太明丸Taimei maru

太明丸(日本郵船:2883総トン)

 日本郵船が建造した鋼材運搬船で、姉妹船「陽明丸」が通常の棒マスト2本だったのに対し門柱型ポスト4組を備えたのが特徴。戦時中は陸軍輸送船として使われ、その積載能力を生かして舟艇運搬船として活躍したが、43年3月3日、第二次ラエ増援輸送作戦で連合軍機の空襲を受け沈没。
Taimei maru (NYK, 2883grt) IJA Transport
Completed in July 1936.
Sunk in Bismarck straight by RAAF and US Aircrafts on 3 Mar 43

<作例について>
 図面は写真から起こしたものですが、沈没直前に連合軍側が撮影した鮮明な写真が残っており、舟艇の搭載要領、武装、迷彩塗装など最終時の状態をかなり正確に再現しています。

Model: Taimei maru at her lost. Loa=148mm.