劇場版とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険


公開開始日:12月15日
上映場所:全国東宝系劇場・映画館
上映時間:50分

〈主なあらすじ〉
 ロコちゃんの誕生日、自分の気持ちを解かってもらえず、パーティーに誘われなかったハム太郎が地下ハウスにて「やけ食い」ならぬ「やけほじり」をしていると(しかもみんな一緒にほじっている)、夢の国・ハムハムランドへの入り口を見つけちゃった、というところから話が本格的にスタート(その前の場面でリボンちゃんがハムハムランドについての絵本を読んでいた)。夢のような世界の中で一人だけローテンションまっしぐらのハム太郎を励ますため、ハムちゃんずはハムハムランドのどこかにあると言う、魔法のひまわりの種(←ひまわりの種というのがなんともいえない)を探すことを提案します。食べると人間と話が出来ると言う魔法のひまわりの種、ハム太郎は「ロコちゃんとお話がしたい!」と言う一心でそれを探します。しかし、彼らの前には魔法のひまわりの種を狙うタネコレクター・魔王ハムが立ちはだかる……。

 と言うのが大まかなあらすじ(本当に大ざっぱやな……)

〈感想〉
 長い……。
 長いだけあって、製作者が出したいところは出し切れたのではないでしょうか。ハム太郎のせつなさ、一途さ、ジェラシー(笑)なんかが、ひしひしと伝わってきました。まさに「せつなさ、さくれつ」(笑)。
 全体的な感想はこれくらいで済まして、あとはいつもどおり部分部分の感想を。「やけほじりなのだ」とハム太郎が穴を掘っているシーンでは、「いくらなんでもそんなになることはないだろ」と思いながら見ていました。しかもなんだか他のみんなまで巻き込んでいるし……。……とりあえず、次は映画オリジナルキャラの感想でも。まずは魔王ハム。声優が堀内賢雄(美形キャラの声や洋画の吹き替えで活躍している)だったから見る前は不安になったけど、お茶目でかなり良い味を出していたので一安心。一瞬、いつもの堀内さんに戻った瞬間もあったけどね……(苦笑)。ミニハムず。……はオリジナルを良く知らないから評価できません(泣)。妖精ハムは「ミサトさんってこんなに大人びていたっけ」とか「この声はオカメ姫そのものだ(月○う○ぎともとれる)」とか思いながら観ていました(注:妖精ハムの声は三石琴乃。後になって思ってみたのだが、大人バージョンの声イメージは「ノワール」のミレイユさんとか「ガンダムSEED」のマリュー艦長に近いかも)。でも妖精ハムがやたらとリアルバージョンになっていたのはマイナスポイントです。やはりこういうのはラスト付近、ここぞ!というときに限定した方がいい気が……。妖精ハムと魔王ハムの因果関係も割とべただったし……。
 それとハムハム大学のシーン。算数の時間に掛け算の話をしている場面で、みんなが「ハムハム(=8×6)はハム!!」と大合唱している場面で「……8×6=48だぞと言う無粋な突っ込みは止そう……」と思っていた矢先、のっぽくんがしっかり突っ込みやがった……。ヲイ。(ちなみにハムハム大学のシーンは他にも突っ込みどころ満載)
 ちなみにまいどくんのギャグは、「最初っから魔法の種なんて、ガセタネわったんちゃいまっか〜」。……しかし完全無視(苦笑)。他にも、まいどくん自身はハム太郎を励まそうとするシーンで演歌を歌い、「やりすぎだ!」とみんなに止められていました。
 ……しかし、ハムちゃんずのみんながハム太郎の紹介をしている場面で、ねてるくんの「すかすかぴ〜」の一言だけであそこまで(ちょっと意地っ張りなところがある、ということ)分かるものですかねぇ……(爆)。

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