崎戸丸Sakito maru

崎戸丸(日本郵船:9245総トン)

 日本郵船が世界一周航路用として建造したS型貨物船の1番船。戦時中は陸軍輸送船としてソロモンからアリューシャンまで各地を転戦したが、44年2月29日に本土南方沖で米潜トラウトの雷撃を受け翌日沈没した。なお同潜も護衛の駆逐艦に撃沈されている。
Sakito maru (NYK,9245grt) IJA Military Transport
Completed in Jan 1939.
Torpedoed on 29 Feb 44 south of homeland by USS Trout (SS-202) and sunk on the following day.

<作例について>
 作例はガダルカナル第一次強行輸送時の状態で製作。本船は時期による武装の変化が比較的よくわかっており、開戦時は高射砲2門、アリューシャン作戦時(写真:戦前船舶24号)は6門、最終時は2門だったようです。ちなみに、この作例はMG誌に「笹子丸」として掲載されたものを転用改造したもので、本HPに掲載の同船模型は新作。

Model: Sakito maru in the Guadalcanal canpaign.. Loa=218.5mm. 



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