槙柏(しんぱく);<深山柏槇(みやまびゃくしん)>
- ひのき科の常緑潅木。
深山柏槙;いぶきの変種で、北海道の海岸および、各地の高山や深山の崖や砂礫地に生える。幹は地表を這うか崖から垂れ、高さ50cmほど。葉には鱗状葉と針状葉の二型がある。
4-5月頃小枝の先に小花をつけ、球果は青黒く熟す。これの古木を槙柏と称し、盆栽として珍重する。
和名の伊吹(いぶき)の変種を深山柏槇(みやまびゃくしん)その古木を槇柏(しんぱく)伊吹の漢名を柏槇(びゃくしん)と言う
- 尾道市東土堂町「光明寺のシンパク」市指定天然記念物、樹高16m、幹周340cm、根周り310cm、樹齢500歳。
20021004写真
光明寺:浄土宗、834-848の開基、浪分観音(国重文)と金銅聖観音(国重美)を所蔵、第12代横綱陣幕久五郎の墓がある。
1500年前:
- 430年 大和時代:仁徳天皇陵が出来る(大阪府堺市)。
- 538年 大和時代:百済から仏教が伝わる。
尾道市以外;
- 香川県小豆郡土庄町「宝生院のしんぱく」幹周2130cm(北向730cm西側620cm南向780cm)、根回り周囲1660cm、樹齢1500歳、国特別天然記念物、雄株。
20051012写真1
20051012写真2
宝生院:小豆島88寺の54番所。土庄港から東へ1.5km、世界一狭い土渕海峡(ギネス認定9.93m)を渡り
北西へ1.5km、皇踏山(393m)の南にめんする麓の境内にどんと座っている。300m南東を伝法川が土渕海峡に流れ込んでいる。
応神天皇が小豆島遊幸のときお手植えになられたとの伝説がある。
20051012土渕海峡
・・・・ 20030520