にぎつ丸Nigitsu maru
にぎつ丸(日本海運、9547総トン)
陸軍が独自に整備した一連の上陸用舟艇母船のうち、飛行甲板の設置を考慮した丙型として「あきつ丸」とともに計画されたもの。しかし本船は飛行甲板を設けず、通常の商船形態で竣工した。44年2月12日、パラオ〜本土間で米潜ヘイクの雷撃を受け沈没。
Nigitsu maru(Nihon Kaiun,9547grt) IJA Landing Craft Transport
Completed in Mar 1943.
Torpedoed on 12 Feb 44 off Ryukyu Islands by USS Hake(SS-256).
<作例について>
上田毅八郎氏の記憶をもとに、「戦前船舶」に掲載された「あきつ丸」の図面から推定図面を起こし製作。独特の船橋前面形状が強いインパクトを与えます。イラストは管理人作。
Model: Nigitsu maru based on the assumption(any official material which shows her exact shape is not known). Loa=218mm.