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『「世界遺産劇場」とは、日本各地の世界遺産を舞台に劇場空間を設定し、伝統芸術をはじめ、時代を越えて創造的な舞台芸術活動を展開するわが国のトップアーティストらの協力のもと、その地域の風土にちなんだパフォーミング・アーツの上演を展開していく、世界遺産の認知とわが国の民間ユネスコ運動のさらなる普及と啓発を目的としたアートプロジェクト』だそうです。なおイベントの収益の一部は、社団法人日本ユネスコ協会連盟の行う「世界遺産活動支援」にあてられるとの事です。
今年の春、「今井美樹 20th anniversary concert “Milestone’」ツアーがあって、それから映画「象の背中」の出演。もう、今年はイベントがないと思っていた矢先、思いがけない姫路城のコンサートのお知らせでした。第6回、世界遺産劇場では美樹さんのコンサート前日に、森山直太朗くんが姫路城でコンサートをされてます。
姫路城は1993年にユネスコの世界遺産に登録され、400年間一度も戦火や戦渦をこうむることもなく美しい姿を残す由緒ある城郭で別名で「白鷺城」と付けられてます。
美樹さんですが、10月27日に公開された映画「象の背中」という末期ガンで余命半年と宣告され、延命治療もせず、残された時間でどのように生きるのか苦悩。これまで出会った人々と再会しようとする男48歳のサラリーマン。妻の「美和子」という大きな心で夫を支える女性を演じました。
このコンサートの後にリリースされる新曲「祈り」は、川江美奈子さんが「象の背中」を読んでイメージを膨らませて書いた曲だそうです。美樹さんは、姫路で新曲を披露されると公式サイトの日記に書かれました。美樹さんを投影して、あのたおやかな美和子さんの姿を見たい。そして、日本で一番美しい城と言われる姫路城をバックにしての歌声を聴きたいと思いました。
姫路城は、私の古いアルバムを開くと車で20年前に行っていて、その時は登閣して、また、三の丸跡、特別史跡姫路城という杭の前でにこやかに写真を撮ってました。姫路城は姫路駅から徒歩15分の距離にあります。今回は新幹線でしたが寄り道をしてしまったために入城できなかったことが非常に残念でなりません・・・・
その代わり(?)、16時頃から三の丸公園でリハーサルが始まりました。コンサート会場の周りにロープを張っただけで、その様子がよく見え、美樹さんの姿、チェックのズボン姿にフード付のコートを着てリハーサルをされてて、私の周りの人達、美樹さんのライブを観にきた人、犬を連れた、たぶんご近所の方かと思われますが、姫路城の観光でこられた人達も和やかな雰囲気で一緒に様子を眺めてました。
しばらくするとスタッフの方から、「皆さん!三の丸から出てください」と言われて三の丸(?)から締め出されます。夕闇がどんどん迫ってきて、街灯が一つ一つ灯り始め、本来ならこの季節少し寂しい気持ちになるのですが、表のお店の賑わいに心を奪われます。リハーサルの音が外まで聞こえ、それは17時30分頃まで続き、熱心にされてることや声が柔らかくてやっぱり美樹さんは歌がうまい!とか思いながら待ってました。そして、18時15分に開場となり、その頃には姫路城は美しくライトアップされてました。
野外会場は、やぐらを組んで高くステージとし、両サイドにスクリーンが設置。椅子は、パイプ椅子で少し高そうなパイプ椅子だな〜とか思ったりで〜(笑)また、この日は、後日テレビ配信されるということでカメラが入ってました。
01、空に近い週末
02、SATELLITE HOUR
定刻、遅れてスタートします。静かにメンバーが右側から定位置につき演奏。最後に美樹さんが登場します。美樹さんの衣装ですが、ライトと私の座席がステージから離れた位置だったため、よく判らなかった部分もあるのですが、黒のテーラードジャケットにインナーにプリントシャツ、黒のフレアーの三段切り替えになったスカートでした。そして、シルバーの長いネックレスをされてました。また、珍しく爪に真っ赤なマニュキアが。指輪は左手の小指と薬指に〜〜。。足元は何を履かれているのかはステージが高いのでよく判りませんでした。
オープニングには、前奏が長かった「空に近い週末」。まさしく週末のコンサートです。ゆっくりと空を感じてもらいたいための一曲だったのでしょうか?「SATELLITE
HOUR」は「♪〜コードレスのアンテナを伸ばし〜♪」の歌詞が時代を感じさせます。以前、友人とこの歌詞についてよく話してました。
03、Lluvia
3曲目「Lluvia」は、「flow into space」ツアーのオープニング曲で、私が、初めて美樹さんの姿と生歌声を聴いた想い出深い曲です。スピーカーから音が右、左と音が移動する「Lluvia」。この日のアレンジは、音が右、左と移動しませんでしたが「flow into space」ツアーの時とオーバーラップして懐かしかったですね。
04、20才のころ
05、年下の水夫
06、雨のあと
07、Blue Moon Blue
ステージ上では、時々スモークが炊かれてました。
アルバム「Milestone」からのナンバー、「20才のころ」「年下の水夫」「雨のあと」を披露。「雨のあと」では、ベースをウッドベースを使用されたと思います。「Blue
Moon Blue」は、きっと夜の野外ではこの曲をされるのではないかと思ってたので、嬉しく歌声に身をゆだねて、少し空を見上げてました。当然ながらステージには、ブルーのライトがあてられました。
08、PIECE OF MY WISH
ピアノ、武部聡志さんの伴奏だけの「PIECE OF MY WISH」。ピアノの音色がウットリするぐらい素敵でした〜♪私の席からステージがじゃまして姫路城が見えなく、時々スクリーンに姫路城が映し出されました。「PIECE
OF MY WISH」の曲の後、夜空にたくさんの白鷺が群れをなして飛んでいたのが感動的で〜!!
