山茶花(さざんか);<茶梅・ひめつばき・こつばき・さんざか>
- つばき科の常緑喬木
若枝や葉柄に細毛を密生。葉は互生し短柄を持ち厚く、長さ3-7cmの長楕円形で両端は尖り縁に細かい鋸歯がある。10-12月、枝先に径4-7cmの白色の五弁花を単生する。果実は刮ハで長さ約2cmの倒卵状球形。
材は細工物に使い、種子からは油をとって、食用油、髪油などに用いる。
園芸品種も多く、花色は白、淡紅、紅などで絞りや八重咲きもある
- 尾道市久山田「久山田のさざんか」市の保護樹木、樹高4m、樹齢約300年。
20030831写真
背景は久山田水源地、辺に尾道大学がある、ざんねんながら主木が枯れて枝二本が残っている。
- 尾道市瀬戸田町大字福田「瀬戸田の山茶花」県指定天然記念物、幹周(90+96+57=)243cm、樹齢300歳。
20060217写真
「瀬戸田の単葉松」を見よ。
- 日本一の樹高:14m「西運寺のサザンカ」大分県佐伯市弥生町大字井崎2533(修正20070619)
- 日本一の幹囲:243cm 「瀬戸田の山茶花」尾道市瀬戸田町大字福田
- 日本一の樹齢:1000歳「中木のさざんか」群馬県安中市松井田町五料
1000年前:
- 1002年 平安時代 長保4年:宮中に仕えていた清少納言が「枕草子」を書いた。自分の見たこと、聞いたこと、感じたことを文章にしている。
- 1007年 平安時代 寛弘4年:紫式部という女性が「源氏物語」を書いた。光源氏という貴族の一生が、そのころの宮中生活を中心に、54巻もある物語の中に描かれている。
尾道市以外;
- 岡山県矢掛町横谷3663観照寺「」樹高10m、周囲134cm、樹齢300歳
20110220写真
・・・・ 20030520