金城山丸Kinjosan maru

金城山丸(三井船舶:8684総トン)

 三井物産が大陸航路用に建造した小型貨物船。スウェーデン製排気タービンと国産初のハウデン・ジョンソン缶を搭載した。太平洋戦争時の特設巡洋艦としては最も早く艦籍に入り、本土近海の機雷原設定作業に従事していたが、開戦後新設された第二海上護衛隊に転属となって最初の出撃で米潜「グリーンリング」の雷撃を受け、トラック北方で沈没。

Kinjosan maru(Mitsui Senpaku, 3262grt) IJN Auxiliary Cruiser.
Completed in Sept 1939.
Sunk on 4 May 1942 off Truk by USS Greenling (SS-213).

<作例について>
 特設巡洋艦状態を再現。機雷400個の搭載設備があったとされており、敷設軌条が前甲板まで続いていたとすると備砲の配置が苦しくなってしまいます。

Model: Kinjosan maru at her lost. Loa=152.5mm.



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