高島丸Takashima maru

高島丸(日本郵船:5633総トン)

 戦時中建造された砕氷型貨客船で、日本の商業用砕氷船としては史上最大。建造には軍の意向が強く反映されており、大阪商船「白陽丸」も船体設計は同じだった。竣工後陸軍が徴用し、北洋方面の重要な輸送兵力として活躍したが、44年6月13日幌筵西方で米潜バーブの雷撃を受け沈没した。

Takashima maru (NYK, 5633grt) IJA Military Transport
Completed in July 1942.
Torpedoed on 13 June 44 in Okhotsuk Sea by USS Barb (SS-220).

<作例について>
 戦時中の姿を再現。現存する複数の写真から割り出した図面で製作しています。

Model: Takashima maru at her lost. Loa=172mm.