さばん丸Saban maru
さばん丸(三菱汽船:10241総トン)
三菱横浜製2TL型1番船。不調で陸揚げされた海軍潜水母艦のディーゼルを搭載したため満足な行動ができず、南方進出の機会を失ったまま45年7月24日の呉周辺地区大空襲で擱座。戦後乾汽船が買い取って浮揚再生し、1961年まで活躍した。
Saban maru (Mitsubishi Kisen, 10241grt) Civilian tanker.
Completed in Sept 1944.
Sunk on 24 July 45 near Etajima by US carrier aircrafts, salvaged post-war.
<作例について>
本船公式図面と米軍機の撮影写真に基づき、45年7月の擱座時を再現。中止された最後のヒ号船団への参加を指定された際に多数の機銃を搭載しており、記録の数を推定で配置。他の作例と異なり軽荷状態としています。
Model: Saban maru in July 45. Loa=225mm.