高砂丸Takasago maru

高砂丸(大阪商船:9315総トン)

 戦前は国内航路だった台湾線で最後に就航した貨客船。海外から仕入れた中古が多かった同航路ではひときわ異彩を放つモダンな船容で人気を集めた。戦時中は海軍病院船として行動し、無事終戦を迎えたあとも引揚輸送などで活躍したが、再利用されないまま1956年解体された。

Takasago maru (OSK, 9315grt) IJN Aux. Hospital Ship.
Completed in Apr 1937.
Survived the Pacific War, and scrapped in 1956.

<作例について>
 戦時中の病院船状態を再現。白塗装のため本来の優雅なスタイルがあまり損なわれていないのが、せめてもの救いでしょうか。戦時中を通じ大きな変化はなかったようです。

Model: Takasago maru in WW2. Loa=214.5mm. 



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