讃岐丸Sanuki maru
讃岐丸(日本郵船:9246総トン)
日本郵船S型貨物船のひとつ。太平洋戦争開戦時から海軍特設水上機母艦として南方侵攻作戦に参加、42年12月付で特設運送船となる。S型では最後まで健在だったが、45年1月28日、ヒ91船団加入中黄海で米潜「スペードフィッシュ」の雷撃を受け沈没。
Sanuki maru (NYK,9246grt) IJN Auxiliary Seaplane tender.
Completed in May 1939.
Torpedoed on 28 Jan 1945 in Yellow Sea by USS Spadefish (SS-411).
<作例について>
大平洋戦争前期の特設水上機母艦状態を再現。具体的な形状を示す資料はないので、基本的には「相良丸」を参考としています。改装時期は「相良丸」と同じですが、工事は舞鶴工廠だったので多少簡略化していると推定し、船橋構造物を商船状態のままとしておきました。フジミのキットはほぼこれに近い状態のようです。
Model: Sanuki maru in 1942.. Loa=218.5mm.