戦時標準2E型Wartime Standard Type2E

戦時計画による簡易型近海用小型貨物船で、専用造船所4か所を新設するなど徹底的な量産システムを導入し500隻以上が建造された。性能不良や故障頻発で現場の評価は散々だったが、一部は油槽船タイプに改造されて南方へ進出するなど幅広く運用された。後期建造船は機関出力を向上し漸次3E型に移行。


<作例について>
 写真上から2E標準仕様(レシプロ)、同川南深堀簡易仕様(焼玉)、2ET型(ディーゼル)。小さくて単純な形のため、かなり簡単に自作できるはず。

Model: various derivatives of Wartime Standard 2E. Loa=92mm.



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