹介しながら「誓い」で終了。アンコールは「ひとり」だった。ゴス兄Sが去った後打ち上げ花火が何発も夜空を彩り、これで俺の夏は終わったとちょっとしんみり。UZYの腰の低さと一生懸命さが強く心に残ったステージだった。一番前だったので後ろの方はどうだったかわからないけど、自分等の隣は山崎まさよしFAN、後ろからも声援とか聞こえなかったので多分自分等の周りでゴスFANっていなかったと思う。じぶんとちっぴさんの二人・・・浮いてたやろーなー(笑)
11月5日(火) 広島アステールプラザ(大ホール) ファンの集い2002  サンマリから3ヶ月も経ってないというのに会えるなんて(涙)広島在住でよかったなりよ。しかも何と1階1列だぜ。マジビックリさ。もしかして今年のくじ運、いやラッキー運全て使い切ったとか?いいわい、どうせ来年までもうすぐじゃん。つーか今年一番の抽プレだぜ、おい。しかもアステールの座席表見て吐血しそうだったわい。1列って11席しかないじゃん(扇形っていえばわかるかな?)。これじゃモロ視線浴びるじゃん。いやん(照)カオルさんに見つめられて倒れちまうぜ、おい。妄想が暴走モード。止まらない止まらない。前日EZ!TVに生出演した彼らが俺の目の前であれこれ歌ったり語ったりするかと思うとドキドキしちまうわい。
 そんなこんなで会場入り。会員証に自分の写真貼ってないため(カオルさんシール貼ってるし)免許証わざわざ持ってきたっていうのに全然見んやんけ(怒)ロッテの喉飴のCMソング担当という事で、喉飴配布。今日の記念に保存しておこう。ブレスレット購入後しばし友Sとゴス談義。ちっぴ師匠に「LOVE NOTES」買ってきてもらって、やまもーさんがサイン色紙預かっているとかいう話だったのに当の本人Sの姿見えず。しかたない、有名人だからね。あのカオルさんモーニングコール懸賞GETした大のカオラーの村川さんからカオルさんモーニングコールのほんの一部を聞かせてもらった。ぼそぼそっと語ってやんの。あんなんじゃ目覚めんわい。とはいえ羨ましいぞ、このこのー。贅沢もん!いいや、今夜はこれでもかというくらい見てきてやるわい。開演30分前からプロモが流れるというので席につく。思っていた以上に舞台と近いよ。近すぎるよ。座ってても近いけど、もしこれ立ったらさらに近いぞ。どうするよ、おい。右隣のマダムは俺よりもさらに背が高かった。ごめん、後ろの人。せっかく2列目とれてウキウキしていたことだろう。それなのに前にでかいのがつっ立ってしまって。見えんかったらメンゴ。そのマダムとプロモ見ながらゴス談義。「潮騒」(つーかロッテの喉飴のCM)「FRENZY」のCM(これのカオルさん、井上順化していて嫌なんだよなー。しかも俺の中で鬼門な曲の「ポーカーフェイス」やし)「誓い」「get me on」「エスコート」「星屑の街」・・・早くDVD化して欲しいす。カオルさんの着ているモフモフしたコートが気になる今日この頃。
 突然照明が落とされ真っ暗に。そしてゴス登場!うわっマジですぐそこにいんじゃん!1mあるかないかってところにいるんだぜ、北さんが。北さんかよ、と三村風つっこみ。ごめん、キタマニの方々。こんな近くで北さん独り占めしちゃって。何もしなくても目が合うのよ。これがまた妄想じゃないんだよな。本当に目の前にいるんだもん。真正面よ。指が細くて綺麗で、黒目が大きかったわ。わかった、わかったからこれ以上見つめないでくれってついつい拒んでしまった。それくらい目が合いまくりで照れまくり。何度も目をそらしてしまった贅沢もの。つーか俺の本命カオルさんやし。それなのに…何で反対側にいるんだよー(号泣)正面から見て左からUZY、カオルさん、リーダー、ヤング、北さんの順にいたのだ。自分は1列の右から2番目だったため真正面に北さんがいたのだ。とはいえ反対側でも十分な至近距離。1列目にいた11人中でかかったのは俺と右隣のマダムだけだったので十分目に入ったに違いない。きひひ。1曲目はUZYが作った「いろは」。やたらアルファベットの出る歌なのだがこれがまたかっちょよいのなんの。おそらく新アルバム「アカペラ」の中で一番好きな曲になる事間違いなし。ま、「告白」にはかなわないけどね。そして「SOUL MAN」かっちょよいー!!「Betcha By Golly,Wow」「A DREAM GOES ON FOREVER」とカバー曲が続きMCへ。リーダーとUZYはさんまの舞台見に行ったとかで怪しげな大阪弁と怪しげなポーズで笑いをとる。笑ってよいのかどうか戸惑う観客Sに「今日はみんなを笑わせるぞ!」とあの手この手で盛り上げるUZY。「ほぐしちゃうわよ」と何故かオカマ口調。「そういやお前、いつもそんなしゃべり方だよな」とか何とかみんなにつっこまれ、無理な侍言葉で返答するUZY。何言っても面白いよ。あとサンマリ時の打ち上げの際に坂町の町長が直々に挨拶に来られて感動した話とか色々。
