第三図南丸Tonan maru No.3

第三図南丸(日本水産:19209総トン)

 昭和10年代に入って相次いで国産された捕鯨母船の1隻。太平洋戦争では海軍の多目的輸送船として用いられたが、大型のため狙われやすく、43年7月には1度に魚雷10本以上を受け、ほとんどが不発弾だったため窮地を脱したこともある。44年2月17日のトラック大空襲で撃沈されたが、戦後引き揚げられ「図南丸」として復活した。

Tonan maru No.3 (Nippon suisan, 19209grt)  IJN Aux. Transport
Completed in Sept 1938.
Damaged on 17 Feb 44 in Truk Atoll and later sunk, salvaged in 51 before recomissioned as Tonan maru.

<作例について>
 作例は準姉妹船の図面から所要の修正を行って製作。他の4隻とは基本寸法が同じで、それぞれに外見上の識別点があります。

Model: Tonan maru No.3 in about 1942. Loa=241mm.



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