木曽路ぶらり旅

9月30日の夜は、長野自動車道を梓川SAまで走って、車中泊することにした。
夜は、気温8度まで下がったけれども、車の中は適温で、同宿の車もかなりあった。
翌10月1日も好天にめぐまれ、美しい朝焼け雲を見ることが出来た。
平素は典型的な夜型の人間も、この日ばかりは、早起きのトクを味わうことになった。

梓川SAの夜明け。

時計は5時45分をさしている。

ほどほどの時間に ここを出発し、塩尻北ICで長野道を降りて木曽路に向かう。
木曽路がすべて山の中であったのは昔のこと。今は、国道19号線がよく整備されていて
走りやすい。

坂道を少し降った所に 関所が昔のままに復元され、考古館にもなっている。

すぐ向こうがJRの駅である。

贄川宿の標識を見て、旧道に入る。

更に、車を走らせると、奈良井宿がある。

ここ 駅前から 昔の宿場の面影を残した
家並みがしばらく続くが、人影はまばらで
あった。

このあと、いくつかの宿場の標識は、見て
見ぬふりをして、いよいよ妻籠宿に入る。
駐車場の向こうの 少し高まったところの
家並みの中に旧中山道はある。

左手の大きい建物が本陣であり、
脇本陣とともに、妻籠宿の中核を
なしている様である。

本陣の内部は、さすがに重厚な造りに
なっている。

妻籠は町並保存に全国で最初に
取り組んだところだけあって、
活気があった。

地方の特産品を並べた店も多く、店先は、好奇心の塊が大勢覗きこんでいた。

我が家でも、木曽桧の小物をいくつか買
い込んで、小さな愛車フィットのなか中、
木曽の香を漂わせながら帰途に着いた。
帰宅したのは2日の午前1時だった。

因みに、今回の日程 4泊5日, 全行程 1660kmでした。

おわり