香久丸Kagu maru

香久丸(国際汽船:6804総トン)

 国際汽船のニューヨークライナーで1936年6月竣工したが、約1年後の37年8月には日中戦争開始に伴い海軍が徴用、特設水上機母艦として活躍した。39年4月解庸、太平洋戦争では特設運送船として行動した。44年11月4日、2等輸送艦部隊を率いて高雄からマニラへ向かう途中、米潜「レイ」「ブリーム」「ギタロ」の雷撃を受け沈没。

Kagu Maru (Kokusai Kisen, 6804grt) IJN Auxiliary Seaplane tender in Chino-Japanese war.
Completed in June 1936.
Sunk on 4 Nov 44 by US submarines near Lingayen.

<作例について>
 特設水上機母艦として行動した1937年当時の状態。九五式・九四式水偵を搭載した、特水母が最も活躍した時代の再現です。

Model: Kagu maru in 1937. Loa=207mm.



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