チョビ びちょびちょの巻

こんにちわー
こんばんわー
みけやんす〜
最近さっむーいでんな〜
真っ白いもんが降って
チビねえのともあたしが
いた頃と変わらずどっさりと
『初雪』というもんが
ふったそうな〜
今年はあたたかったから
そんな風なことは
とつぜんやったんやって〜。

そうやーチョビはこの『初雪』の日に
一回また脱走したんや〜
相変らずのちょろちょろやねん
そんでなーその白いもんが
チビ猫ちょびは生まれて初めて
引越しをして始めてやったそうな。

それはそれは朝からまどを眺めて
『あれーあれーーーなんでしゅかーー
ドキドキわくわくでしゅね〜
なんでしゅかー』と騒いでたらしいけど
チビねえもおかんも『寒いからでないのよ』
それだけいってほっておいたそうな・・・

それがとってもチョビは気になりはって
ついにオカンのそのお仕事の出る時間を
みはからい?(わからんけど)
さーーーーーーーーーーーーーーーと
オカンの足元からドアをダーと走って
飛び出たそうな・・。

しかしなーなーーーーーーーんにもしらん子猫ちょびや
出た瞬間『寒いでしゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
まあそんな感じや

朝からおさがわせチビ猫ちょびは
どうやらカチン?と固まっていたそうな。

そんなちょびを心配するチビねえは
朝早くから・・吹雪いてる雪の周りを
防寒着を着て捜したんやー
風が吹くと吹雪はめっちゃさむいんや!。
あたしも経験済みやけど、そらもー少々じゃないで!
『ぶぅうううううううぅうううぶぅううう』
ってな〜こわいくらいの音や。
それでなー
どこに行ったかとチビねえは探しに出たんや
そしたら
昔牛って言う物を飼っていたところがあってな
今はおらへんのやけど、その中の扉になる壊れた
隙間からチョビはでたそうや・・

この家で言う裏の池と言うところで夏はお玉じゃくし
二・・・・蛇までいてるって言う、経験ないと
こわいところやねん・・・・・。

そんでおらへんなーっておもいつつ
チビねえは裏の池がみえるお風呂場
別名足あらいけの計が行われるところの窓を開けて
みるとチョビはかたまっていたらしい・・。

でもでも・・・チョビは『雪』と言うものを
知らず積もっていた、こんもりしたその雪の
吹き溜まりに 『たあ〜』とだいぶしたとな

そして『ギャーーーーーーーーーーーにゅあ〜〜』
ゴロンと吹き溜まりから落ちてしまい
その後ご丁寧にその吹き溜まりをつかまえたためや、
二度も転んで落ちたそうな。
たいしたことはないんないんやけどな。
石もあったわけじゃなし・・。

そしてチョビは叫んだそうな
『つめたいでしゅーーーーーーーーーーー
もういやでしゅーーーーーーー」と泣いて

陰に隠れようとしたとき 風でその上に積もっていた
吹き溜まりの茶の木の雪が落ちてきて
『ギャーダメでしゅー』と言う前にその雪をどっさり
この子猫は頭から被ったそうな。

チョビ『イヤでしゅーつつつつ冷たいでしゅー
たすけてくださ・・・・・・・・・・・・・・・黙」

とたんに黙ったそうな。

そしてそして陰に隠れて
右も左も動かなくなったんや。

チビねえはいったそうな
「チョビ雪の中で止まったら死ぬよ」との声にも
はんのうせず「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
とのがくがく?少々震えていたらしいでありんす。

チビねえは、長靴を履き家の裏を周り
挙動不審になったチビ猫チョビを取り押さえ?
「雪は冷たいの、こんなもがりぶえの風邪のときに出たら
死ぬよ」

そういい『まだお散歩するんでしゅよー
はなしてくだしゃいぃぃぃ〜』となくのを

むししてしっかり雪でぬれた?チビ猫チョビを
お風呂の場所で暖かいお湯で足をあらわれ
冷たくなった毛を湯で吹いて見事にぬれた
チョビは濡れ美人になったそうな・・苦笑・・

それはもう暴れたらしいけど、まあ寒くて
どうにもならんやったらほごするしかないなーと
おもうわ。

まあ初雪のできごとやったですが
その後も脱走したらしく・・
その時はしっぽから頭まで綺麗に湯で現れ
びちょびちょになってしまったそうやねん〜
床のしたとかにいくと
ゆかのしたのにおいがするんやー
それもあってな・・みごとにカビを洗われて
洗礼?をうけたそうな・・・
でもまだまだあちこち行きたいらしいけど
当分晴れた日しかでれんとおもわ・・。

『初雪』のときのような日は
風が怖くて部屋で『・・・・・・でちゅねー・・」
とストーブのまえにいるそうな・・。

まだお話はあるけど
またな・・

それでは〜

おしまいです〜



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