栴檀(せんだん);<棟・おうち・あらのき・あみのき>

せんだん科の落葉喬木。
樹皮は縦に裂ける。葉は2回または3回羽状複葉で長さ50-80cm。各小葉は卵形または卵状楕円形で先がとがり、縁に鈍鋸歯がある。5-6月頃梢の葉腋に大型の複集散花序をつけ、 淡紫色の小さな五弁花が群がって咲く。果実は長楕円形で5個の縦溝があり黄色に熟す。樹皮は条虫の駆除薬に、果実はひび、あかぎれの薬として用いる。材は建築・家具材になる。 香木の栴檀とは別。

尾道市以外;
  1. 香川県仲多度郡琴平町「琴平町の大センダン」国指定天然記念物、樹高13.0m、幹周685cm、枝張り:東西22.3m・南北16.9m・樹齢300歳。 20020908写真1 20031225写真2
    JR琴平駅より高知側、今橋の近く観光バス乗車場内。近くには、古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている海の神様 「金刀比羅宮」があり、 参道の長い石段は有名で、本宮まで785段、奥社までの合計は1368段にも及びます。 広い境内には「旭社」など由緒ある御社や御堂が点在するほか、宝物館や書院などには第一級の美術品や文化財が陳列されています。 参道の両脇には土産物やうどんの店などが並び、周辺には、旧金毘羅大芝居(金丸座)や高灯籠など見どころも数多くある。
  2. 岡山県笠岡市「真鍋島のせんだん」 20040606写真
    真鍋島:「真鍋邸のほるとの木」を見よ。

・・・・ 20030520