旭山丸Kyokuzan maru

旭山丸(宮地汽船:6493総トン)

 川南工業が建造したA型規格の大型貨物船で、実質的には本船が戦時標準1A型の1番船と考えられる。44年10月2日、フィリピンのカルトン港で米軍機の攻撃を受け沈没。船骸は現在ダイビングスポットとして有名。

Kyokuzan maru (Miyaji Kisen, 6493grt) IJA transport
Completed in Apr 1943.
Sunk on 2 Oct 44 in Philippine Islands by US Aircraft.

<作例について>
 元乗組員の証言などを元に「旭山丸」最終時を再現。従来1A型とされていた「山宮丸」の図面は、缶数を減らした中間2A型規格と推測しています。このグループは新造時の公式写真が現存しないとされており、模型といえども重要な史料になるのでは。

Model: Kyokuzan maru at her lost. Loa=194mm.



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