 そしてここからは新アルバム曲を披露。ヤングが作ったドゥアップが美しい「Moon glows(on you)」、リーダーが「ひとり」の二番煎じで作ったという「I MISS YOU」・・・よっしいは「星屑の街」でなくこちらをシングル化すればよかったのにと言ってたくらいの名曲。ファルセットが美しいのなんの。こんなんカラオケで歌えんわい。「参宮橋」並み。その前のトークがトークだっただけにギャップの大きい曲だった。そしてロッテの喉飴のCMソングとなった、カオルさんが作った「潮騒」。デビュー当時喉飴に大変お世話になり、そのご恩返しにこの曲を作ったとか何とか。またこの曲がいかにも!俺の美声を聴け!と言わんばかりのカオル節炸裂!この喉飴なめればあんな声出るのかなとも思ったり。
「緊急特別企画?マル秘映像INアーカイブ」・・・タイトル違うかも。他では絶対見れない秘蔵VTRをみんなで鑑賞。今度は真正面にヤングが座っていた。ちっ、ここでもカオルさんじゃないのかよ。一番初めに、ヤング以外の4人がステージに立って歌うというもの。その時ヤングは盲腸のためステージに立てず、病院内の自動販売機の前で一人マイクを持って、ステージの4人と合わせて歌を歌うという二元中継もどきをやっていた。といっても実はこれ、ステージ裏で撮られていたのだ。ジュースを買う患者さんが(ヤングの後ろで)わざとらしいなーと思ったら、わざわざこの映像のために雇った役者さんだったらしい。この時の浴衣ヤングにちょっとときめいた。「MO’BEAT」ヤングも好きだったり。堺(仮)さんが見たら間違いなく吐血するね。ゆずの片割れにも見えた(名前何だっけ?)。その次はGの貴公子北さんの華麗なるダンスシーン。ダンスする際邪魔になるからと、この時から黒縁眼鏡を卒業したそうだ。卒業して正解だよ。何か少年隊の「君だけに」を思わせる華麗な踊りっぷりにかなりくらくら。今目の前で踊られたらマジキタマニになっちゃうよ。見事。上手。何でもそつなくこなすお方ね。その次はある意味一番強烈で忘れることのできないカオルさんのエルビス・プレスリーの物真似。紙か何かで作ったちゃちな揉み上げに、袖下素麺みたいなビラビラ衣装・・・目が点に。これって笑っていいわけ?笑うというより痛かったよ。歌はまぁいいとしてあの踊り。踊り?あれは踊りなのか?プレスリーはセクシーに腰振るけどカオルさんは背中に虫でも入ってるのか?というような独特な、決してお世辞にもセクシーとは言えない怪しい動きだった。その後プレスリーの曲から突如「Sparklim'」に変わるところでかっちょよくサングラスを外してビシッと決まったところで歌い始めればよかったのだが、決まるはずないよね、カオルさんだもの(酷)サングラス外すタイミング見事外し、なおかつ袖下素麺が顔にかかってしまい・・・しかもその姿のまま静止画面でMC始まるし・・・ダサ・・・。その後その虫でも入ったんかという怪しげな動きを再現してくれたが、映像の時より腰の動きがセクシーになってたよ(照)大人になったのねー(しみじみ)マジドキッとしちまったわい。いいもん見せていただいた。同じようにヤングもチャレンジするがまだまだだねー。男は30過ぎなきゃ色気はでないのよ(本当か?)ラストはアカペラシリーズの元祖ともなったベタな学園もの。映像が古すぎて正直誰が誰なのかよくわからなかったが、UZYが腕時計を夕日に向かって投げるシーンでそのまま「時計外したまま〜」と「t.4.2」を歌うという、何ともベタなオチに涙。どれも凄く面白かったがエルビスカオルにはかなわない。映像流れている間、当然の事ながら照明は消されているわけだが、一番前だったためシルエットのヤングが映像見ながら笑っているのがよくわかった。肩震えてたぞ。
