報国丸Hokoku maru
報国丸(大阪商船:10438総トン)
大阪商船がアフリカ航路用として建造した貨客船。建造史の上では「三池丸」クラスと表裏の関係といってよい。1940年6月竣工。太平洋戦争では「愛国丸」とともに、特設巡洋艦として当初から通商破壊任務に従事していたが、42年11月11日、ココス島沖で連合軍油槽船を攻撃中、護衛艦の反撃を受け被弾沈没。
Hokoku maru(OSK,10438grt) IJN Aux. Cruiser
Completed in June 1940.
Sunk on 11 Nov 42 off Cocos by HMIS Bengal while attacking Dutch tanker.
<作例について>
上作例は1942年11月の最終時を再現。高い完成度を誇るピットロードのインジェクションキットをディテールアップしたものです。「愛国丸」といわれていた迷彩ですが、実は本船との取り違えだったようです。下は特設巡洋艦状態のキットを新造時に改造したもの。飛行作業甲板の撤去が主要工作ポイントとなります。
Model: Hokoku maru at her lost and on completion. Loa=230mm.