対馬丸Tsushima maru

対馬丸(日本郵船:6754総トン)

 大正初期に日本郵船が貨物船陣の刷新を図るため、プロトタイプとして英国に発注した船。太平洋戦争当時は二線級の旧式船だったが、開戦当初から陸軍軍隊輸送船として行動。任務の合間に行われた沖縄からの学童疎開輸送中、米潜バウフィンの雷撃を受け沈没し、戦時輸送船史でも屈指の惨事となった。

Tsushima maru(NYK,6754grt)  IJA Military Transport
Completed in Dec 1914.
Torpedoed on 22 Aug 44 in Ryukyu islands by USS Bowfin(SS-287) while engaging child evacuation.

<作例について>
 作例は国産された準姉妹船の図面から製作していますが、ほとんど違いはないようです。武装と配置は現存資料によるもので、当時の典型的な軍隊輸送船の装備です。

Model: Tsushima maru at her lost. Loa=202mm.



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