衣笠丸Kinugasa maru

衣笠丸(国際汽船:8407総トン)

 国際汽船「香久丸」クラスの1隻。「金剛丸」クラスと船体は同じで、経済性の向上を狙って若干性能を引き下げたのが特徴。日中戦争では特設水上機母艦として行動したが、太平洋戦争時は運送船だった。44年10月7日、南シナ海で米潜ホークビル、ベイヤの雷撃を受け沈没。

Kinugasa maru (Kokusai Kisen later OSK,8407grt) IJN Aux. Transport
Completed in Feb 1937.
Torpedoed on 17 Feb 44 in South China Sea by USS Hawkbill (SS-366) and Baya (SS-318).

<作例について>
 これも船体を含めフルスクラッチで製作。日中戦争当時の姿が有名ですが、作例は42年6月のミッドウェイ海戦当時としており、備砲は後部のみで、陸軍の高射機関砲部隊が乗船しています。

Model: Kinugasa maru in June 1942. Loa=207mm.



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