09、祈り(新曲披露)
新曲「祈り」の前のMCでは、公開された映画「象の背中」の話になりました。客席からは大きな声で「美和子さん!」「観たよ!」という掛け声が〜〜!美樹さんは、「美和子さんを体験したことで新しい曲が生まれました。美和子さんがこの曲を導いてくれたと思います」と・・・・・聴きたいと思っていた新曲「祈り」は美和子さんのイメージとリンクして、とても優しくて美しい曲でした。「♪〜とうとうと流れるこの水の中〜♪」曲もさることながら、歌詞の表現が見事と言いたくなりますね〜♪
10、The Days I Spent With You
11、微笑みのひと
10曲目、「The Days I Spent With You」は、手拍子が入り、ここから立ち上がる人がでてきました。ピアノ、ギターの演奏、間奏のアレンジがおもしかったです。
「ワン」「ツゥー」「スリー」「フォー」とカウントで始まった「微笑みのひと」では、ハプニングが・・・でも、この曲は大好きな曲です。美樹さん、素晴らしい歌声で聴かせてくれました。ここでまたコートを脱ぎ、立ち上がる人が増えます。私も(コートはしっかり着て)立ち上がりました〜(笑)
12、PRIDE
美樹さん、「この城の前で歌うのを楽しみにしてました」とラストは「PRIDE」です。夜空を見ながらのラストに、ふさわしい曲です!凛として大きく大きく手を差し伸べながら唄ってくれました。夜空には、星が瞬いてます。なんて素敵なシチュエーションでしょう・・・・演出でなく本当の星空です。夜の野外ライブならではのことでしょう〜「♪〜星に願いを月に祈りを 捧げるためだけに生きてきた〜♪」。唄い終わった後、美樹さん、メンバーは、大きくステージを移動しながら手を振りステージを退場されました。
<アンコール>
1、愛の詩
2、瞳がほほえむから
衣装替えは、ありませんでした。
美樹さんは、「素晴らしい機会を与えて下さったことに感謝してます。寒い時に足を運んで下さってありがとうございました」とお話を。次にメンバー紹介となりました。皆さん、黒の衣装でそろえられてました。「こうやって21年目も唄い続けて沢山のありがとうを言いたいです」と美樹さん!
「愛の詩」、星空の下で聴く「愛の詩」は格別のものがありました。「♪〜風やまない夜を越えて歩いてゆく〜♪」のサビの部分の高音が美しく伸びました。アンコールのラスト・・・・・「瞳がほほえむから」は優しくすべてを包み込んでくれるように・・・・・・・
この曲が終わると観客の大きな拍手!拍手!指笛!またメンバー紹介となります。メンバー同士、ハイタッチをしながら前に出てきて一同手を繋いで一礼をします。メンバー、一人づつ消えていき、残った美樹さんは左右に挨拶をし、定位置に戻ってしなやかに深くお辞儀を。そして笑顔で両手で投げキッスを送り、終了となりました。
コンサートが終演して、その時の観客送り出しの曲は、「flow into space」です。星の下、曲を聴きつつ余韻に浸りながら会場を後にしました。。姫路城の美しさは忘れません。姫路城をバックにした美樹さんの伸びやかな歌声と美しい笑顔。20年ぶりに映画を経験して一段と表現力が豊かになった感じの美樹さんでした。選曲は、今回お城の前で唄うため、あうような曲が選ばれたと思います。
ライブの前日、公式サイトの美樹さんの日記で急遽、「底冷えがかなり厳しいので、くれぐれも防寒を宜しくお願いします」とあり、それを見て防寒をして行ったのですが、お昼は暖かくて秋の行楽日和といった感じだったのに、日が暮れると「こんなに寒いの〜!」と言うぐらいグッと気温が下がりました。寒暖の差が激しくて、美樹さんが、注意して下さって本当に助かりました。
後日、7日のYAHOO!「ライブトーク」の番組の中で、美樹さんは姫路城のライブのお話をされました。『白鷺は本当は夜に飛ばないとのこと、仕掛けたわけじゃないのに「ワー」と飛んだことや流れ星も流れたこと』をおっしゃってました。野外ライブならではの不思議で幻想的な現象ですね・・・・・人の気が夜空に通じたのでしょうか・・・・?普段、大人になってからは(大人になってずいぶん経ってますが〜(笑))夜空を見上げることは少なくなりました。しかし、この日は、空をジッと見上げた日でもありました。
世界遺産劇場、また特別な場所で観賞できることを期待し、姫路城がいつまでもその姿を保ち後世に残ることを祈ってます。帰りは心はとても清々しく温かい気持ちでした。時代を越えた空間、晩秋の一夜をありがとうございました。
簡単ですが、読んで下さってありがとうございました。
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