戸畑丸Tobata maru

戸畑丸(日本郵船:7243総トン)

 数少ない戦時中竣工した第三次戦時標準船のひとつ。タンカー形態の3AT型として着工されたが、南方航路の閉鎖に伴い一般貨物船に設計変更され45年6月にいちおう竣工したが、備品不足で身動きの取れないまま終戦を迎える。

Tobata maru (NYK,7243grt) Wartime Standard Type3AT/re-converted freighter
Completed in June 1945.
Still alive at the end of war.

<作例について>
 「日本郵船戦時戦史」の写真はほとんどあてにならず、姉妹船「大楓丸」を軸として製作しました。船体の基本設計は2Aと同じですが、船内が区画変更されているため上部構造物は別物です。

Model: Encho maru at the end of war. Loa=195.5mm.



模型リストへ