山彦丸Yamabiko maru

山彦丸(山下汽船:6795総トン)

 山下汽船が昭和10年代に入って新造した6隻の大型貨物船の一つ。建造所の浦賀船渠の特徴が色濃く出ている。戦時中は海軍特設工作艦となり、最前線での応急修理に絶大な貢献を果たした。44年1月10日、内地へ引き揚げる途中に小笠原近海で米潜スティールヘッドの雷撃を受け、僚船「山国丸」の曳航もむなしく13日に沈没した。

Yamabiko maru (Yamashita Kisen, 6795grt) IJN Aux. Repair ship
Completed in Dec 1937.
Torpedoed by USS Steelhead (SS-280) on 10 Jan 44 off Ogasawara Islands and finally lost three days after..

<作例について>
 太平洋戦争開始当時の設定。基本図面は写真と類似船から起こし、装備は文献と写真をある程度反映させております。重要性の高い船なので、できればもう少し詳細まで装備を再現したいところ。

Model: Yamabiko maru at the start of Pacific war.. Loa=202.5mm.



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