玉津丸Tamatsu maru

玉津丸(大阪商船:9589総トン)

 「摩耶山丸」と同じ三井玉で建造された甲型舟艇母船。竣工時期が遅くもっぱら輸送任務に従事したが、ヒ71船団に加入中の44年8月19日ルソン島沖で米潜スペードフィッシュの雷撃を受け沈没。乗員・乗船者4820名中4755名が戦死し、陸兵輸送中の遭難では最大級の惨事となった。

Tamatsu Maru(OSK,9589grt) IJA Landing Craft Transport
Completed in Jan 44.
Torpedoed on 19 Aug 44 off Luzon Island by USS Spadefish(SS-411), while participating convoy Hi71.

<作例について>
 「戦前船舶」に掲載された図面(画像引用)に基づき製作したもの。高射砲の配置のほか、煙突外筒が中段までカットされてディーゼル排気筒が露出しているのが特徴のようです。

Model: Tamatsu maru at her lost. Loa=214mm.



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