辰春丸Tatsuharu maru

辰春丸(辰馬汽船:6345総トン)

辰馬汽船の新造貨物船「辰和丸」型4隻の最終船。台湾航路の汎用貨物船として計画されており、荷役設備の配置を鋼材などの運搬にも対応させる一方でバナナ専用の冷蔵庫を持つなど、特徴の多い船だった。太平洋戦争では特設敷設艦として海軍に徴用され、42年8月以降は運送船に転籍。終戦2日後に触雷沈没したものの、間もなく浮揚修理に成功している。

Tatsumaru maru (Tatsuuma Kisen, 6345grt) IJN Auxiliary Mine Layer
Completed in Apr 1939.
Mined just after the end of war, later salvaged.

<作例について>
 特設敷設艦状態を再現。戦時中の写真(本船か「辰宮丸」かは不明)から第1デリックポストが撤去されていたことがわかります。特設運送船当時は再装備されていました。

Model: Tatsuharu maru in 1942. Loa=189mm.



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