良洋丸Ryoyo maru

良洋丸(東洋汽船:5974総トン)

 客船事業から撤退した東洋汽船が、貨物船会社として最初に建造した「総洋丸」型の2番船。初期のディーゼル船だがデザインに各種の趣向を凝らし、他社への庸船で成功をおさめた。太平洋戦争では陸軍輸送船としてマレー上陸作戦以後前線任務に従事し、その行動範囲は作戦域全体に及んだが、1944年3月4日松輪島で兵員輸送中座礁、その後の敵の攻撃で大破したまま当地で終戦を迎える。

Ryoyo maru(Toyo Kisen, 5974grt) IJA Military Transport
Completed in Jan 1931.
Ran aground on 4 March 1944 in Matsuwa Island, Kuril Islands and destroyed by bomb and torpedo.

<作例について>
 1942年当時の状態を再現。武装は推定です。

Model: Ryoyo maru in 1942. Loa=188mm.



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