めきしこ丸Mexico maru

めきしこ(大阪商船:5785総トン)

 大阪商船初の遠洋航路となったタコマ線に充当するため建造された、貨客船「たこま丸」型の1隻。太平洋戦争当時は旧式化していたが、陸軍輸送船に要求されるスペックに適応しており、他の姉妹船の多くとともに徴用された。44年8月29日、スル海で兵站輸送中米潜ジャックの雷撃を受け沈没。

Mexico maru (OSK,5785grt) IJA Military Transport
Completed in Oct 1910.
Sunk on 29 Aug 44 in Sulu Sea by USS Jack (SS-259).

<作例について>
 「ありぞな丸」とのセット作例として製作。状態は最終時で、4000名あまりもの乗船者があったとの資料に基づき船上仮設物を多めに搭載しています。

Model: Mexico maru at her lost. Loa=181mm.



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