 ここから後半戦突入。「星屑の街」のカップリングの「こういう曲調好き」「UPPER CUT9502」。アッパーカットの説明をあれこれしてくれるのだが、リーダーにアッパーカットされてよろめくカオルさんがまたダサくてよかった。北さんは今回よくつっこみしてくれたし、しゃべらない間も色んなリアクションしてくれて見ていて楽しかった。つーか最近TVでもよくしゃべらん?ヤバい・・・マジキタマニになりそうだ。いかんいかん。しかしこれ全部アカペラなんだよね。どっかで楽器とか音出してんじゃないの?ってなくらい、口でやってるとは思えないくらい迫力あった。だからボイパではなくヒューマンビートボックスなのね。改めて思った。UZY凄い!ここで本来ならスムーズになりきりゴスペラーズのコーナーに入るはずだったのに、リーダー段取り間違える(笑)。なりきりすっとばして北さんにメッセージ言わせようとしているのだ。あれ?と不思議そうな顔をする4人に間違いに気づかないリーダー。やっと間違いに気づきマイナス思考で落ち込むリーダー。反省しきりのリーダー。観客Sに励まされるリーダー。謝らなくていいからそのド派手なサングラス外してくれい。何だったらジャケット脱いでくれても(寒いっつーの)。そしてやっとの事で「真っ赤な太陽」。なりきりといえばこれですよ。うわ、マジでかっちょよいわ。「トップランナー」で初めて聴いた時から生で聴きたかったのよ。大感激。始めはヤングのパートで「うーあーおー」と声出してたが、「23歳以上(何で23歳?)でカラオケで歌に自信のある人(みたいな事言ってたような)」はカオルさんのパートを歌うという事で張り切って「イエイエイエイエイエイエイエイエイエイエ〜」と声を出す。歌に自信があるわけではない。単にカオルさんと共に声を出したかっただけなのだ。声を重ねたかったのよ。欲を言えばこっちサイドにもずーっと来て欲しかったわい。何でヤング。ちっ(酷)。みんなそれぞれ汗かいてたが、ヤングのみ真下にボタボタ汗が落ちてたよ。凄。このあと「星屑の街」を披露するのだが、その前に何かOLが職場で・・・という話題になった。内容は舞い上がりすぎてよく覚えてはないが、「あるある」みたいな感じでうんうんと頷いた(そうそうと口パクした)ら、カオルさんが「でしょでしょ?」みたいな感じでこっち見て同意してくれたのだ。頷いてくれたというか。相槌打ってくれたというか。一瞬時が止まった。二人の世界。妄想が暴走?いや確実に彼の瞳に俺が映ったはずだ。腕にも正面にも謎のファスナーがついている真っ赤で変わったブラウスに黒の皮パンツというゴスマニアとは思えないパンクロック系な格好だったし、それでいてそこそこ背が高かったためそれなりに、いや強烈なインパクト与えたに違いない。「1列目に怪しげな奴来てたよな、何か凄い格好してたよな」なんて楽屋で話題になってたら、それはそれで美味しいぞ!(美味しいか?)
 「星屑の街」をしっとりと歌い上げた後、一度舞台袖に去っていく。アンコールはEZ!TVでも披露した「Tiger Rag」。「アカペラ人」で初めてこれ聴いて・・・というより見てビックリした。UZYの舌転がし?「パラリラパラリラ〜」が早いのなんの。何て凄いんだ・・・それを今回生で聴けたのだ。見れたのだ。しかもこの時すぐ目の前でやってくれたのだ。やっとこっちにも来てくれたのかUZY(涙)生はやはり凄かった。どうなんてんだ?口の中は?というくらい凄かった。あれだけの事を楽器や演奏なしでやるのは本当に大変だと思うが、それを凄く楽しそうに見せてくれる、いや楽しそうじゃない、楽しんでるんだよ、やってる本人達も。それが凄く伝わった。だからみんなあんなにキラキラ輝いてるんだよ。本当に凄いよ君達は!
 そんな楽しい夢の一時も終わり、さて帰る支度でもするかと思ったら、タオル(黄色い)とか投げ出すではないか!それよりも舞台上のすぐそこに落ちているUZYの袖口のボタンが気になる。舞台に誰もおらんようになったらとってやろうと思ってたら、北さんがさりげなく拾った。ちっ。それは投げなかった。次回も使う気か?ま、タオルとかはどうせ5列以上後ろの方の席に向かって投げるやろうから俺関係ないや・・・などと思ったら、リーダーがすぐ目の前で投げてくれるではないか!いつの間にそこにいたんじゃい!まさかの展開に目が点な俺。すぐさま反応する両隣の二人。目の前で二人の腕が黄色いタオル目掛けて伸びていく。お・俺も・・・手を伸ばしたが左隣の人がひったくるようにしてGET。話によると、その人は大のリーダーのFANらしい。いいよ、あんたに譲ってやるよ。どうせ俺リーダー眼中にないし(酷)けどせっかくなのでそのタオル触らせてもらった。リーダーの汗の染み付いたタオルをね。これがカオルさんのものだったらもっと必死になってただろうに・・・ちっ。
 なんだかんだといって5人とも俺サイドに来てくれたので、料金以上にいい思いしたよ。本当にすぐそこにいた。カオルさんはTVや雑誌では気取りっ子しているが、生では素というかかなりおまぬけな顔を見せてくれた。それがまた可愛い!俺一生あんたについていくよ。たとえ嫁がいようが、この先子供ができようがついていくさ。あぁついていくとも。次回は来年2月28日のアカペラ港!今度はそんなにいい席とれないかもしれないけど会えるだけで幸せなのだ。楽しみだなー。