球磨川丸Kumagawa maru

球磨川丸(東洋海運:7510総トン)

 東洋汽船「日洋丸」が東洋海運への現物出資にともない改名。船自体は「高栄丸」の船楼甲板を1枚継ぎ足して内部容積を増したもの。海軍特設運送船となり、太平洋戦争開始以来各地で上陸作戦に参加、のち改修され43年から給油艦として行動したが、45年1月12日、聖雀泊地で米空母機の攻撃を受け沈没。

Kumagawa maru(Toyo Kaiun,7510grt: former Nichiyo maru,Toyo Kisen) IJN Aux.Transport(oil)
Completed on Mar 1934.
Sunk on 12 Jan 45 at St.Jacques by US Carrier Aircrafts.

<作例について>
 写真だけで図面を起こして作った作例。あとで船体同一の「高栄丸」クラスの図面を入手し、そう大きな違いがなくて安心した次第。本船最期の様子を示した写真はきわめて有名なので、どなたでも作例を上回る模型を制作できるでしょう。

Model: Kumagawa maru with final alteration, converted oil tanker. Loa=198mm.



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