日向丸Hyuga maru

日向丸(日産汽船:9587総トン)

 日立因島で建造された2隻目の舟艇母船。戦時標準M型規格となって各所に簡易化が施されたが、影響は限定的。次に建造された「摂津丸」とは煙突の数が異なる。1944年11月に竣工しぎりぎりフィリピン増援に間に合ったが、45年3月30日博多港外で触雷擱座。戦後引揚解体された。

Hyuga maru (Nissan Kisen, 9587grt) IJA Landing Craft Transport
Completed in Nov 1944.
Mined on 30 Mar 1945 near Hakata.

<作例について>
 「あきつ丸」と戦後の「摂津丸」の図面をもとに製作。「吉備津丸」と同様、船砲隊員の記述をもとにヒ85・マタ38船団参加時の装備状態としてありますが、格段に強力な対空火器が目を引きます。

Model: Hyuga maru in late 1944. Loa:217.5mm.



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