広島湾の南西に位置する宮島は古くから神の住む島として親しまれています。島影は観音菩薩の寝姿に例えられ、島の東部は太古の昔から人の手が付けられず今も原生林が茂り、貴重な研究材料でもあり。右側面は、あまのじゃくで有名な弁天島があります。去年の不審火で木々が焼け無残な姿になったままです。いまだ新しい息吹が感じられず。原因は、定かではないけれども、可愛い綺麗な島だけに残念です。
比較的温暖で、波静かな瀬戸内海も、時として自然の力を現します。海上は刻々とその姿を変えていく。左手の島は大奈沙美島。このあたりは、漁場でもあり、釣り船もたくさん出ますが、近年はめっきり魚がいなくなっています。やはり乱獲と汚染が祟っているようです。去年はこのあたりまで赤潮が発生しましたが、今はとても綺麗です。
宮島を後にして
波間に輝く太陽の日は、日常生活を一瞬忘れ去る程綺麗な景色を生み出します。グランドバンクスは、排水型船舶の強みで、波に対して柔らかく揺れも少ない。快適なクルージングを楽しめます。
瀬戸内海をクルーズする上で、最も感動するのはやはり夕日でしょう。この頃になるとあちらこちらから漁を終えた釣り船が、一斉に母港に帰って行きます。
昔、海水浴場のあったがんねの沖、まないた石。釣り客の姿が夕日に浮かぶ。
広島市の西飛行場に隣接された、観音マリーナは市と企業の第三セクターで運営され、西日本最大の規模を持つマリーナです。ビジターバースも完備されてます。
阿多田島に沈む夕日